2009,07,07, Tuesday
電脳界に長居し過ぎているので、自分の手であれこれ作り出すアナログ作業は以前に比べると激減。
ちょっとした小物などを縫うミシンや裁縫道具は手近にあるけれど、本来の裁縫箱は奥の奥に仕舞い込まれたまま、年のスパンでお姿を拝見していませんでした。 七夕だし(ぇ?)久々に引っ張り出して中身を整理したんですが、あーこりゃダメだよ>自分。 針はまあ錆びてこそいないけれど、鈍りきってまず間違いなく布に負けそう。チャコペンやチャコペーパーはとっくにインクがとんでしまっているし、ごっそり蓄えた糸も使いかけの何個かは手の汗でも残っていたのか、所々にしっかりシミが付いてしまっています。 ゴメンね~、と心で謝りながら一つ一つ分別して捨てましたが、困ったのは糸の始末。 本来糸は使い切って捨てるために今まで気にもしてなかったけれど、糸巻きを捨てるためには糸をすっかり外さなきゃならないじゃん!カッターで切り目を入れて外す、も考えましたが、こちらの扱いの悪さのせいで捨てられる糸に申し訳ないような気がして、時間をかけてグルグル外した成れの果てが今日の写真。(_w_ *)反省しとります。 |
2009,07,18, Saturday
んにゃんにゃ、そんな風流な話じゃなかったでした。ホントの所はお日様に居場所取られて。自PCを置いているのは、別居Guyの元居室を譲り受けた、現納戸を兼ねた東南角部屋。東南と言っても方位の関係で、西日までかっきり差し込んでしまう、家で一番日当たりの良い部屋です。冬は暖かで居心地が良いけれど、これがもー真夏になると暑いの暑くないのって。
最初に良く考えずに何でもかんでも持ち込んだせいで、実際のところ納戸なのかPC室なのか書斎なのか洗濯物の一時置き場なのか判別がつかないほどのてんこ盛りで、狭くなった空間は暖められ放題。窓を全部開放しても夏場の暑さは尋常じゃない気がします。 とりあえず仕事以外の日中は極力部屋に立ち入らないようにしているために階下で過ごす時間が増え、どうせなら何もしないよりはと縫い物なんぞをしてるんですが、そのおかげで溜まりに溜まっていた計画倒れの生地たちもいくらか日の目を見る事が出来そうです。 ストックバッグを数点、アイロン収納用の手提げバッグ、ズボンの裾上げと部屋着の直しを片付け、型紙で止まったままの帽子、ブラウスのリメイク、猫ハウスのクッション、猫キャリーケース用カバーの仕上げもこの際一気にやってしまおうと計画中。転んでもタダじゃ起きないぞ、っと。てか部屋のレイアウトなんとかしろ>自分。 |
2009,07,28, Tuesday
不安定でいつ雨が降り出すかと心配な陽気が続き、洗濯物の出しっ放しは不安、傘を持つのも面倒、と、出るに出られぬヒッキーな毎日を過ごしてます。
晴遊雨働(?)と諦めて家の中をゴソゴソ引っかき回す日々にちょいお疲れ気味ですが、長いこと手を付けかねていた作業なんぞも少しずつ片付き始めているのは雨サマのお陰、とポジティブシンキングで♪ 幾つかの小物作りが一段落したので、買ったきりツンドクだった数冊のパターンブックを取り出し、今度は久々服を縫おう、って所まで気持ちは急上昇したんですが、パターンを写す段になってヘナヘナと急降下していきました。 型紙の裏表にびっしり交差して印刷されている、モノトーンやせいぜい2色刷りの線の中から、作ろうと思うデザインの番号を探し出して目で追い、見落としの無いように目を凝らして写し取る…これって相当キツイ作業だったんだ、とまざまざ思い知らされた次第。以前、目がもう少しマトモだった頃にはあんまり気にならなかったけど。。。 暇を持て余しているドラフターを使って写し取ろうかと思ったけれど、大きなハトロン紙が手元に無かったので却下し、小さく折られた面ごとを地道にコピーする方法を選択。折られたサイズがA4を微妙にはみ出しているのもあるため、折ってたたんで折り返して…ただでさえ複雑なラインが頭の中でこんがらかりそうになりました。 今の時代、標準の紙サイズに合わせた用紙で作るとか、デザイン毎に線の色を変えて印刷してくれるとか、もう少し心遣いがあっても良いんじゃないかと思うんだけどなー。 |
2009,08,05, Wednesday
先日触れたアイロン用収納手提げバッグの作り方を教えて欲しい旨のメールを頂きました。
型紙も起こさずに勢いで作ったので、写真を出すまでもないと思っていたんですが一応部分だけ。 一昨年買ったアイロンがケース無しタイプだったので、ハードケースほど邪魔にならず、傷・埃から守れるように、と考えて作った物です。二年越しで。。。 材料は、段ボール紙(段ボール箱を開いて平らな面を利用)・キルティング布・バイアステープ・オーブン用の厚手アルミ箔・面ファスナー(2cm)・糸 作り方と言っても上に書いた通りなので、詳しい説明をするほどのもんじゃないですが。 1) 底の補強材を作る→段ボール紙にアイロンを置き、一回り大きな四角で囲んで底の寸法を決め(今回の寸法は16cm×32cm)、同じサイズのものを2枚切り出す。 2) 布の裁断 側面:底の辺×(アイロンの高さ+8cm)+縫い代周囲1cm 長辺・短辺各2枚 持ち手:8cm×45cm 2枚 コード通し:12cm×15cm+縫い代上下各1.5cm 底:(段ボールの寸法+周囲1cm)×2+縫い代周囲1cm (3) 側面の上下、コード通しの短辺、底の周囲にジグザグミシンをかける。 (4) 底を作る→底用に断った布を中裏に二つ折りし、「わ」、短辺、長辺の、端から1cmの所を縫って袋状にする。袋の中に段ボール紙を1枚入れてから、残りの短辺を縫う。 (5) 持ち手を中表に縦半分に折り、端から5mmの所を縫う。表に返して、縫い目が裏中心になるように整え、両端にステッチ。 (6) コード通しの長辺をバイアステープで始末し、上下縫い代分を折り返して、前面の中央(高さは適宜)に縫い止める。 (7) 側面用の布を、長・短・長・短と組み合わせて、それぞれ隣の布と外表に合わせ、端から1cmの所を縫い合わせて筒状にする。外に出た縫い代をバイアステープで挟み込んで縫う(中身が入っていない時も側面が自立するための補強)。 (8) 側面の上部を3cm折り返してステッチをかけ、前後側面の内側中心、折った位置から少し下がった所に、寸法の面ファスナー(マジックテープ)をそれぞれ縫い止める。 (9) 前後側面の内側中心から対称の位置を計り、持ち手をバランス良く止め付ける。 (10) 筒状の側面と、底を中表に合わせ、角がきちんと出るように注意しながら4つの辺を縫い合わせ、目打ちなどで角を整えながら表に返す。 (11) 2枚めの段ボール紙を厚手アルミ箔で二重に包み、はみ出した分は裏に折り返す。 (12) (10)の袋の中に(11)を入れて完成。 ※耐熱素材ではないので、アイロンの収納は粗熱が取れてから。 |
2009,08,25, Tuesday
並べてみた夏服がくたびれかけ、新調しようと店をまわってみても気に入るデザインが無い。小物作りで多少はミシンのリハビリも出来たので、そろそろ服を作るか、と始めたのが夏少し前の事。
デザインを選んでパターンを取るのに数日、布箱をひっくり返して生地選びと裁断に数日、糸やボタン、ファスナー等の小物を用意するのにまた数日。 そこからはひたすらミシンでかたかたかたかた。数日前ようやく縫い上がったと思ったらなんのこたない、夏は終わってましたとさ。何やってんだか>自分。 何でこんなに手間取ったかと自己反省してみるに、一番の原因はミシン針に糸を通す時間が長すぎる、かも。裁縫が大のお得意で頼めば何でも縫ってくれた祖母が、目が悪くて疲れるからと、頼んだ浴衣の仕立てを断った時のことを思い出して納得。無理もない。 もう一つ時間がかかった要因は間違いなく豆猫。布を広げれば布、糸を出せば糸、ミシンをかければミシン、もー何でもかでも面白がって、手を出してじゃれまわり、怪我でもしないかと気が気ではありませんでした。結果、寝ている間や傍に居ない時間を見計らっての作業。良くもまぁ完成だけでも漕ぎ着けたもんだと我ながら感心します。 写真はスタンドカラーのシャツとセミタイトのスカート。仕方ない、来年着ます。 |