Airy*Mint

　玉が巻かずに10枚くらい濃緑の葉っぱが芯に張り付いているようなレタスや、イヤに固くて不味い人参、中がスカスカで歯触りの悪い長ねぎetc.＜最近スーパーで売られている野菜はこんなのが主流です。
　例年なら溢れる程の品数もぐっと少なく、おまけにそんな野菜なのに値段は普段の倍ほど高いの。買うのに抵抗感じちゃいます。

　梅雨頃から続く天候不順のニュースを見ていない訳じゃないから頭では理解しているけれど、実際目にすると調理意欲も沸かない。いつもならこの時期、山盛り一山100円の札を付けられた茄子やピーマン、胡瓜なんかも並んで、これはこれで使い切る方法に悩むんですが、今年はそんな夏物野菜も引き摺られているのか、こちらもお高い。

　この野菜パニック、終結して美味しい野菜を腹一杯食べられるのは一体いつになるのやら。農家も大変なんでしょうけど。

　写真は近くの無人販売で入手したまくわうり。名前は聞くけれど、食べたのは実は初めて。うーん。個体差はあるんだろうけど、不味めのメロン、って感じでした。
　子どもの頃見たお話の本に度々登場して、美味しそうにかぶりつかれるのを見ていたから、凄く美味しい物だと思ってたんですが。多分期待が大きすぎたんだろう。

　昨日の写真は京都大原で売られているらしい「アイスきゅうり」を模したモノ。板ずりをしてアイスキャンディーのように真ん中に竹割り箸を刺し、冷凍庫で暫く冷やしてから食卓に出す、という簡単なプロセスのわりには家人たちから大絶賛でした。

　2～3日前に同居人氏が子機を片手に困惑顔をしてました。呼び出し音がしないんだそうです。
　数ヶ月留守電の消去以外は触っていない親機を試しても同じ、プーともツーとも言いません。
　ありゃ、故障？毎日暑いからねー。光電話で基本料金が安いから繋げたままになっているだけ、ってな感じなので、ちっとも気付きませんでした。

　家族全員・親戚一同・仕事も含め必要な連絡は携帯で済ませるし、かかってくるのはセールスばかりのイエ電は無用の長物。0120が繋がらなくて却って幸い、とも思ったんですが、待てよ？壊れて使えないまま無駄に料金を払うのも癪だよなぁ。

　一応故障の様子だけでも調べてみようと携帯から自宅に電話をかけると、「おかけになった地域のネットワーク設備が故障しているか、相手の通信機器の電源が入っていないか故障している」的内容のアナウンス。
　あ。これって前にもあった、と思い出しました。その時は雷で停電した後、インターネットは自動的に復旧したのに電話だけが繋がらなかったんでした。
　ってことは、先の雷でぶっ飛んで以来ずっと不通だったのね？

　復旧方法は確か、ルータの電源を抜いて暫く放置してから再度繋ぎ直す、だったかな？いっそこのままにしといたろか？って気分ではあるが。

　どちらかと言えば暑さに強いので、35度超えの猛暑日は無理でも所謂真夏日程度なら2階東南の自室でエアコン無しでも居られるんですが、ここ数日は洗濯物を干し終わったらとっとと窓ガラスを閉め、控えめ温度に設定したエアコンのスイッチをピピッ。
　ベランダから東南方向に見える賃貸の畑で何か撒いたらしく、窓を開けると「くっさー」なんです。

　多分鶏糞か牛糞の類じゃないかと思うんだけど、この暑さの中それって拷問じゃネ？息止めて具合悪くなったら訴えるよ！雨でも降って匂いを洗い流してくれると嬉しいんですけど…カラッカラの空には期待できそうもありません。いつまで続くこの臭さ。

　諸事情で活用できなかった夏休みの埋め合わせで日曜日に出掛けようと思っていた吉祥寺。またも横槍が入って行けず終いだったんですが、一人で出掛けた同居Guyがたまたま泉谷しげるのライブを見かけたと、遠くから携帯で撮った不鮮明な写真を送ってくれました。この日も炎暑だったんですけどね、62歳にしちゃ頑張るな～。

　先日壊れた車のエアコンの修理は、「オレがやるよ」と軽～く言った別居Guyにお任せしました。
　故障箇所や原因を調べてネットで手配した、年式が少しずれる商品の到着後、型の違いによる調整～取り付け交換まで一切を、夕方の数時間で一人黙々と蚊に刺されながら完了。うわ。ホントに直った♪
　好きこそものの上手と言うけれど、凄いなぁ！

　途中室内で複雑な作業をしている際、暫く行き詰まって考え込み、突然「良いこと閃いた！」。これって小さい時の口癖、そのまんま変わってないじゃん(笑)。
　何はともあれエアコンが直って、熱中症の恐怖から救われたのは事実。それなりお礼は奮発したつもりだけど、修理屋に出すよりずっと安上がりだったしね。

　一方親の方と言えば、「裾上げ頼めるかな？」と修理のついでに彼が持参した2本のパンツを「良いよ」と受け取っておきながら、その後ブランド名と金額を聞いてビビリ、ネットで見付けた持ち込みOKのテーラーに持ち込んでお願いしました。
　昔からその場所に店を構える老夫婦は、急がないと言ったのに丸一日で仕上げてくれたうえに、丁寧な仕事で1本900円也。「奥さんがやればタダなのに」と笑っておられたけれど、えーと。失敗が怖いので高級品はお受けしませんの(きっぱり)。

　ヒトたちが暑さにふうふう喘いでいるのを尻目に、虫たちの野音のVoltageは日々高まっています。
　洗濯物を干す＆取り込むだけのために出るのがやっとのベランダが、怠った手入れのせいですっかり見事な藪に変身したと見る間に、網戸のすぐ鼻先でリーリーコロコロ大合唱。毎年不思議なんですが、どこからどうやって上がって来るんだろう？

　昼間のくそ暑いさなか、猫らはベランダに出るー！と大騒ぎで、洗濯物を抱えたのを確認すると同時に先回りして網戸前で待機しています。
　開けるのを待ちきれない風情で飛び出し、草をはみはみしたり、日陰でゴロゴロしたり。この猫らの楽しみのために敢えて草を刈らないのですぞ！＜いや、手抜きだろう？)
　小にゃんはひとしきり草を啄むとさっさと部屋に戻りますが、豆猫はそこらの草むらが一番のお気に入り。三つ子の魂百まで、生後間もなく母猫さんと過ごした環境に多分そっくりなんでしょう。彼女はトイレも未だに「土」派です♪

　たまたま風向きが合えば涼しい風が、窓越しに焼かれた左腕に心地良い夜です。見上げれば煌々と十二日の綺麗な月。