Airy*Mint

　昨日の真夏を思わせる暑さに続き、夕べから今日にかけては梅雨の晴れ間に似たじっとりの蒸し暑さ。昨夜は薄掛け1枚すら苦痛でお腹周りだけ覆って寝ましたが、それでも夜中に暑さで何度か目覚めました。
　つい先日までは本を読む手が悴んで、ページを捲るために仕方なく布団から出した指先を、捲ると同時に慌てて引っ込めてたのに^-^；

　長雨に溜まった洗濯物が片付いてしまえばそうそう汚れ物も出ないけれど晴れは晴れ。勿体ないような気がしてカーテンを洗ったものの、む～んとした空気の中では乾くのに随分時間が掛かり、今日中に乾くかしらとヤキモキしました。
　乾き具合を確かめにベランダに出る度、えらく良い香りが漂っているな、と思ったら、ベランダの隅で不遇を託っていた羽衣ジャスミンが、いつの間にか花を咲かせているのを発見。隅っこで雨・風・日射が強すぎなかったのが却って過ごし易かったのか、去年よりずっと元気。この湿度で故郷の熱帯地方を思い出したか、いつもより余計に香ってます♪

　昨日は朝から義父母や同居Guyや別居Guyの、つまり自分たち夫婦以外の雑用であちこち出て歩いたために、何となく疲れが抜けきっていなかったんですが、母の日だからか妙にサービスの良い同居人氏が、殺風景な西側のベランダに植えたいと前から探していた、手頃な大きさのオリーブや無花果を売っていそうな店があるから、と飯能方面に誘ってくれました。

　緑に囲まれたロケーションにあるホームセンターに着いた頃には真夏を思わす暑さで、汗ばみながらお目当ての木を探したんですが、時期的に売り場の殆どはカーネーションと野菜苗に占領されていたため樹木の品数が少なく、残念ながら欲しい物はゲット出来ず。
　折角の遠出なので、駿河台大の少し先にあるらしい鎌倉街道辺りまで歩こうか、と目論んでたんですが、裏手の山裾をちょこっと歩き、道を渡った所にあるちょっとした緑地を散策しただけで暑さに早々と音を上げました。もう少しお日様が柔らかい季節に出直そう。

　ずっと前に友人らと、子ども連れで行ってみよう、と約束したきりお流れになってしまっていたムーミン谷が、今日行った場所のすぐ近くだったと言うことを、帰宅してから調べて知りました。Guyらを誘っても今更一緒に行く訳はないんだけどね^-^；

　明日は来られないから、と別居Guyが差し出した紙袋を覗き込んだら、可愛いプレゼントが入ってました。
　え？母の日？明日？そーだったのか｡｡｡
　パッケージから取り出して開口一番「これって食べられるの？」と聞いたらどよっと家族が湧きました。目の前に持ってきてよくよくみたら、Franc franc のプレートの裏にしっかり食べられませんと書いてある。

　だって生クリームやラズベリー、キウイも本物っぽかったんだもん。いくら母の日でも、自分だけにケーキを買って来てくれたと思い込むのもどうかと思うけどね。
　左上のトゲトゲちゃんが主役のサボテン。週に一度霧吹きで水をやれば良いそうです。

　それにしても、最近多肉植物にハマっている事は別居Guyには言ってなかった筈なんですが、母が好むと見てとったのは凄いなぁ。ありがとね♪

　毎日毎日朝から晩まで良く降るなぁといい加減呆れていたら、大雨続きの仕上げに今日はどんどろどろと雷のおまけ付き。余りに薄ら寒く、急遽膝掛け再登場。
　それでも一瞬薄日がさすと急に蒸し暑くなって半袖に着替えたり、またまたかき曇って雨の勢いが盛り返すとひんやりして上着を羽織り。目まぐるしく変わる天気に一日振り回されました(疲)。

　晴耕雨読、と美味しいお茶を煎れてゆっくり本を読みたかったんだけど、そんな日に限って事件勃発。ウォシュレットのスイッチが数日前から上手く作動しなくなってたんですが、ついにノズルが出て来なくなりました。お湯は出てるのにな～。
　どうせ雨で身動き取れないことだし、これで駄目なら買い換えだな、とウォシュレットをバックリ取り外し、水抜きを忘れて床を濡らしながら丸ごと大掃除しました。

　温水は出るのだし、ノズル詰まりでは無いようだけど｡｡｡調べたら旧式のタイプはノズルを出し入れするゴム製の部品やバネが消耗してしまうものらしく、年式によっては部品も製造されていないとのこと。えーい駄目モト、と手動でノズルを引き出しては戻す、を繰り返してみたら、どうにか普通に作動するようになりました。
　あ。隅から隅まで綺麗に掃除済みだし、手袋もしてたからご心配なく。

　スイッチは停止ボタンが戻りきらない不具合で、結局すっきり解決はならずでしたが、ノズルの方だけは直せたようなのでまあ良し。何度かボタンを押しているうちにうっかり頭から温水をかぶるアクシデントはあったものの、一応一件落着です。
　イマドキはびっくりするほど安くて、尚かつ家の旧式よりぐっと性能の良い新製品が出てるから、そろそろ本気で買い換えを検討する時期なのかも。

　休み中は随分ゆっくりしたように書きましたが、精神的には何度かガツンな場面に出くわしました。まあこのご時世、人跡未踏の電気も無い所で一人暮らしでもしなきゃ、見たくない物も見、聞きたくない事も聞く訳で、世直し奉行に変身して片っ端から成敗でもしない限りどうにもならない所まで人の心は荒廃しちゃってる感じで、これはもう半分諦めモードに入ってますが。

　気持ちの良い青葉の下をのんびり歩いていても、平常より幾分ましな道路を車で走っていても、嫌な思いをするのは日に二度や三度じゃ無いですから、多分これがこの時代の当たり前と思わざるを得ないんでしょう。やれやれ鬱陶しいこと。

　使い始めてからそろそろ半年になるPC周辺機器が、やはりどうも使い勝手に不満があり、もう少し使い易い物は無いかとPCショップで同居人氏と頭を寄せて、箱をあれこれ手に物色中のこと、傍に居たおじさんからいきなり声を掛けられました。
　年の頃は自分たちより少し上と思われる、恰幅の良い初老のカタ。こちらに人が近付いて来るのが目の隅に入ったので、同じ場所の物を見るのに邪魔なのかな？と判断してちょいと立ち位置をずらした直後、『あんたたちっ、一体どんなパソコンを使ってるんだっ！？』。＜声は小さいけれど文字にした通りの強い調子で詰るような言葉です。『えっ、えーと？僕らあなたを怒らせるコト何かしましたか？』と思わず聞き返しちゃいそうになりました。
　うーん、どんなパソコンと言われましても、あんなのと、こんなのと、そんなのと、どんなのと、と白く靄けかかる頭の中で家のPCを指折り数え、どいつを紹介すべきかと迷いながら立ち竦んでいると更に追い打ちをかけて、『これ(Aの箱を指差し)とこれ(Bの箱を指差し)じゃ、使えるパソコンが全然違うんだよっ！』ですと。何だ、教えてくれようとしてたのか。

　そうは言ってもある程度はコネクタで対応できるし、全く使えない代物は事前に調べていますから、見比べていた二つの箱の中身はどちらも使えるのをチェック済み、残る案件の、金額と性能を確認してただけだったんですが｡｡｡
　にこやかに、尚かつ丁重に「判っている」旨を伝えると、薄ら笑いを浮かべて去って行かれましたが…おい！好意から出た忠告とは言え、もちっと口の利き方ってモンがあるだろうよ。
　多分自分が過去何かで失敗した経験から学び、年齢的にPCに詳しくなさそうな二人連れを見かけて一席ぶちたくなったのかもしれませんが、相手が悪かったかも。にしてもいつも怒りんぼ口調が基本なんでしょうかね、あれじゃ対人関係難しかろうなー。

　ちなみに基本性能すこぶる穏やかな同居人氏は、箱の文字を読むのに没頭する余り、全てが終わった後で「何話してたの？」ですって。嫁放し飼い注意ですぞ！