遠い記憶の味
よく見るけど、名前は? 今思うと不思議ですが、かなり偏食だった幼少期、普通の子どもは敬遠するような、茗荷や紫蘇等は平気で食べていました。いや、寧ろ好物だったかも。
 特に好きだったのが甘辛い味噌を紫蘇で巻いた紫蘇巻き。当時は名前も知らないで、お味噌の巻いたのと呼んでいたような。串から外した一本で、ご飯一杯食べられたような記憶があります。

 大人になってからは数回しか口にしていないので、先日スーパーで見かけて急に懐かしくなり、買おうと思ったら微妙にイイお値段でした。あ。3〜4本の串が二つくらい入って300円弱だから、うわ高い、ってワケじゃないんだけど、原材料考えると味付けした味噌と青紫蘇でしょ?その割には高いなぁ、って感じなんですけどね。

 なんか自分で作れそうじゃないか、ってんでネットで調べたら、山形県の伝統料理だそうで、作り易い分量とあるのを見たら、紫蘇の葉60枚とか200枚とかって書いてある。いくら好きでもそんなには食えませんが。白玉粉とかくるみとか、ピーナツの砕いたのを入れる作り方もあるらしいけれど、うーん、そんなのだったかなぁ。

 今回一番記憶との違いに驚いたのは調理方法。子供の頃食べたのは、手作りじゃなくて、お惣菜屋さんで買ってきた物を祖母が直火で炙って食卓に出していた気がするんですが、調べた調理法は油で揚げるというものでした。へー、それは食べたことないな。

 取り敢えずチャレンジチャレンジ。買い物の際に、紫蘇の葉二束(20枚)買ってきました。たまたまストックがあったアーモンドプードルをくるみの代わりに使って、味噌、酒、みりんと合わせた中の具だけを作り、冷蔵庫で一晩置く<いまココ。

 明日、紫蘇で巻いて仕上げます。美味しく出来上がるとイイけど。
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| 美味しいもの::そのほか | 11:19 PM | comments (0) | trackback (0) |
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