蛍の顔も三度(?)
忍び寄る黒い影 公害なんてものが幅を利かせていた時代の、生まれ育った環境が余程悪かったせいか、光化学スモックだのヘドロだのは馴染みでも、ナマの蛍にはお目に掛かる事がありませんでした。
 初めて実物を見たのは大人になってから。当時住んでいた家の垣根の向こうをたった1匹、ふうわりと飛んで行くのを網戸越しに見たきりですが。

 蛍が住むような川も近所に無いし、たった1匹だけどこから飛んできたのだろうと不思議に思いながら眺めましたが、後で思うとその日の前後に知人が逝去したことと重なって、怖いような寂しいような何とも言えない記憶が残りました。

 二度目はずっと時を下り、緑地公園へ幼いGuyらを連れて見に出掛けた時。この時はまた、蛍を上回る数の人の群れから小さいGuyらを守るのが必死で、蛍を見たんだか人を見たんだか良く判らないような。。。いや実際にはたくさん見たんだが。。。モノの例え。

 今年は久し振りにゆっくりのんびり蛍見物が出来るかも、と期待していたら先日の仔猫騒動。何とか日をずらして、と思っているうちに、雨だったり都合が付かなかったりで…気付けばゲンジボタルのピークは去ったらしい。三度めにお会いできるのはいつになるやら。
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| 自然::生き物たち | 11:32 PM | comments (0) | trackback (0) |
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