好みが違う猫ら
ガマの穂 バタンと音を立てて茶箪笥の扉を開けると、どちらかの猫が必ず様子を見にやって来ます。中の一隅が猫のオヤツ入れになっているのを知っているから、頂けるんですか?とご機嫌な感じ。
 いえいえ、私の物を出しただけなの、と言いながらも、ワザワザ来てくれたのだしね、と何かしら取り出して差し上げる事になりますが。

 取り出した物によって猫らの態度が違います。茶箪笥の猫コーナーには煮干しや鰹節、マタタビの粉末の小瓶なんかが入っているんですが、欲しい物じゃないときはもう露骨にふんって顔をしてもと来た方へ帰っちゃうの。現金なヤツら。

 小にゃんは徹底したカリカリ派で、オヤツは鰹節にしてくれ、と仰るし、豆猫は缶詰め以外は素通り、オヤツは煮干しかマタタビ粉がよろしいそうで。小さいうちから同じ物を食べさせてたのに、この嗜好の差は何なのでしょう?

 それぞれの勝手な好みを聞いていたら偏食になっちゃうから、朝はドライ、夜はウェット、ってな食事のローテーションにしてますが、豆猫が残すカリカリを小にゃんが食べ、小にゃんが残す缶詰を豆猫が食べ、お互い食べられても文句を言わないルールがあるみたいです。ダメだよ〜、バランス良く食べなきゃ。
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| 自然::生き物たち | 09:05 PM | comments (0) | trackback (0) |
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