無いなら作る
箱 先日書いた自作家具(キットだけど)に収めるためのボックスを探して、近隣のお店やネットショップを右往左往したんですが、寸法にぴったり合う収納ボックスがどうしても見つけられませんでした。
 今使っているのは数年前に、今と同じく丁度良い物が無かったために、丈夫な段ボールの箱に布を貼って加工した物ですが、布の色が褪せてしまってイヤな感じ。

 この際既製のきちっとした物と取り替えようと上記のとおり探したんですけど。。。どれも帯に短し襷に長し。手作りで妥協する事にしました。
 当初は本格的なカルトナージュを検討したんですが、使用する厚紙がえらく高価なので大きな箱を数個、となると目の玉が飛び出てしまうこと、材料を扱っている店が少なく入手に手間がかかること、等を考えるうち気持ちがへなへなと萎え、今回もまたチープにお手軽な段ボール箱を利用したなんちゃってカルトナージュで済ませる事にしました。

 ベース箱の材料費は貰って来ればタダとは言え、前に作った時の段ボール箱はがっしりと厚みがあって丈夫な作りだったのに、今回スーパーを回ってもなかなかコレといった箱が無い。全体的に段ボールが薄くなっているんです。重い内容物を入れてギリギリ底が抜けない薄さにするだけでも随分コスト削減になるんでしょうね。

テープでしっかり塞ぐ。 サイズがドンピシャだったのは500mlのペットボトルが入っていた箱。せっかくの天面と底をそのまま使えるように、上下から大と小各1個ずつ切り出しました。
 段ボール箱を使う上での一番のネックは、ボール紙の隙間に虫が巣を作る危険性。変な所で黒いGちゃんが大量発生なんて事が無いよう、持ち手の穴も含め全ての切断面を布粘着テープでしっかり塞ぎます。

 濡らして貼るタイプの壁紙(おフランス製)を、底と側面一周分、それぞれ折り返し分と重なり分を測って切り、おフランス語の説明文から時間だけをどうにか読み取って(水に15秒漬けてから広げて2~3分置くんだって)接着。思ったよりずっと簡単でした。
 乾くまで待ってから目打ちで明けた穴に、合皮の紐を取り付けて完成。重い物を入れたい方のボックスの内側には、以前使っていた箱を内寸法に合わせて切った物を補強として木工ボンドで貼り、広辞苑を重石に使って圧着させました。うん、なかなか頑丈です。

 手間と時間はかかったけれど、色柄も寸法も希望どおりで満足です。あー癖になりそう。
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| 趣味タコ足::いろいろ | 10:34 PM | comments (0) | trackback (0) |
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