2010,01,27, Wednesday
お隣のご長寿万両の実を食べては、家の庭で落とし物をしていく鳥がいるのか、草取りもマメにしない庭のあちこちで、いつの間にか万両がワサワサ葉っぱを茂らせています。まだ小さい木なのに実もごっそり。
他の実モノはあっという間に食べてしまうくせに、何故か万両の売れ行きはイマイチ。真っ赤で美味しそうだけど、鳥にとってはあんまり魅力がないんでしょうか。 写真のは数年経ったモノで、一房から始まった実が今年は10房近く。「蔓延る」と言いたくなる繁殖力の強さに、このままじゃ庭一面万両になっちゃう、と危惧を覚え、先年秋に片っ端から掘り上げて、大きな鉢に寄せ植えたんですが、水やりも手抜きの放任なのにしっかり根付いて、来年あたり実を付けそうな勢い。家の庭のロケーションがお好みなのか、南天もまた他の木に比べると妙に生育がよろしく、転居の際持ってきた株に加えて、別のお隣の巨大南天からの落果が芽を出した実生の二株が、連れ南天を追い越す勢いで大きく育っています。 万両にせよ南天にせよ、食べられない実がワサワサ付いても、と、ありがた迷惑的な感情を抱いていたんですが、方や「万両」なんて名前がゴージャスだし、「南天」は難を転ずるありがたい植物なんだそうな。そうと聞いたら大事にしなくちゃ! |