衝動的に叔母宅
コムラサキシキブ 早朝に同居Guyを送り届ける用事を済ませた後、強烈な夏の暑さに家を出るに出られず、夏休みにまた来るねと約束したままになっていた叔母宅に急遽押しかけました。都合が良ければどう?と9時前に電話をして快諾を受け、それでもほんの少し遠慮をしていくらか時間を潰し、先方に着いたのは10時少し前。いやー、早朝からスミマセン。

 私が逆の立場だったら、きゃぁきゃぁとパニックになって掃除や片付けに大わらわになるところだけれど、サスガいつも身辺がきちんとしている叔母のこと、一つも動じず笑顔で迎えてくれました。アーイフモノニワタシハナリタイ。

 同居人氏を交えて三人で、私の遅い朝食用に途中買ったサンドウィッチやらおむすびをつまみながらお茶したり談笑したり。2時間ばかり過ごしてお暇するつもりが、昼にはササッと軽食をこしらえてご馳走してくれる気配りまで。結局同居Guyまで出先から叔母宅に戻り、遅い昼食まで支度して貰いました。何から何まですんません。

 女性としてかくあるべき、優しさや心配り、今(だけ?)流行りの「お・も・て・な・し」を押し付ける事もなくサラリと体現してくれる彼女に触れるたび、爪の垢でも煎じて頂こうかしらん、って思ってしまいます。小さい頃同じ家に育ったのに、なんでこうまで完成形が違う?寧ろ男としてかくあるべき的性格の自分の、じっと手を見る。
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