Airy*Mint

　松も明けない内からこんなことしてるヤツは居ないだろう、と自嘲しながら、年明け早々大掃除してます。
　暮れに、見える所の大掃除をしながらふと、見えてる所でこれだけ汚れているんだから、転居以来殆ど「動かして掃除」なんて気の利いた事をしていない大きな家具の裏なんて一体どんな事になっているだろうか？と気になりはじめたのが事の起こり。

　試しに一度も動かしていない、と言うか動かせずにいた、カナダかどっかの輸入キットで作った大きくて重い壁面収納ボードの中身を全部出し、男手を頼りに動かして貰うと｡｡｡案の定背中に猫の毛が生えてました～。こりゃ拙い。下手すりゃぜんそくになるやもしれん。
　どうせ裏側掃除のために動かすなら、と、ついでに気になっていた配置のチェンジやら収納の見直しやら｡｡｡動かす方は男衆に丸投げした分掃除係を一手に引き受けて、動かす都度掃除機とハンディワイパーと雑巾を手に気の済むまで掃除しまくったこの冬休み。
　お陰でリビングは良い感じに広がりましたが、体中がぼきぼきです。

　※写真は、ついでの作業で必要になった金具etc.を買いに向かったDIY店の屋上から見えた大きな富士山♪目視だとはっきり見えるのに、寒くて震えた手ぶれで、エラく不細工になってしまったケド｡｡｡それより何より富士山との間に立ちはだかるあの邪魔なマンションったら。住人の皆さんは、さぞ綺麗な富士山見てるんだろうな～。

　暮れの最終ゴミの日、バタバタしているうちに収集を逃すという失態を演じました。収集の順番が開始時刻間も無い早い方なので、普段からうっかりすると間に合わなくて、たまに次回に持ち越しなんて事もあるけど、年末はさすがに拙い。例年なら特別収集なんてのもあるんですが、今回は何故か無かったようで、丸々一週間生ゴミに居座られてしまいました。お正月なのに｡｡｡

　ようやく今日から収集再開なので、うっかり寝過ごしたり、うっかりご近所の立ち話に捕まったり、うっかり転けたり - なんと！昨夜の雨で道路がうっすら凍っていたのだ！ - なんて事が無いように慎重に集積場所に運びました。小袋3つの生ゴミを出し終えてほっと安堵。危うくゴミ屋敷への第一歩を踏み出すところだった。＜そもそも屋敷じゃ無いけどね～。

　以前居住していた所では毎日だったのが隔日に減り、転居後のこの地域は週2回の収集、叔母の家の方は各戸個別収集になったとか聞くと、その地域差は何だかなぁ、なんて不満も持っていたけれど｡｡｡週2回来て頂けるだけでも充分だと改めて実感しました。

　元日だけは良く晴れて、青空の下近所の神社に向かう初詣の参詣人を迎えるお囃子 - 生か録音かは不明 - が「テレツクテンテン」と鳴り響いて(寝不足の頭には非情な苦痛だったけど)如何にもお正月って雰囲気だったんですが、それ以降はどんよりと薄曇り。
　ただでさえ弱い冬の日差しが雲で遮られては、寒くって遊びに出掛ける気分にもなれません。

　家の中にただ籠もっているのも勿体ないので、暮れの掃除でやり残した物入れの奥なんかをほじほじ探っちゃあ、不要品を片付けたり隅の埃を拭ったり。弾みが付いたのと綺麗になる喜びに味をしめたのとで、いつもの倍は掃除が楽しくなってます(今だけ？)。

　物事を形から入ると言うのはどうもお大尽の台詞のようで好かず、どうせならタイトルのように、そこにある物でどうにかしちゃう方が格好が良いと常々思っているんですが、家事は元来苦手なために、良い掃除機、とか、良い雑巾、とかがあったらもっと楽しくなれるかもしれないと思い始めています。きっと体力の衰えから、重くて取り回しの悪い掃除機や、拭き後に糸くずが残る雑巾とかに疲れちゃっているのかも。

　写真のキリッとした目をした物体は、愛用の食器洗いスポンジ。近場の店ではどこも置いていないので、知っている店の中で唯一売っている少し離れた量販店でいつもまとめ買いしているんですが、この前行ったらそこの店にも無くなっていてガッカリ。
　仕方なく売り場に並んだ他のメーカーの商品を幾つか試しに買ってみたものの、使ってみるとどれも手に馴染まないし、食器も嬉しそうな「キュッキュッ」という声(音か？)を出さないので、このところ洗い物がちっとも楽しくありませんでした。

　今日になって流し下の物入れを隅々物色していたら｡｡｡あった。買い置きが１個、ストックケースの底の隅に残っていたのを発見。隅々まで掃除したご褒美かな？
　コレじゃなくちゃ使えないなんてのは、存外不便なモンですけどね～。

　義父母に作った残り材料でこしらえた自家用のお節は底をついたし、冷蔵庫にはこれといって食材のストックは無いし、と出掛けたスーパーの棚に、お弁当やらお総菜やらも普段通りの、三が日とは思えない品揃えで並んだ商品を見ていたら、お正月休みも無しで働いているお店の人や流通関係者に、何だか切ないような申し訳ないような、複雑な気持ちになりました。

　子どもの頃は松の内はどこも、下りたままのシャッターに松飾りが並ぶばかりで、商売人のお家の友だちが、いつも遊べないお父さんと凧揚げをしていたのなんかが印象に残っているんですが、十数年前にダイエーかどこかがお正月も営業するようになったのを皮切りに、今ではのんびりお正月休みなんてお店の方が少ないんじゃないかって気もします。
　なんかな～。享受する側が傲慢に思えるんですが｡｡｡警察、消防、医者等緊急性がある職業は致し方無いけれど、そこまで利便性を図って貰わずとも良いのでは？

　ところで買い物中、近くに居た若い男性が、値引かれた正月食品 - それでも高い - を手にとってじっと見つめてから元の場所に戻した姿を目にして、こちらもまた切なさがこみ上げました。カゴを持っていない方の手にはしっかりと握られた特売のチラシ。
　たまたまでしょ？と思えないほど厳しい感じが漂っていたので、ついつい余計な勘繰りをしましたが、今日に始まった事じゃなく、本当に世の中の暮らし向きがどんどん悪くなっているのを実感させられるばかり。ちったぁ良い年になってくれると良いんですが。

　年明けからぐだぐだとヨッパな勢いで書いた昨日の記事、文がしっちゃかめっちゃかじゃないか！昨夜は(だけか？)頭グダグダだったし｡｡｡あー恥ずかし～。
　お年玉を当て込んだ初売りセールのPC店に行ってきたんですが、行き帰りの道の混雑に驚かされました。年末年始なんて普段渋滞で走れない道だってスイスイ走れるくらい車が減ってた筈なのに～。

　ここ数年、この時期もお盆も一向に車の数が減らない、いや、寧ろ増えているんじゃないかって思います。帰省する人が減っているのかなぁ。

　もう一つ驚いたのは、お飾り。以前はすれ違う車のフロントに、必ずと言っていいほど飾られていたお正月飾りでしたが、今日見かけたのはたった一台。あれ？いつからみんな付けなくなったんだろ？年末に売られているのは見たんですけどねー。家はもとから付けない派なので気にもしてなかったけど、この様子じゃどこの店でも相当数売れ残ってる筈です。
　そう言えば急遽必要になった金具を買いに寄ったホームセンターの、入り口近くに置かれたお正月アレンジの寄せ植えなんかもたっぷり残っていたし、PC店では年賀状作成ソフトが山のように積まれたままでした。あの売れ残り、どーすんだろ？