Airy*Mint

　新年早々倒れて以来、あー直すかこう変えるかと設計段階で頓挫し、寒いから保留、震災絡みで挫折、暑いから無理、と先延ばししていたラティスフェンスの立て替えに、ようやく着手する目処が立ちました。
　安く(ココ大事)、丈夫で、それなりに見栄え良く、と注文が多いので、ラティス用の組み立てキットを買ってきてハイ出来上がりとするのはNG。

　あーでもないこーでもないとたくさんの案を出しあった末、他所のお宅のセッティングを参考にした、単管パイプを利用する案に大きく傾きました。
　最大のネックはパイプが太すぎる事だったんですが、先々月行った巨大ホームセンターに細めサイズのパイプががあった(今頃言うか？)、という同居人氏の指摘で今日確認に行き、思い通りの太さのパイプをゲットしたので一歩前進、という次第。

　接続用の金具もごそごそ買い込んだので、土台の下処理が済んだらいよいよセッティングに入ります。連休明け迄にはどうにか仕上げられる、だろう、多分。

　朝起き抜けにメイン機を起こし、家事が片付き次第PC前の椅子に座る。コレ、震災前の日課でしたが、最近はめっきりご無沙汰してしまっています。
　震災直後は余震で揺れる2階を避けたい、節電のためにラップトップを使う機会が増えた、が主な理由でしたが、夏に入ってからは、室内が超高温、雷雨や台風が気がかり、ってな理由に変わってきました。

　丁度ひと月ほど前にセキュリティソフトを3年ものに差し替えて以来、起動させたのはほんの数回。それもひと仕事慌てて済ませて、って感じです。椅子が寂しそう。

　最近の若い人はスマホかせいぜいがノートでデスクトップは人気薄と聞いていましたが、PC店に行っても確かにデスクトップの姿はチラホラ。そーいう時代か〜。

　全盛期にズラッと並んで、ウィンウィンとファン音を響かせながら購入者を待っていたデスクトップたちの勇姿を眺めに、PC店に行くのが大好きだったんですが。

　昼食のあと、すっきりと晴れ上がった青空に誘われて、写真でも撮りがてら近所のスーパーまでブラブラ買い物にでも行くか、と徒歩で家を出ました。
　家の中は心地良い風が吹き抜ける、暑くも寒くもない実に快適な陽気だったので、何の疑いも持たずに半袖で出かけたんですが、暫く歩くうちにジリジリと日差しが肌に突き刺さるよう。コレ、相当暑いよ？

　秋みたいな空だからきっと涼しいんだろう、なんてのは窓の中から見た偽りの世界で、外の直射日光の下では未だ夏が健在でした。考えが甘かった。

　もう一つ大失敗は買い物の量で、アレが無かったコレを切らしてた、とついついイイ気になって車のつもりでカゴに放り込み、帰り道は写真を撮るどころか二つの袋を両手に下げて大汗かいて帰宅と相成りました。冷蔵庫に入れる物は急ぎ直行させたけれど、野菜などは片付ける気力もなく暫くへたり込む始末。日アタリしたかな？

　久々に雨音の無い晴天に恵まれ、猫らも一日中ベランダタイムを満喫しました。ホタホタにせよドジャドジャにせよ、日に数度にせよ丸一日にせよ、梅雨じゃーあるまいに毎日毎日良く降りました。
　豆猫にいたっては気配を察して、窓に張り付いて待機、細く隙間が開いたと同時に飛び出して雑草に一目散。よほど生野菜に飢えてたんだね〜。

　雨で見ないうちにワサワサ茂ったアケビの葉が、洗濯物を干すのに邪魔と払った際に、手の甲にチクリと痛みを感じました。例のアレ、ヒロヘリアオイラガの痛みです。
　目を凝らして辺りの葉を念入りにサーチしても、あの鮮やかな黄緑のトゲトゲさんの姿は見つからなかったけれど、念のため伸び過ぎた蔓と葉っぱをまるっとトリミング。

　刈り払ったアケビの枝があった場所がポッカリ開いて、見上げればもうすっかり秋の真っ青な空。不器用なセミがヨタヨタと飛び抜けてゆきました。

　※写真は西洋朝顔のフライングソーサー。遅咲き品種なので今頃になってようやく開花本番です。

　数日来降り続いた雨が上がり、暴風雨に備えて閉めっ放しだった西側の雨戸を久々に開けると、ベランダの様子がガラリと変わってしまっていました。
　ほんの何日か見なかっただけなのに、オリーブはグイと一回り背が高くなったようだし、夏の間ずっと日照りでカスカスになっていた胡瓜とゴーヤーはワサワサ緑の葉を茂らせて元気いっぱいに育ってる。

　ヒトがせっせと手をかけても夏中不作だったのに、知らぬ間に雨が良い仕事をしてくれていたようです。各地で大きな被害を出した台風なので表立ってお礼を言うのは憚られるけれど、この辺りにとっては恵みの雨だったのかもしれない。
　
　唯一残念なのが無花果で、知らぬ間に最初に熟していたらしい実が黒く腐っていました。鉢植えを置いてから毎年こんな感じで初物はいつも見逃し。食べたかったナ。

　遠出した帰り道、真っ青だった空が急にドンドコ湧き出した雲で埋まり、不安な様相を呈してきました。予報にあった「にわか雨の心配」が出掛けにちらりと気になったものの、この青さなら大丈夫だろうなんて油断したのがアダでした。

　雨粒がポチリポチリと落ち出す中やっと家に辿り着き、階段を駆け上がって大童で洗濯物を取り込み終えた途端、ザッとゲリラ降り。いやー、危なかった〜。