Airy*Mint

　母さん、なんてH.N.で語っていますが、彼女は2歳になったかならないかの若い猫。体重は3kgに満たないし体も小さいのに、近所のオッサン猫の子どもを3匹も身籠ってしまった不幸な猫です。
　どうにか保護してはやひと月経ちますが、先住さんたちと同じように、家庭内での自由な暮らしすら未だ満喫することは出来ていません。

　彼女自身は控えめにしているけれど、小にゃんも豆猫も、大人の猫をすんなり受け入れるほど人間猫が出来ていない。顔を合わせればシャァシャァ言ってしまうので、来た時と変りなく夜はケージの中、日中もドアを閉めた寝室で過ごして貰っています。

　更に避妊手術の後はエリザベスカラーとネット包帯の服を着用させられ、2週間後の抜糸まで出来ればそのままで、のお達し。痒い所に爪は届かないし、ご飯は食べ難いし、ストレスが溜まりまくっているのだろうと同情はするのですが、トイレトレーニングをしないまま野良生活をしていた子を家の子にすると言うことがどれほど大変なことなのか、と思い知らされる毎日にこちらも困り果てています。

　トイレ砂の存在は充分理解していて、ヒトが傍に居る時やケージの中にいる時はきちんと出来るのに、孤独になると別の場所で催すらしく、なんと布団の上が気に入ってしまったようなのです。今はひと部屋だけなので、危険な場所をビニールシートで覆って対応しているけれど、これはなんとも困ったなぁ。トイレトレーニングって、ここまで育ってしまった猫にも躾ける事が出来るのでしょうか。抜糸が済んで自由に家の中を闊歩し、あちこちにシーシとやられちゃったらどーしよ(困)。

　長く愛用しているクッキングカッターが、そろそろ買い替え時のようです。エラく気に入っているのでまだまだ使いたいのだけれど、驚くことにコレ、多分かれこれ25年近く使い続けているもの。
　壊れて当然の年代モノだけど、使用上の不具合は一つもありません。ガラス容器も厚手でしっかりしているし、ステンレス製のカッターも全く問題なし。

　唯一の不具合が、カッターを取り外す時のひと苦労。回転軸にカッター部をかちっと嵌め込む仕組みになっているその回転軸の、プラスティックコーティングが劣化して部分的に剥がれ、一度嵌めたカッターが酷く抜き難いのです。

　抜き難いなんてひと言で言うのはおこがましいくらい。手で数分抜き取ろうと格闘したあと、プライヤーを持ち出してうんとこどっこいと大きなカブを抜くがの如き奮闘の末にやっと外せるという始末。これでは時間が掛かって仕方ありません。

　どうにも手に負えない時は同居人氏にS.O.S.を出すんですが、相手は刃物だから危険も伴うし、うっかり手が滑って誰かが怪我をする前に何とかする方が賢明かも。土日は電器店回りをして検討してみます。良いのが見つかれば嬉しいんだけど。

　2時か3時頃目覚め、睡眠時間はもう充分って感じだったんですが、流石にこんな時間から起きてDQをやるのはヒトとしてどーよ？と、無理やり自分を寝かしつけ、次に起きたのは7時少し前。
　あー、苦手な二度寝をしちゃったうえに寝過ぎたっぽい。後で頭痛に見舞われたらヤだな〜、と頭を起こした途端、左鎖骨に電気が走りました。

　ぅおい、何だ？この痛みは。鎖骨の一番端、尖った先っぽに打撲のような痛みがあって、ちょっと動いただけでもビリッとします。50肩にしても寝違えにしても、肩の後ろ寄りが痛む経験は何度かあるけれど、鎖骨が痛いって初めての経験です。

　寝ている間にどこかにぶつけたかなぁ。誰か殴らなかった？冗談はさておき、動く度に痛むのに閉口してシップ薬を貼りました。首と鎖骨の付け根、結構鬱陶しいです。んー。何だかワケの判らない痛みとか痒みとか、メンドクサイお年頃だったり。

　である、と自画自賛(笑)するようなおハナシ。
　TVでCMを見た事があるだけでなかなか現物にお目に掛からないなぁと思っていたゴールドブレンドさんと、暫く前に初めて出会いました。
　家ではコーヒーを安い時に纏め買いしているのでストックが数本あり、たまたまコーヒーの棚辺りに近寄らなかっただけの事なんですけど。

　他の物目当てでスーパーの当該通路を歩いていると、あ、あった。ってな初めまして。旧型は既に1本も置かれていなかったんですが、一体どこへ行っちゃったんでしょ？こういうのって回収されちゃうの？食品ロスにしちゃうのかなー。

　ストックがあると書きましたが、そこはもの珍しさで1本購入し、飲んでいた瓶が空になったところで早速封を開けて試しました。ナニナニ？インスタントコーヒーではないんだそうです。レギュラーソリュブルコーヒーとな。舌噛みそうですねぇ。

　カップの底に残るクレッセントが、淹れたてコーヒーみたいなんだって。味はとりたてて変わった感は無いけれど、確かにカップの底にザラザラが残ってます。まぁ変な味に変えられなかっただけ良かったけど、斜めに見れば100g→90gに減量するための策に思えなくもないんだが。強いて言えばお客さまにお出しして、これって淹れたて？それともレギュラーソリュブルコーヒー？って悩ませて楽しむ、とか。

　今日、三毛母さんの術後初めての診察でした。
　エリザベスカラーを付けて退院したものの、ご飯は食べられないトイレは入れない、の体たらくを可哀想に思い、つい外してしまったのが運の尽き。舐めるは噛むはで傷口保護用の胴着はボロッボロ。余りにみっともないので鋏で切ってしまったために、傷口に貼られた通気シールもボロッボロ。

　縫い糸を齧る事だけは免れましたが、カラーは3日で慣れるので今度は外さないように、とチェックを入れられ、保護シールを綺麗に剥がしたうえでガーゼとネット胴着を再装備、カラーをしていても口が傷に届く体の柔らかさ故ひと回り大きな物に代えられて「また来週診せにきてください」とあいなりました。カラーと胴着を外して、抜糸もして貰えるかも、と呑気に考えていたんですけど。甘かった。

　カラーの外れた姿をお披露目するのを楽しみにしていたんですが、次週までお預けとなりました。先住さんたちは全く受け入れる様子がなく、別室でほぼケージinの暮らしをいつまで続けさせなきゃならんのかと思うと、保護した事が果たして彼女にとって良い事だったのかどうか、何だか申し訳なく感じてしまいます。