Airy*Mint

　ヨーグルトの水切り用に探していたザル付きのパックを、先日ひょんな場所で見つけました。
　年に一度くらいしか行かない遠くのモール内にある、ミーツと言う100均屋さんにたまたま寄ったら売っていたので、ヨーグルト用、もやし用、豆腐用、と3個購入。やー、やっと会えたね♪何軒も捜し歩いて、随分遠くまで来たもんだ。

　最近コレで、を止め、コレを、にライフスタイルを切り替えたせいで、一つモノを得るための労力が増えた気がします。コレで、で妥協しない事で、ソレが見つかるまであっちへフラフラこっちへウロウロ。それだけに見つけた時の喜びは一入です。

　探していた靴はほぼ条件に合う物を数日前にゲットしました。スリッパは今日、洋服を見に寄った店でついでに見つける事が出来ました。どちらも履き心地は上々で、長く探した甲斐があったと思える品。値段は想定外に安かったので嬉しさ↑です。

　目先の物に慌てて飛び付いて買い、結局何度も嫌な思いした教訓が、この年になってようやく活かされて来た、とか？欲しい物が無ければその時は買わない選択は、ある種の我慢ではあるけれど、ゆっくり探しながら段々に気に入った物に囲まれていくプロセスを味わうのもなかなか素敵♪と感じる余裕を楽しめる年になったのかもね。

　昨日の朝、食事の片付けもまだ終わらぬ時間にチャイムが鳴りました。ガスの検査のおじさん、9時前だよ？お宅訪問には早過ぎる時間だってば。
　こちらで日を変更指定した手前、あーとーでー、って事も出来んし。外回りを見てくれている間にゴミ出しに走り、戻ってにこやかにドアを開けてお入り頂き、食器洗いをしながらチェックを受けました。

　チェックったっておじさんが元栓を見たりガスレンジのつまみを捻ってを点けたり消したりするだけで、私はちょっとした質問事項を一つ二つ答えただけですけどね。

　計15分程度の検査が済み、認印を押して完了。やっとワタワタな数日から解放されました。とは言え、このイベントの準備のために、要らん物まで溢れかえってカオスと化しそうだったキッチンがスッキリと片付いたのは事実。時期が変わって戸惑った事、日程指定が直近だった事をマイナス点としてもここはおじさんに感謝です。

　あーキッチンが広くて気持ち良いよ。ってか普段からこれをキープしろ、自分。

　先週末に初めて行った遠くのスーパーで、1畳ほどの平台の上に並べられた青い梅を見付けました。なんと詰め放題とか。300円と書かれたプライスの横には、2kg以上は入ります、の大きな文字。え？300円で2kg？家の近所では7〜800円はしますゼ。　
　欲に目をキラキラ光らせながら、生まれて初めての詰め放題に挑戦しました。

　今までもミカンの詰め放題とかは買ったことがあるんだけど、人集りの中で詰める作業はいつも家人らの仕事。今回は詰めている所に、高齢の女性とその娘さんらしき人しか居なかったのでやってみる気になった次第。でやってみたらコレって楽しい♪

　高齢女性が大声で娘さんと話しながらガッチャガッチャと梅を掻き回す横で、肩身を狭くしながらも袋の口までしっかり詰め込んでコレでヨシ！帰宅して秤に乗せたら驚きの2,65kgありました。少し寝かせて梅シロップと梅ジャム、うっかり熟しちゃったら完熟青梅の梅干しにするのが良いかも♪なんて喜んでいたのです。

　ところが翌日から想定外の忙しさ。キッチンの一番涼しい隅っこに置いて、傍を通る度横目で様子を見ていたんですが、良い感じに黄色味を帯びてきた数日前、これ以上猶予は無いからとっとと作業しちゃおう、と持ち上げた梅たちの下側になっていた部分は傷だらけ、その傷から痛みがきて使い物にならない状態に変身していました。

　なんかこう、半端ない敗北感。試合に勝って勝負に負ける(ワケ判らん)、みたいな？あーなんで帰るなり、疲れているからなどと言い訳せずに、青いままで使っちゃわなかったかなぁ。本当にすまないと思っている(ジャック・バウアー風に)。

　妙な音と感覚で、明け方の深い眠りから無理やり呼び戻されました。ザリザリと音まで立てて鼻やおでこを舐めくり回す豆猫の奇襲攻撃です。
　舌攻撃が皮膚の柔らかい目元まで及んだところで痛みに負け、仕方なく体を起こしてボンヤリする頭を振り、枕元の時計を見ると5時を少し回ったばかり。まだまだ余裕で眠れる時間なのに〜。

　しょーがないなぁ、急に寂しくなって遊んで欲しくなったのか？と呑気に階段を降りていくと、あら？豆猫はついて来ません。ナニ？ひょっとして私の枕を強奪したかっただけとか？起きなさいヨ、ならぬ、退きなさいヨ、だったワケね。はぁ〜。

　わがままで勝手だけど、我慢強くてシオラシイ面もあって、何より飛びっきりのヒト好き。多少の事では怒る気になれません。彼女みたいな人間の女の子がいたら、群がる男を箒で掃くほどモテるだろうな♪

　雨続きで引き籠り、気になりつつも見てみぬふりをしていたベランダの野菜たち。天にお任せしているので水やりの心配は無いけれど、流石にそろそろ覗いてみよう、と窓を開けて外に出ました。
　あっちのプランターからルッコラ、こっちの鉢からベビーリーフなどを摘み取る手の向こう、何やら不気味な物体に目が止まりました。ナニアレ？

　き、胡瓜ですよねぇ？蔓からボッテリ垂れ下がってすっくとベランダに立ってるヨ！こいつら間違いなく、元の蔓と土の栄養思いっきり吸い取ったに違いない。今までにも収穫し損ねてやや大きめにしてしまった事はあるけれど、コレは凄いなぁ。

　それも1本の元蔓に1本ずつ、1度に2本もの豊作。兎にも角にも蔓の負担軽減　ー今年の収穫はコレで打ち止め〜、なんて事にならないようにー　の為に蔓からもぎ取り、洗ったモノが写真の、30cmモノサシと並んだ胡瓜さまたち。

　両端少し落として味見をしたら、皮が少々コワいのでダンダラに剥き、さてどう調理しよう？調べたら、皮が硬い以外は普通の胡瓜と大差無いとのこと。んじゃガツンガツン調理して美味しく頂くことにします。と考えれば、お得じゃん？この大きさって。