Airy*Mint

　ほんのいっとき借りてきた猫だった豆猫の傍若無人さは目に余るばかりで、夜中の大半部屋中を走り回って過ごし、平穏な日々を破壊してくれています。
　夜中の2時にむっくり起きて、豆猫が疲れて寝る気になるまで玩具で遊ばせたり…お陰で寝てるんだか起きてるんだかさっぱり判らなくなってきました。
　お前はグレムリンかっ！勘弁してください。

　おばちゃんは無理の利かないお年頃なの！と朦朧とした頭の隅で苛立ちの種火をプスッと燻らせるんですが、遊び疲れて突然コクッと、それもニマッと笑ったまんまの顔をして眠りにつく邪気の無い姿を見ちゃうと、まあこんなのもせいぜいが数ヶ月の辛抱だし、と、つられてこちらもついニマッとしてしまうんですけどね。