Airy*Mint

　20数年前に関西の知人経由で初めて存在を知って以来ずんずんと勢力を伸ばし、いつの間にか節分に出回るのが当たり前の光景になった恵方巻き。
　あんなに長い太巻きを、家族が揃って恵方を向き黙々と丸かぶりする、なんてのを想像するだけでも喉がつまって息苦しくなるので、自分には一生縁が無いものとずっと思っていました。

　大体具の寂しい小さめの物でも400円前後、高級な海鮮を使った大ぶりな物が千円超、普段だったら500円も出せばお釣りがきそうな一般的な物が700円前後。
　いくら縁起物だからってボリすぎじゃね？とはなっから買う気にもなりません。

　ところが当日になって同居Guyが、「帰りに買ってこようか？」だって。本気で食べれると思うん？(何故関西弁？)と聞くと「うん。」と即答。喉につっかえるんちゃう？(だから何故関西弁だ？)と畳み掛けると「大丈夫だよ。」ふーん、食べたいんだ。

　こりゃポリシーを脇に避けて用意してやるっきゃないか。巻き寿司に使えそうな物は？と冷蔵庫をチェックして、マグロすき身(冷凍)、卵、胡瓜をチョイス。カニカマと沢庵を買い足し、半幅の海苔に酢飯と具材を乗せ、ずんぐりした太巻きが完成(笑)。

　一応ね、しました。北北西を向いて黙々と。それぞれの願い事、何だったのかな？

　※ずんぐりした太巻きは無言で腹に入れてしまったので、写真は好物のおぼろ昆布。コレは富山生まれの祖母からの伝播、なのかも。

　昨日の夜のこと。例の大ボトル入りポップコーンを小分け容器に移し替える際、つるっと手が滑ってシンクに中身をぶち撒けるという惨劇が起こりました。
　うわー！と騒ぎながらも冷静に、濡れたりしていない部分のタネをそっと手で掬い上げて容器に入れ、湿ってしまった数粒はゴメンと謝ってから生ごみ容器に直行して貰いました。あー勿体無い。

　大豆じゃないけど似たような形状のもの。「撒く」練習に･･･はならないか。

　このところずっと、豆撒きは落花生でしています。大豆だと、バラバラっとやったが早いか猫らが飛んで行って食べちゃったり、ヒトが踏んで粉々になり、後の掃除が大変だったりするもので。鬼が驚く音を立てれば同じこと、と勝手に解釈しています。

　落花生を年の数だけ食べようと思ったら夕飯抜きでも無理そうですが。その昔、年の数では少ない、もっと食べたい〜、と思っていた頃が懐かしい(笑)。

　予報どおり気温が上昇し、3月の温度だったらしい昨日、期待した程には暖かくならないなぁと朝からボヤきとおしだったけど、今朝、寝室から階下に降りてすぐに感じた寒さは尋常じゃなく、あー昨日はなんて暖かだったんだろう、と実感しました。
　ごめん、昨日の発言撤回します。あれくらいの暖かさで充分です。またすぐに戻してください。

　各地で猛威をふるう豪雪の映像は、今年の寒さを象徴しているようです。先日一回だけ降った雪が、昨日まで隅っこに溶け残っていたのを見れば歴然。窓から見える近隣の屋根ですら、数日間ちょびっと雪が乗ったままだったし。

　良く良く目を凝らしても、平年なら2月の声を聞けば咲きだしそうな、梅の花も野の花も未だ発見できずにいます。写真は数年前に撮った早春のホトケノザ。日付けは2月6日でした。今年はこの寒波が終わるのを、じっと地面の下で待っているのかな？

　毎年作っていた同居人氏の、職場用カレンダーが今年分は不要になり、そっか今年は自分用を作るだけで良いんだ、と。そのまますっかり忘れていました。
　去年は、家計簿を買ったらたまたま付録に付いていたカレンダーを使い、それが今年1月まで余分にあったので、そだった！作ってない、と気付いたのは昨日になってからのこと。呑気なもんだ。

　慌てて以前のテンプレの日付や六曜(自分はたいして必要性を感じないんだか)を修正して2月分をプリントアウトしました。残りはまた後で＜これがイカンのよね(凹)。