Airy*Mint

　カロリーが高いので以前はたまに、だった豚丼の、リクエストの頻度が最近少し増えている。
　外で食べる時によく利用している松屋の豚めしが無くなるんだ、としょんぼりしていた同居Guyが代替え品の登場を喜んでくれるし、早い安い手軽な一品なのは作るヒトとしても実は嬉しい。消化の点から考えても昼食限定メニューだけどね。

　松屋の豚めしで検索したら作り方がまったく違って、牛丼と同じく「タレに肉とタマネギを入れて煮込む牛丼と同じ調理法」だったらしい。＜今更？
　家のは玉ねぎと薄〜いバラ肉を炒めてニンニクと塩コショウ、醤油ベースの調味料で味付けしてご飯に乗せるだけだから、豚めしは名乗らず豚丼というコトで。

　同居人氏と同居Guyがにこにこしながら完食するサマは作り手としては嬉しいんだけどさぁ、余りちょくちょく食べると太るよ？君たち。

　年明け早々、熟睡体質になったとえらそーに書いた後、何の弾みか2度ばかり殆ど寝られない現象に悩まされている。昨夜も眠れたのは3時間ほどだった。
　1月2日の自分よ、原因が判ったならどーぞ遠慮無く教えてください。余は眠くてかなわん。
　前回も明日が休み、の前夜で、アルコールの度が過ぎたためでは？とそれとなく推測しているんだけど。

　休みで気が緩む→酒量が増える→早く床に就く→「あー良く寝た」と目覚める→まだ夜中ぢゃん！･･･とこんな感じ。床の中でもうひと眠り、と頑張っても苦手な二度寝に引きずり込まれるアテもなく、と言ってこの寒さでは布団から手を出して再度本を読む入眠儀式もつらく、[仕方なく]潔く諦めて起きて階下へ、という流れ。ちとツラヒ。

　ヒト熱を求めて寝室に入りたがる猫らのためにドアを細く開けておくのがイイ加減苦痛になったので、数日前の超寒かった日以来、階下のリビングだけは夜間エアコンを点けている。点けているったって室温16度くらいの、せめて白い息が出ない程度控えめに、だけど。お陰で階下に居る方が、暖房なしの寝室よりよほど暖かかったり。

　まあ翌日休みって事は朝もはよから朝食の支度をしなきゃならぬってこともないワケで。起きちゃったなら明るくなるまで静かに待てば良いだけ、と一人開き直る深更。

　15年ほど前に転居した頃小屋裏の窓から、夏は遊園地の花火が見え、冬は遠く雪化粧の富士山が見え、なんて素晴らしいロケーション！と感動した。
　コースに幾つか建った建物のために家からは全く見えなくなっちゃったけど、少し歩くと今もまだ、家々の隙間からちょびっと、高く上がった花火や富士山の頭の先っちょが見える場所がある。

　でもなぁ、本当にちょびっとだし。写真を撮ってもほーれ富士山だぞー！って感じじゃない。ずっと前にどこかを車で走っている時進行方向正面に、赤い空を背景に美しいシルエットが見えたのはどこだったろう？という話になったが、結局新青梅街道か？旧浦所か？と意見が分かれた。其々の心象風景は長年一緒でもちょっとズレる。

　もう少しViewの良い所は無いかと車で近所を回ってみたけれど、午前中晴れて真っ青だった空が、西方富士山の方向にはいつの間にか雲がびっしり。残念ながら今日は位置の確認のみでスゴスゴ戻ってきた。もう少し暖かくなれば、夕方でも徒歩であちこち探せるのに、もう少し暖かくなると富士山は見えなくなってしまうというジレンマ。

　健康のためには摂る方が良さそうなのは判っていても、白飯に肉か魚のおかずが一品あれば充分満足し、野菜や、まして食後の果物なんてほぼ入る隙間の無い体質。明らかに摂取量が少ないだろうと思っている。
　家人らには無理にでも食わせようと強迫観念で食卓には出している手前、お相伴程度にほんの少しはつまむケドさ。足りてないだろうなー、ミネラル類。

　数日前NHKに出ていた優香のつるつるした明るい肌にうっとりし、さぞや良い食生活なのだろうと思いきや彼女も野菜や果物が苦手だそう。ビタミン不足の解消に飲んでいるという、お手製のトロリとした野菜・果物ジュースを見て頭上に電球が点灯した。

　そっか、満腹の食後には入らないけど、朝食前に飲めばイケルんじゃない？翌朝家にあった人参・りんご・バナナ・みかんをミキサーに入れ、やっと回るだけの水を足して粉砕し、飲んでみると美味しいし満腹感はあるし、朝食はこれだけで充分かも。

　以来自分の朝食はジュースとコーヒーを各1杯。たかだか数日のお試し中だけど、心なしか以前よりお腹が軽くなった気がする。これでお肌が明るくなったとか皺が減ったとか、贅肉がすっきり、なんて副作用が後日現れてくれれば儲けモンなんだけど。

　スーパーの特設コーナーに、受験シーズンを当て込んだ商品が今年もたくさん並んでいる。
　お菓子やカップ麺、雑貨も幾つか。勝つ、すべらない、受かる、の語呂合わせ物から、桜や達磨をパッケージに添えただけの物まで、まー商魂逞しいこと。
　Guyらが受験の頃にあったらきっとコレも買ってたね、と同居人氏と顔見合わせて笑った。

　Guyらの頃は「きっと勝つ」のキットカットを持たせた事しか記憶にないけれど、親がどうこうできる事ではないのに胃の痛い毎日だった記憶はある。多分本人たち以上に眉根を寄せてドキドキしていたのだろう、と今思えばちょっと滑稽だったり。

　狭き門に入り出口は大手を振って、より、間口を広く出口でみっしり絞り込む、の方が、学校に入ってからも真面目に勉強するんだろうになぁ。

　※写真は袋に入っていた星型のキャラメルコーン。星が入っていなかったら△△、一つ入っていたら◯◯、たくさん入っていたら◎◎、と何やら色々解説が書いてあったけど、ホントは全部の袋にたくさん入ってるんだよね？