Airy*Mint

　元日だけは良く晴れて、青空の下近所の神社に向かう初詣の参詣人を迎えるお囃子 - 生か録音かは不明 - が「テレツクテンテン」と鳴り響いて(寝不足の頭には非情な苦痛だったけど)如何にもお正月って雰囲気だったんですが、それ以降はどんよりと薄曇り。
　ただでさえ弱い冬の日差しが雲で遮られては、寒くって遊びに出掛ける気分にもなれません。

　家の中にただ籠もっているのも勿体ないので、暮れの掃除でやり残した物入れの奥なんかをほじほじ探っちゃあ、不要品を片付けたり隅の埃を拭ったり。弾みが付いたのと綺麗になる喜びに味をしめたのとで、いつもの倍は掃除が楽しくなってます(今だけ？)。

　物事を形から入ると言うのはどうもお大尽の台詞のようで好かず、どうせならタイトルのように、そこにある物でどうにかしちゃう方が格好が良いと常々思っているんですが、家事は元来苦手なために、良い掃除機、とか、良い雑巾、とかがあったらもっと楽しくなれるかもしれないと思い始めています。きっと体力の衰えから、重くて取り回しの悪い掃除機や、拭き後に糸くずが残る雑巾とかに疲れちゃっているのかも。

　写真のキリッとした目をした物体は、愛用の食器洗いスポンジ。近場の店ではどこも置いていないので、知っている店の中で唯一売っている少し離れた量販店でいつもまとめ買いしているんですが、この前行ったらそこの店にも無くなっていてガッカリ。
　仕方なく売り場に並んだ他のメーカーの商品を幾つか試しに買ってみたものの、使ってみるとどれも手に馴染まないし、食器も嬉しそうな「キュッキュッ」という声(音か？)を出さないので、このところ洗い物がちっとも楽しくありませんでした。

　今日になって流し下の物入れを隅々物色していたら｡｡｡あった。買い置きが１個、ストックケースの底の隅に残っていたのを発見。隅々まで掃除したご褒美かな？
　コレじゃなくちゃ使えないなんてのは、存外不便なモンですけどね～。