Airy*Mint

　ほんのいっとき借りてきた猫だった豆猫の傍若無人さは目に余るばかりで、夜中の大半部屋中を走り回って過ごし、平穏な日々を破壊してくれています。
　夜中の2時にむっくり起きて、豆猫が疲れて寝る気になるまで玩具で遊ばせたり…お陰で寝てるんだか起きてるんだかさっぱり判らなくなってきました。
　お前はグレムリンかっ！勘弁してください。

　おばちゃんは無理の利かないお年頃なの！と朦朧とした頭の隅で苛立ちの種火をプスッと燻らせるんですが、遊び疲れて突然コクッと、それもニマッと笑ったまんまの顔をして眠りにつく邪気の無い姿を見ちゃうと、まあこんなのもせいぜいが数ヶ月の辛抱だし、と、つられてこちらもついニマッとしてしまうんですけどね。

　毎日しとしとびちょびちょと、空梅雨の関西方面に分けてさしあげたくなるようなお天気が続いています。たまーに空が晴れて、それ行けっ！とばかりに洗濯物を満艦飾にぶら下げてみても、空気がベッタベタに湿気っぽくて不快指数全開の挙げ句夕方まで干してもカリンと乾ききらなかったり、そうかと思えば急に思い出したように小雨が落ちてきて慌てふためいたり｡｡｡

　愚痴はともかく、数日に一度でも洗濯物が干せるだけまだ良いか、って話なんですが、沖縄の梅雨が明けると、本州に本格的な梅雨のシーズン到来だそうで。
　…って今以上に本格的ってどんなよ？

　写真はフランネル草(酔仙翁)。涼しげな色合いの茎や葉に密生する細かい産毛は本物のフランネルの風合いで、命名者さんに拍手。
　酔仙翁なんて酔っ払ったじーさんみたいな名前よりずっと可愛い響きです。
　これは公園で撮ったもので、赤紫というかマゼンタの濃さが暑苦しく感じて家には植えていないんですが、白～淡いピンク系の花もあるようです。
　それ魅力♪と一瞬植える気満々だったけど…庭の日照不足に気付いてしまったT-T

　3月から閉店したままだったスーパー跡に、後釜さんがようやく来月オープンするようです。
　店舗情報を調べたところ、どうやら以前の店同様に食料品+雑貨を扱っていて、価格帯も近い様子。
　パチンコ屋やカラオケ屋(つまり自分にとって不必要)とか、価格設定の高いスーパーが出来たらガッカリするとこでした。ひとまず安心♪

　この頃は近隣のホームセンターが次々閉店し、妙に景気よくあちこちに開店している一社には好みの品揃えが無いために、例えば亀用のメンテナンス品が欲しいとなっても一々郊外まで足を伸ばさないとならないような数ヶ月を過ごした後なので、新しいお店にその手の物が並んでくれたら助かるんだけど…ワクドキしつつ来月アタマの開店セールに備えます。

　経済面から考えても普段は買い物に慎重派。買おうと決めるまでは結構長く時間をかけるて検討するので、滅多に衝動買いなどしない方なんですが。
　先日、義母から頼まれたお風呂用の椅子を探していた際に、何気なく見た通販サイトでつい買ってしまったのが写真の電動ポリッシャー。長い柄の先に本体をセットして、これなら立ったまま床を磨けるじゃん♪

　以前床の拭き掃除を書いた際には既に手元に届いていたんですが、這いつくばって手で磨いた、って事は…そ。実は仕上がりにあまり納得出来なかったんです。
　本体の底部分にある2つの回転軸に付属のブラシやらシートやらを取り付けて、スイッチを入れるとその部分をクルクル回して床を磨いてくれるんですが、掃除機のように柄を持って構える手が振られて狙った場所からずれて行くし、丸いブラシやシートが回転するので隅っこはやり残しになり、結果その部分は自分の手で仕上げなければならないし。
　勿論買う前に一通り構造は確認しているので↑の問題点は事前に判っていましたが、実際に不便を体感するとどうも毎日使う気にならず｡｡｡現在脱衣場の置き物と化してます。

　全く使わないでは悔しいので、ブラシを付けて玄関タイルを磨く＆ワックスを掛ける時のモップ代わり、と割り切りました。拭き掃除は腰を屈めて自分の手でする方が運動にもなるしさ。

　我が家の七不思議の一つ、壊れた、と思って代わりを買ってくると直ってしまう、が発生しました。
　しばらく前からウォシュレットの調子が悪く、ボタンを押しても作動しなかったり、ノズル洗浄水だけ出て終わってしまったりする不具合が続いてたんです。
　こういう場合良くある汚れでの詰まりを当然一番最初に疑ったんだけどこれは全く問題なし。

　色々試したら、一旦「止」を押した後に「出」を押すと一時的に直るので騙し騙し使ってたんですが、毎回の事にいいかげん面倒くさくなって新しいのに替えよう、となって数日前に新品を購入して来たんですが…なーんもしていないのに、その夜から絶好調。小細工なんてしなくても、元通り普通に使えるようになりました。嘘みたい！

　いやいや、直ってくれたのは嬉しいんだけどね、梱包を解いて、段ボールをたたみ、パッキンを袋に入れて、説明書を読み、同梱物のチェックとネットの取説を熟読…全てが徒労に終わったのが何か悔しい。再度の故障に備えて、とりあえず入っていた通りに梱包し直して物入れにしまいました。やはり七不思議の一つである別の法則が発動しませんように。

　こういう事があると、昔の人が言うように物には魂が宿っていて、「粗末にされたり捨てられたりするのは敵わん」と感じている、なんてのは本当かもしれん、って気がしてきます。
I pray its soul may rest in peace.