先日、ベランダで洗濯物を干しながら、あれ?なんでこんな所に?という隅っこに潜り込んだ小さなバケツを見付けました。目が届かないのを良い事にいつの間にか雨水が入り込み、落ちた枯葉等が栄養になった淀んだ水になっている。
コレは汚い、捨てなきゃ!と手を伸ばした時、水の中に何やら蠢くものを認識して、背筋がゾワっと。
よくよく水中を透かし見れば、一つならず幾つか、白っぽい半透明の長楕円に、ちょろりと細い尻尾が伸びている感じ。えー何よコレ?初めて見る奇っ怪な生き物は、ひと言で表せばそう、可愛い(え?)。見たままの形状で検索をかけると、居ました居ました。
而してその正体は、ハナアブの幼虫なんだそうです。名前がねー、可愛くない。オナガウジ、なんですって。英語の、rat-tailed maggot の方がまだ可愛い。
あー。汚水を用意してハナアブ母さんの産卵を受け入れたのはこちらなのに、気付いたからといって水を捨てるのは忍びなく。何日かかるか判らないけれど、これはもう羽化して飛び立つ日まで黙って待つしかありません。早くおっきくなってくんなまし。
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自然::生き物たち | 09:22 PM |
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