Airy*Mint

　昨日スライスした右手親指左手側(表現が難しい)の傷は、とにかく何かをする時に必ずかさる位置。
　昨夜は本を読む時にも擦れて痛み、止血のためにきつく巻いたバンドエイドが祟って夜中に痛みで目が覚めました。小さな怪我のくせに小憎らしい。
　目覚めてまた本を読み、また擦れて痛む、ひと晩それの繰り返しでした。完璧な睡眠不足だ〜。

　起きて作業中は、随分前に流行った「ぐぅ〜」とか「ゲッツ」みたいに、庇おうとする自然な動作で四六時中親指が立っています。コレ、普通家事をする方には自明ですが、酷く不便。この部分には普段、如何にお世話になっていたかが良く判ります。
　
　朝生ジュース用のオレンジやリンゴの皮、今日はヤケに厚剥きでしたとさT^T

　サラダ用に新玉ねぎをスライスしようとスライサーに手を伸ばした時、何故か知らず頭の中に、ふぃっと「切りそう」な予感が過ぎりました。
　某料理研究家がガードを使わずにスライサーを使うのが、ひと頃神呼ばわりされていましたが、自分も素手派。いつもは無意識にシャカシャカやるのに、予感で少し手が竦んだのかもしれません。

　ほんのちょっと手の止めどきを誤って、玉ねぎと一緒に右手親指の爪に近い辺りをさくっとスライスしちゃいました。わー大変！結構な出血だこと。

　ペーパータオルを取って傷に当て、わりと厚めにスライスした指の皮が玉ねぎに混入しちゃいないか？と良く良く目を凝らし、スライサー側に張り付いているのを確認してから玉ねぎを水にさらし、それから徐に傷の処置。まぁ、なんて冷静でしょ(笑)。

　普段なら爪が身代わりになるところだけど、歯科治療以来爪がボリボリ割れて、今は指先を守って貰えていない状態です。早くまっとうに伸びてくれないかな？爪。

　ずっと昔、同じような状況でもっと深く切り、大量の出血で貧血起こした過去を思い出しました。今回は大した傷じゃないんだけど･･･場所が場所だけに何かに触れる度、びくっとなる程痛い。洗い物もお米研ぎも家人らに押し付けました。お陰で夕食後がエラく楽チン♪これぞまさしく怪我の功名だね。＜違うと思うゾ。

　寝付いて間もなく、ゆさゆさと揺れる感覚でバチっと目が覚めました。おーー、久し振りにデカイね。
　いつもなら同居人氏の携帯がヒュインヒュインと発する警報で目が覚め、来るかっ？と地震を迎え撃つ(いや、まず無理だろうが)体勢を取るんですが、今回は前触れも無く突然、部屋や家具が軋み音を立てる大きな揺れ。珍しくドキドキしました。

　収まった後も目が冴えちゃって、震源地はどこかと確認をするために階下へ行ってTVを点け、手元でTwitterの揺れつぶを眺めていたんですが、ふと気になって「ゆれくる」を確認したら、あらなーんにも通知されてないよ？

　上部の地震速報見たさに仕方なくかけていたつまらない番組を暫く見させられた後、ようやく画面が変わって震源地が千葉だったらしいと知りました。もー。そのタイムラグですっかり寝そびれたぢゃないか！

　竜巻だの地震だの雷だのと、あちらこちらで頻発する大きな災害を目の当たりにすると、ナルホドこれぞ【災異･瑞祥の思想】かと。いや、つくづく。

　午後は荒れると早朝の天気予報で聞き、洗濯は早めに済ませました。お天気は良いし、風は程良く吹いているし、雨の前にすっかり乾いて余は満足じゃ♪
　取り込んだ洗濯物を畳む手を休めて空を見やると、うぁー、西の空が真っ暗。ドロドロ遠雷も聞こえているし、風もザッカザカ鳴り出して窓にバチバチ砂ぼこりをぶつけてきます。いかにも嵐の前触れ。

　階下に下りてコーヒーを入れ、程なく辺りは夕暮れの暗さ。ポツリポツリ音がしたと思ったら、大雨と雷に混じって雹までバラバラ。BB弾くらいの氷の粒が、塀で跳ね返って出窓に当たり、割れんだろうなぁ、と心配になるほどでした。

　ものの1〜2分で雹は収まりましたが、小にゃんは恒例のどこかに雲隠れで呼べと答えず。豆猫は窓に顔を近付けて、ありゃ何だ？と不思議そうに見ていました。臆病すぎる小にゃんと太っ腹な豆猫を、足して二で割ったら理想的なんだけどナ(笑)。

　買った苗に既に二つ三つ咲いていた花のうち、二輪は小さいまま萎びてガッカリしたけれど、一輪だけぐんぐん育って立派なきゅうりに成長しました。ツヤツヤピカピカムチムチの色緑美人さん♪
　収穫するのが申し訳ないような気もするけど、勿論そのまま熟すのを待つ気はナシ。もぎ取って洗い、湿らせたペーパータオルに包んで冷蔵庫へ。

　キンキンに冷えたのを長さを当分に切り分け、同居人氏と同居Guyに味見して貰い、旨い、美味しいと絶賛されました。瑞々しくて甘くて、流石もぎたて！のお味だったそうです。そーかそーか、育てたのはお日様と水と土だけど、なんか褒められたようで嬉しいぞ♪いやー、作り手冥利に尽きるなぁ。＜ナニと言う事もやってないヒト。

　惜しむらくは記念撮影もせぬまま食べさせちゃったこと。代わりに道端のキュウリグサのボヤッと写真、載せときました。原寸は2〜3ミリの小さな水色の花。