Airy*Mint

　数日前の買い物のついでに立ち寄った園芸コーナーで、綺麗な水色のちょうちょみたいな花を見付けました。クロデンドロムブルーウィング(ブルーエルフィン)ってお名前なんだって。舌噛みそう。
　一目惚れして、他の2種とともに買って帰り、見た感じ庭の隅っこでも育ちそう、と早速植え付けようと思ったんですが、残念なコトに庭に出られない。

　暫く前にベランダから払い落としたジョロウグモが、思ったとおり「しゃーない、ここで我慢するか」とばかりに庭に張った網が3ヵ所。どれも通り道を塞ぐように張られていて、うーむ、目が見え難い今、絶対に引っかかること間違いなしです。

　こりゃマズい。どーしようかなぁ、と悩みつつポットのまま水を与えて数日過ごしたんですが、改めて付いていたプレートを良く良く読んだら、アレ？冬は室内に置くように、とありました。もしや蜘蛛のお陰で植えちまわないですんだ、ってか。

　プレートには草丈30cm〜300cm(!3mだよ？)とあるけれど、鉢植えのままじゃ大きく育つのは期待出来そうもないけれど、原産国がウガンダというだけあって、冬でも10℃以上を維持する必要があるそう。庭植えは諦めざるを得ません。

　言いたくないけど･･･蜘蛛、邪魔してくれてありがとう。

　急に涼しくなった昨日の朝、階段を下りながら一番に呟いた言葉がこれでした。半袖の腕にトリハダ。
　気温は･･･へぇ、16℃だって。うっそみたい。ついこの間まで熱帯夜で夜間も30℃なんて日もあったのにねぇ。ほぼ半分じゃないですか。日中はまだ暑い日もあるけれど、朝晩だけは紛れもなく秋になったようです。うかうかしてたら風邪ひくな、コレは。

　今年の夏は何せ湿気が多く、毎年恒例の秋物を丸ごと出して日替わりで洗う、も出来ませんでした。洗濯物がカラッと乾くどころか、取り込む時間に一応は乾いていても何となくしっとり。バリッと気持良く乾いた日はほんの数日だったので、日常の洗濯物を早く取り込み、残りの時間で秋物を干す、という二毛作が出来なかったのです。こんなに早く急に秋めくとは。まだまだ暑かろうと油断してました。

　今日は中秋の名月。どこもお月見の話で盛り上がっています。何でも今年を含めて3年続きで中秋＝満月だったんだそうですが、次に重なるのは8年後になるそうです。東京オリンピックVol.2の翌年！なんとも先が長い話だなぁ。

　せっかくなので見晴らしの良い場所まで歩いて、思う存分月を見上げてきました。尤も写真ではまあるい月も我がヘッポコな肉眼で見ると、尖った方を下に向けた卵が二つ、ちょっとズレて重なっている、みたいな形にしか見えないのがカナシくはあるが。早いとこ目医者に行け目医者に！＜自分。

　台風一過の昨日、朝一番の仕事はベランダの片付けでした。片付け、っていうか、片付けておいた物を元あった場所に戻したりとかの作業ですが。
　この、元あった場所がクセモノ。寄せておいた鉢植えも結構倒されていて、一つ一つ起こしたり枝を整えて並べ替えたり。物干し竿は固定だけれど、外しておいたピンチは泥ハネだらけになっていました。

　実はそれよりもっと前、本当の朝イチ仕事は虫の回収でした。風に飛ばされたのか雨を避けて逃げまわったのかでベランダや庭に散らばっていた、モンクロシャチホコ20匹ほどを桜の枝に、アケビコノハをアケビの蔓にそれぞれ戻し、非難のつもりかベランダの窓のまん前に移動していたジョロウグモの巣を庭に向けて撤去、大きなカナブンを鉢植えの木の葉に保護して完了。はぁ、それだけで大汗かいちゃったじゃないか。

　写真は先週土曜日に行った図書館の駐車場にあった看板。カラーコーンにプリントが一枚、その上に手書きの一枚が張られていました。
　下になっている紙には「この松の木にミツバチの巣があります。ちかづかないで、いたずらせずに、あたたかくみまもってください。」とあり、その上に赤い文字で書かれているのは「すずめばちがいます。ご注意下さい！」だって。あのねー、何が書いてあるのかとワザワザ近付いちゃったじゃないかー！
　
　好奇心旺盛な、私や私に似たタチの人は刺されるよ、コレ。危険な看板だなぁ。

　いつの間にかごちゃごちゃした雑誌のレイアウトが嫌いで、滅多に手に取る事も無い自分ですが、NHKの「婦人百科」だけは暫くのあいだバックナンバーを揃えていた時期がありました。
　在宅になって間もない頃から数年間、Guyらが学校に行っている間とか夜とかに、各号の掲載作品を1つか2つ仕上げては悦に入ったり。

　それは何だかほのぼのした、当時憧れた大草原の小さな家の母さんの生き方にどこか通じるような。今より幾分女性成分が多かった当時は多分、優しくて、料理と手仕事が上手な、俗に言う良いお母さんになりたかったのかもしれません。

　今でも決してそのテの作業が嫌いなワケじゃないけれど、本も番組もすっかりご無沙汰しています。番組が「おしゃれ工房」「すてきにハンドメイド」と名を変えて行く毎に、基本コンセプトがどんどん劣化していって、難しいけれど完成したら嬉しい作品、ではなく、誰でもが気軽に簡単に出来るモノ、を取り上げるようになったため。なんだか作ってもゴミになりそうな作品テーマが増えたように思えるからです。

　先日図書館で「すてきにハンドメイド」が置かれているのを見かけて思わず手に取ったんですが、はぁ、やはり触手が動かない。本の作りがこちらもまた激しく劣化で、アンコール放送の回(これは番組の方でも如何なモノかと不満がある)分は数ヶ月前の記事をそのまま、おまけにモノクロで掲載してあるというお粗末さでした。結構なお金を頂いてコレってちょっと失礼なんじゃなかろうか？某国営さんの体質なのかしら。

　なんにせよ、だ。学問であれ料理であれ手芸であれ、険しい高みを目指さずに安易な低い方に迎合するこの辺の在り方って、どうにも気に入らないんだけど。

　連休の大トリ「敬老の日」の今日は、朝目が覚めたら暴風雨でした。耳の閉塞感と頭痛が半端無い。
　TVでは休みなくピンポンピンポンと警報が鳴り響き、敬老のお祝いどころじゃない雰囲気。お孫さんとのお出掛けを楽しみにしていたお爺ちゃんお婆ちゃんも世間には多かっただろうに、とんだ敬老の日になっちゃったねー。可哀想になぁ。

　大雨と強風で暴れまわった台風は、お昼前後でこの辺りを通りすぎて行きましたが、関西方面の普段余り災害に縁の無い土地に随分と大きな爪痕を残したようです。聞き覚えのある観光地の川も氾濫して、驚くほど大人数に避難勧告が出たとか。

　いつなら良いってもんじゃないですが、連休の、それも敬老の日に何もワザワザ訪問してくれなくっても良いんじゃないかと思うんだけど、ねぇ、18号さん。