Airy*Mint

　tenki.jpのTweetによれば今日、北海道の稚内でエゾヤマザクラが開花したそうです。東京の桜の標準木であるソメイヨシノのデータでは無いので一緒くたにして良いのかは疑問だけど、桜前線の旅は九州から北海道まで74日間掛かったんですって。
　統計を取りはじめた1953年以来だと、最も旅行日程が長かったそうです。お疲れさま。

　3月の半ばに九州から旅を始め、あっという間に東京を通り過ぎた桜が、今日やっと稚内に着いたと聞くとちょっと感慨深い。今年の北海道は随分と寒いそうで、今頃になっても北海道の知人から寒い寒いのボヤキが聞かれますが、桜が咲いた＝やっと春本番が訪れた、ってことかな？日本ってやっぱり長いとツクヅク実感。

　ここ数年、長年の習慣だった入眠儀式が全く必要ないほど寝付きが良くなって、本を読む時間がめっきり減りました。横になって頭の横のスタンドを点け、本を開いて読み始め、数ページ、いや、日によっては数行で眠ってしまうこともある程。
　1時間も2時間もページを捲り、1冊2冊と積み上げても目はバチバチ、なんて頃もあったのに。

　家人らの分の貸し出し上限まで横取って積み上げた20冊余りの本を抱え込んでも足りず、2週を待たずにお代わりを求めて図書館へ、なんて乱読は今は昔の物語。最近は自分のカード分、10冊すら読み終えずに返すこともあって、この頃は6冊程度に控えてやっとかっと読めるか読めないかです。ナニこの読書量の低下。

　苦労せずに眠れるようになったことは嬉しいっちゃ嬉しいけど、情報の取得量が減ってしまうのが悩みのタネ。こうなりゃ日中の時間を読書に振り分けようかと画策中ですが、これ以上家事の時間を割いたら家人らからクレーム来るかもな〜(汗)。

　先日漬けたピクルスの中に入れたにんにくが、二日程で綺麗なコバルトグリーンに染まっているのに気付きました。え？なんじゃこりゃ？
　思い付きでピクルスににんにくを入れたのは今回が初めてだったので、食べて良いの？それとも毒？と気になって検索したら･･･出るわ出るわ。何でも青くなるのが普通の反応らしいのです。

　へーびっくり。にんにくの成分とお酢が化学反応を起こす、とかってありました。＜詳細はググるとたくさん出るのでここでは割愛しますが、一時期にんにく酢とやらが流行った(TVでも取り上げられていたらしい)ことがあったそうで、コバルト色のにんにくがギッシリ詰まった瓶詰めの写真をアップしているサイトもたくさんありました。

　あー、欲しいよソレ。見た目も綺麗だし味も良いらしいし、更に健康にも良いとのこと。早速まねっこして、うどん県産の新にんにくを2個もりもり皮を剥き、瓶に詰めて口切りまでお酢を注ぎ、早く青くなぁれ、とワクワクして待つこと数日。

　それから今日で約1週間経つんだけど、残念なことに家のにんにくたちは未だ真っ白なままです。ピクルスに入れた青森産は綺麗に発色したのになぁ、成分違うんかな？

　気持ちの良い5月の風に誘われて、庭に置いたベンチ兼縁側兼猫の休憩場所、である自作の台に座ってボーッと空を見上げていたら、目の上左隅に咲いている白薔薇の態度が気になりだしました。
　うーん、何だろう。アーチが余程気に入らないのか、立ち上がった幹は確かにアーチの領域内なのに、派生した枝は四方八方に伸び放題伸びてる。

　先の方の枝がみーんなアーチからずり落ちてちっとも纏まりがありません。薔薇のイメージを大きく逸脱して、花もあっちこっちと飛び飛びに咲いている感じ。

　そりゃね、誘引するとか肥料をやるとか、本来すべき事を何もしてあげていないのだから、あーだこーだ言える立場じゃ無いけどさ。と後ろめたさもあって思い付きで剪定鋏と結束バンドを手に庭に出て、素手でチョキチョキやりだしたのが運の尽き。刺にアチコチやられてしまい、食事の支度中、しみるのしみないのって。ヒリヒリ。

　根元からすっぱり切ろうかと木化した20年選手の枝を辿ると、そこにはまだ元気な新しい枝も葉も花も茂っていて手を引っ込めました。根方から別れて出ている新しい枝に世代交代はしているのだけれど、まだまだやれる、と頑張っている姿が、丁度今日偉業を成し遂げた三浦のお父さんを彷彿とさせ、思わず応援しちゃいました。
　年だから、と投げてしまわない生き方、素敵だな〜♪

　先日来、夏日と呼ばれる日がようやくちょくちょく訪れるようになりました。遅いんじゃない？
　尤も夏日と言わりょうが汗ばむ陽気と言わりょうが、滅多に暑いと感じない体質。昨日からやっと半袖で外出出来るようになりました。←そーは言っても望まぬうちにエアコンをかけられる事態に備えて上着持参、店舗内では羽織るけどね。

　あー、まだしまいっ放しの夏物出さなきゃ。つーか寒さの戻りが不安で出したままになっている冬物をしまわなくちゃ(笑)。なーんか毎年こんな。

　※写真は少し前に盛りだった花蘇芳。しまいっ放しじゃ勿体無いので。