Airy*Mint

　前回で充分懲りたつもりなのに、またまたヒロヘリアオイラガ(何度書いても早口言葉に見える)にチクッとされました。今回の犯虫はなんと5mm強のおちび。
　干し上がった洗濯物を振ってはたいて片手に抱え、物干しハンガー(あのピンチが一杯付いてるヤツ、正式名は？)をパタンと折りたたんだ時に、右手人差し指に痛みがピシッ。てっきり挟んだのかと思いました。

　それにしては痛み方が変。これは、とすぐ気付きました。案の定ハンガーに小さい奴がしがみついているじゃないですか！空色のハンガーに青い柄のある黄緑色の毛虫、居ると判っていれば見えますが、気にしてなきゃ見過ごす範疇です。
　
　見る見る腫れ上がる指の根元をしっかと押さえて、同居Guyに取ってきて貰ったガムテープを指に貼り、ベリベリと貼っては剥がしを数回繰り返して毒針の除去完了。洗面台で勢い良く流した水に晒すこと数分。仕上げに前回良く効いたアレルギールジェルを塗り塗りして治療はおしまい。犯虫が小さかったためか、対処が早かったためか、後から痛みや痒みも出ずにすっきり治ったようです。前回の経験は無駄じゃ無かったってコト。

　それにしても越してきて十年お姿を見かけた事は無く、ここ数年で何度か目にしたけれど一度も刺された事が無かったのに、今年に限って何故2回も刺すかなぁ。

　昨日の散歩の途中、川にかかる橋の上の電線で川面を見つめているサギ氏と遭遇しました。コサギかな？
　高い線に器用に片足立ちする姿が青空に映えて美しい♪と、逃げないのを良いことにアングルを換えて何枚も写していたら、この方がやおら首を長ーく伸ばし、同時にオボ～とかボエ～とか、語呂合わせじゃないけれどオーボエのような音色が聞こえてきました。

　何かそんな鳴き声をたてる生き物でもいるのかと思わず川を覗き込んだんですが、アヒルもガチョウも不在。え？って顔で同居人氏の方を見ると、アイツが鳴いてる、と美しいサギさまを指差しました。えーっ？サギってあんな鳴き声なのぉ？
　美しいお姿はちょくちょく拝見していますが、声を聞いたのは昨日が初めてでした。いや、今思えば聞いたことはあったのかもしれないけれど、とても釣り合わない悪声に違う生き物の声だと思い込んでいたのかもしれません。あーガッカリした。

　まぁね、美形＝美声って決まりは無いわけだし、天は二物を与えず、とも言うし。

　最近は目覚まし要らずで同じ時間に起きています。
　寝る時間が何時であるにかかわらず寝て起きるとほぼ毎日同じ時間というのは、最適な睡眠時間を体得して目覚めている訳では無いみたいですが、朝どうしてもこの時間に起きねば、の生活はとりあえず卒業しているし、うっかり寝過ごしてもいざとなれば同居人氏の目覚ましがあるので特に不問。

　と言う、外勤の頃に比べれば時計に縛られない些か怠惰な日常ですが、先の夏休み中は同居Guyの弁当作りで久々の「起きねば」生活だったために、同居人氏が気を利かせて目覚ましをセットしてくれました。曲は「水どう」のオープニングテーマ。
　テケテケポコポコテケテケポコポコチャラ～ン(聞こえ方は人それぞれなので突っ込まないよーに)ってな脳天気な音楽で脱力もせず「よしっ」と起き上がり、ささっと身支度してドアを開けると、待機していた豆猫が一散に寝室に飛び込んでくる、の毎日でした。

　こっそり先に起きて様子を窺うと「チャラ～ン」が鳴った途端もの凄い勢いで階段を駆け上がり、ドアの前に陣取って突入体勢を取ったまま開くのを待っているらしい。階下で眠っていても「チャラ～ン」の後にドアが開くという一連の流れを認識出来るなんて流石です。
　
　写真は猫用お布団を干して畳んでおいた隙間に入り込んで寛ぐ豆猫サマ。

　7月末から始めたDQⅨ。亀並みにのんびりとゲームを進め、先日ようやくメインストーリーはクリアする事が出来ました。ところがクリア後に出来るようになるクエストが次から次と後に控えていて、楽しみはまだまだ続く様相です。プレゼントしてくれた別居Guyの「まだ？」は、早く続きをやらせたいという息子心だったんでしょう。こりゃ完全クリアってあるのかしら？

　プレゼントだから自腹は傷んでいないけれど、この金額でこれほど濃密なゲームは初めて見ました。データが一つしかセーブ出来ないのも、発売に際して物議をかもした先方の利益重視とばかりは強ち言えない気がします。　
　初めてDQシリーズが世に出た時に確か、リビングでお父さんがオンザロックか何かを片手にゆ～っくり楽しんでくれたら嬉しい、みたいな事を、開発側の誰かが言っていた記憶があるんですが、まさにそんな風に、ぶつ切りの時間で少しずつ遊び続けられそう。その気があって途中で飽きなければ、本体が壊れるまで楽しめそうです。

　そうは言いつつ、毎日ちょっとずつ家事が先送りになっている気もしないでもない。意志を強く持って「今日はここまで！」を励行しないと、このまま冬物出てきませんゼ、今年。

　アボガドの葉に絡みついた蜘蛛の巣の中に、光を受けて鮮やかに目立っている小さな黄色いモノが見えたので、あら、珍しい種類の蜘蛛かしら？と写真を撮ったら…蜘蛛の餌食になった小さな甲虫の死骸でした｡｡｡近眼で見間違えたとは言え、ヤなもの撮っちゃったな。
　早く気付いて外してやりゃ良かった。まぁ、蜘蛛は蜘蛛で喰っていかにゃならんのだけど。

　昨今ヒトたちの生き方も浅ましくなってきて、子どもが小さいうちから弱肉強食、喰うか喰われるか、負けられない戦い、なんて叩き込んでるようなお家もあるようだけれど、もう少しヒトとしての優しさを育む方が将来明るいような気がするんですけどねー。

　人の大勢居るスーパーの真ん中で「テメェ！何度言ったらわかんだよっ！ふざけんじゃねーよ！」と語気荒く、何ゴト？と見ると、若いママが子どもに喚き立てている言葉と判って愕然とした事が一度や二度じゃありません。彼女たち、一体何を育てたいんだろう？