Airy*Mint

　少し前から、MacのSafariがご機嫌斜めでした。Mac使の方にはお馴染みの虹色アイコンが、開いている一部のページで、用もないのにクルクル。
　併用している他のブラウザは何ともないし、他の作業ではクルクルしないので、どうやら本体の問題では無さそう。Safariで開くページの全てがなるワケではないし、クルクルしていても作業は出来る。

　ディスクに余裕はたっぷりあるけれど、とりあえず要らないソフトや重要でないファイルやブラウザのクッキーやらっを削除してみたけれど結果は変わらずで、一つそこだけが問題となると、やはり原因はSafariにあるようです。

　問題が起きるサイトを見なきゃ良い、が正解かもだけど、実はクルクルが起きるサイトの中に、しっかりこのブログが含まれているんです。書き込み時に動かすカーソルにモレなくクルクルが付いてくる。鬱陶しいったらありゃしない。

　カーソルを移動すれば隅っこに行かせられるので書き込み自体は支障無いけれど、選択などでカーソルを保持した状態だともうにっちもさっちも。キーボード頼みで作業をしても、いざ更新の段になるとタイムアウトで書き込まれず、更新が未完了だった、と翌日気付いたことも何度かありました。イイ加減なんとかせねば。

　で。業を煮やして、ずっと起こしっ放しだったSafariを☓っと閉じ、暫く置いてから起動しなおすとあーら不思議。さっきまでの不具合はすっきり直っておりましたとさ。最初にすべきはコレだったか。あのメンドーは何のため？早く気付け＜自分。

　家の近所で暫く前に売り出された6軒分の造成地のうち、２軒は既に完成して人が住み、２軒分はまだ更地のまま、あとの２軒がただ今建築中です。
　建て主のそれぞれが土地を購入して、各々が違う業者に建築依頼するシステムだから、着工も完成もバラバラで、建売住宅がだーっと纏まってほぼ同時に建っていくのとはまた違った現場の風景。

　家が出来上がって暮らし始め→隣の家が出来上がって暮らし始め→そのまた隣の家が、と3軒バラバラで、住んでいながら何となく落ち着かなかった当時の事を思い出しました。お隣りのブルーのネットが外れた時は、自分のことのように嬉しかったっけ。

　1軒め2軒めと普通の工法で建ったその現場の、3軒めが建った数日前の午前中、いやに賑やかな職人さんたちの声が聞こえて、あーまた工事が始まるのか、と洗濯干しをしながら思っていたんですが、なんとビックリ！その日の夕方には壁が建ち上がって屋根まで載ってました。家の一面ずつ出来上がった建材を運んできて組み上げる工法だったんですねー。外壁と屋根が一日で出来ちゃうから、通常の、基礎を作って柱を建て、壁材を打ち付ける工法よりはその後の作業時が幾分静か。途中雨が降っても建材が濡れないし。

　今日始まった4軒めの建設も同じ工法のようで、朝から始めて夕方を前にもう屋根が載っかっています。長い期間続く騒音や、現場での廃材処理による近隣トラブル防止には良い工法なのかもしれないなぁ。尤も最初の一日は、大きな建材の搬入や組み上げるクレーンの音、作業員の指揮する声でかなり賑やかですが。

　今日、なっていた全てのアケビを収穫しました。全てったってナンチャッテ人工授粉が成功した - 花に手を貸した記憶があるもの - のが6個、横並び、ぐっと離れた所に一つとうんと高くて手が届くはずのない所に一つ、この二つは虫が手を貸してくれたようです。
　先に採った3個から時間を置いてパクリと開いた実の採り時を間違い、雨を挟んだ今日を待って収穫。

　折角美味しそうに成長してくれたのに、惜しいことにうち二つには蟻がたかっていました。うーん、残念だけど早い者勝ち。その二つは君らに進呈するよ。

　打てば響く、この反応の良さは気持ちいい。来年も受粉のお手伝いする予定です。

　一番近くにある小さな図書館の入り口にリサイクル図書が置かれる棚があり、何か面白そうな本があればたまに頂いてくるのですが、久しぶりに行った先日は休みが続いたせいかスッカラカン。全く縁の無いハウツー本など数冊が残るだけでした。
　ちょっと残念、と通りすぎようとした時、棚の端っこに寄り掛かるように残った1冊の文庫本を発見。

　どれどれ？と手に取ると、ビニールのカバーまでボロけた'98年の、オカルトともホラーともSFともジャンル分けし難い短編集。シリーズの幾つかは昔読んだ記憶があるけれど、この号は「小説」を読まなくなって以降の発刊なのか、初見でした。

　有り難く押し頂いて小脇に挟み、館内で数冊チョイスした本を借り、車に戻る前に何気なく頂いた本に鼻を寄せました。あー良い匂い。熟成したチョコレートかバニラか、濡れた子犬の匂い←あ、これは嘘(笑)。そんな匂いのワイン飲みたくねーし。

　ボロけ具合といい、多くの人が手に取って読み、人から人を渡り歩き、いつか人気が薄れて借り手が減り、館内の棚でじっくり寝かされて、もうここ〇年借りられてないね、とリサイクルの棚に並べられた、この1冊のそんな歴史が見て取れるような馥郁とした匂いです。大切にされたんだね、お疲れさま。

　長い筈の夜は、眠くて眠くて。開いた本を数ページ読んだだけで、良い子の如く早寝してしまいます。お陰で朝が早いこと早いこと。早い時には2時頃には、あー良く寝た、って感じで目が覚めちゃう。早起きのお供に丁度いい本と巡りあいました。

　いつまで続くかと呆れた暑い8月、ほどほど残暑の9月が過ぎ、気が付けば今日から10月！月日の経つ早さったら半端ない。あと三ヶ月で大晦日になってしまうだなんて夢のようじゃないですか。
　あんなに渇水が騒がれたのに、ここにきてきちんと帳尻合わせの秋雨。ひと雨毎に涼しく、いや寒くなっていくのに体が付いていけません。

　この夏のあの暑さの反動か、この先冬は超寒いんじゃないかともっぱらの噂。迎え撃つどころか早くも尻尾を巻いて逃げたい気分です。引き続き灯油も高そうだし、どこかのおバカさんたちのせいで物価は更に上昇しそうだし、もー今から背筋がゾクゾク。