Airy*Mint

　足の小指事件以来数日は片足を引き摺るほどの痛みが続き、サスガに今回ばかりは骨にヒビが入ったのかもしれないと思っていました。
　たいしてメンテせぬまま半世紀も使い続けりゃ、機械だってヒトだってガタが来て当然。いくら怪我慣れしているとはいえ、ぶつけた転けたのあとの治りが年々悪くなっているのは重々自覚していますし。

　10日目にしてようやく殆ど痛みが消えたので、ああ、これが世に言う全治10日の怪我だったんだな、と今日になって納得しました。骨は無事だったらしい。
　
　当初から無理をすれば歩くに支障は無く、家の中を裸足で歩く分には我慢出来る痛みだったのだけれど、今回一番困ったのが靴。小指が腫れ上がっていて、ゆっくり時間をかけて押し入れないと履けませんでした。やっと履いても圧迫されて痛いのなんの。

　靴屋の前を通りがかった時、ひとサイズ大きい物を買おうかと暫く店頭で悩みましたが、ソレって治ったら絶対履かない、いや履けない。またゴミを一つ増やすのヤだし、治るまで我慢しよう、と思い留まりました。某ネズミさんみたいな格好もイヤだしね。

　植物が大好きなクセに手入れがとても杜撰なので、ああこの花が好きだ、家に置きたい、と鉢植えなど購入しても、大抵の場合長持ちする生花を買った、程度しか長持ちさせられません。
　一つの鉢花を毎年咲かせたり、株分けして増やしたりするなんてのは夢のまた夢。せいぜい買ったその年の花を全うさせるのが精一杯です。

　育て方が下手な奴に連れ帰られてすぐに茶色く枯れさせられる花は不憫だし、幸せにもなれずに短い花盛りを終えるのはイイ迷惑だろうと、素敵なコを見つけても最近は売り場で眺めるだけにして、どなたか上手に育てる方の手に渡れば良いな、と思うことにしています。高嶺の花の女性の幸せを陰ながら願いつつ身を引くオトコ、みたいな？

　昨日の写真のワイルドストロベリーだけは、プランターに雑草と同居しながら生育を続け、毎年律儀に赤い実をつけながら、今ではランナーから出た子株まで増やしてくれています。この庭でその育ちっぷり。「ワイルド」ってだけはあるね！

　今朝の5時頃、寝室の電話がけたたましく鳴り- いや、ほんとはホ～ヒホ～ヒチャ～ラララと呑気な受信音なのだが - 夢の国から引きずり戻されました。
　寝惚け眼で表示画面を見ると、番号は登録されていないものだけど、市内局番は義母の家と同じ。もしや義母に何かあったと、近所の人が知らせて来たのかも、と深呼吸をして受話器を取りました。

　「もしもし」を言う間も無く、受話器の向こうから「◯◯子さんですか？◯◯子さんっ？」と、切迫した高齢女性の声が飛び込んで来ました｡｡｡間違い電話かぁ。
　緊張の糸が一気に切れました。ぼんやり「違います」と答え、先方もそそくさと謝って一件落着。うわ～ん。昨夜は眠ったと思ったら1時に目覚めたまま目が冴えてしまい、2時半頃ようやく寝付けたんですが｡｡｡勘弁してくだされ～。

　と。でもでも、あのおばあちゃんの身に一体何が起こったのだろう、と、電話を切った後で気になって、もうその後不足分の睡眠を補う状況にはとてもなれません。諦めて潔く起きたけれど、何だか一日中薄らボンヤリ過ごしました。参ったナ。

　実は丁度その時見ていた夢は、アクションものと言うかスパイものと言うか、まず見たことのないジャンル。某国に潜入して数人を救出しようとする〜地震が起きてブランコのように揺れる〜隙を盗んで船に乗り無事日本に帰国〜某国の追っ手が迫り｡｡｡みたいなハチャメチャな内容。そこで電話に起こされてしまったという顛末です。

　果たして自分たちは無事逃げきる事が出来たのだろうか？気になる～^-^；

　iPhoneのアプリ、便利なもの、面白いものがたくさんあって収集癖が収まる暇がありません。
　お気に入りは例えばInstagram。昨日掲載した普通の写真を取り込んで、多種ある中からフィルタを選びポチっとすると、ほい、あっと言う間にレトロな雰囲気漂う写真の出来上がり。そのままTwitterやFacebookやEmailで共有出来ちゃう。便利！

　◯◯がしたいけど、こういうの無いかな？と探すと、大抵のアプリケーションは揃っていて、チョイスするだけでインストールされ、小難しいセッティングをする必要もなくすぐに使える物が殆どで、化石なDOS出身者にはちょっと物足りない程です。

　ま、良いか。便利だし。凄いなぁ、プログラマさんって。

　※写真、Instagramではこんな感じで表示されます。

　ストッカーが届いたらすぐ収納出来るよう、クロゼットで雑然としていた衣類の整理、洗い直し、アイロンかけ等々に心血を注ぎました。いや、いつもながらの自己過大評価だけど…よく頑張った！
　足を引き摺りながらの作業で効率は悪く、時間ばかり費やした暑い中でのアイロンかけは、自虐以外の何ものでもないですが。我慢大会かっ。

　そんな時、背中の方で何かが高い所から落ちたような音がして、振り返ると豆猫が痛そうに足を舐めていました。180cm程の食器棚の上で暑さに茹だりながら昼寝をしていて、寝返りをうった拍子に落っこちた模様。え？猫って落ちるの？びっくり。

　かなりの高さから落ちたくせに至ってケロっとしたもんで、一頻り身繕いをするとコトも無げな顔で水を飲みに去っていきました。強い子だこと！

　昨日の雷で数時間隅っこに隠れていた小にゃんと違って、なーんも気にせず普段通りに過ごしていたし、先に作業の兄さんたちに突然室内に踏み込まれて、2匹でパニックを起こすほど驚いた時も、すぐに平常心を取り戻したのは豆猫だし。

　野性に裏打ちされた強さを持った女、ちょっと格好良いな。気の弱いワタクシにその肝っ玉少し分けてください。猫砂の付いている爪の垢は要らないけどね。