Airy*Mint

　長く続けているゲームがあります。あと数日で最初の登録から10年になるメールゲーム。
　ブラウザでアクセスして、進路やイベントや装備や持ち物などの次のアクションを選び、時間内なら何度でも変更可、一日2回更新されてゲーム結果がメール送信されます。利用権を先払いで購入、一日10円、一更新分にすると5円のささやかな楽しみです。

　ゲームは一人で小さなイベントをのんびり楽しむも良し、仲間を募って4人までのPTを組み大きなイベントに挑戦するも良し、という自由度の高い物。会ったことも無いPTの仲間や共通掲示板で毎更新交わす、何ということも無い会話も楽しみの一つでした。

　先日から運営にちょっとキナ臭い動きがあって、どうも最長年内で終了してしまうんじゃないか、という憶測がチラホラ。どうやらスッパリ終わってしまうのではなく、無料＆ゲーム内課金という形に生まれ変わるらしいという噂も持ち上がっています。

　今のやり方では採算が取れないって事なのかしら？今更他のゲームを新規で始める気力も無いしなぁ。ここに至るまでに古参プレイヤーが歯の欠けるように一人二人と去って行き、残るプレイヤーの中では実年齢最長だとこっそり自認中。

　寒くなると途端にトイレが近くなるタチなので、外出から帰ると一目散に駆け込みたいんですが、ドアが開くと同時に駆け込むのはいつも猫らです。
　駆け込んでくるのは小にゃんの時もあれば豆猫の時もある、下手すりゃ2匹が絡みあうようにダーっと入って、かたやスリッパの上、一方は便座の蓋の上、なんて時もしばしば。どんなイヤガラセですか？

　家族からそろそろクレームが出始めるこの時期になっても、まだヒーターのスイッチはオフにしたままなので蓋の上だって暖かくない。どうやら「いつでも開いていて出入り自由」ではない、ってところが彼らのツボのようです。

　猫らがトイレ中の時だって、見られちゃ落ち着かないだろうと気を使って目を逸らすのに、一方こちらはお構いなしに2猫にじっと監視され、最後はちゃんと流したかどうかまで便器を覗いて確認されます。落ち着かないったらありゃしない。

　※写真は散歩中に見かけたワイヤープランツ。小さな白い花が咲いていました。写真はごく一部分ですが、実際は塀に上から下まで絡んで、まるで生け垣のよう。
　ワイヤープランツってあんなに大きくなるのか、へ〜。お後がよろしいようで。

　義母のお見舞いが予定に入り、買い物に行けなかったのもあったんですが、夕方猫らのご飯の段になって、猫缶を切らせていたことに気付きました。
　カリカリは山ほど買い置きがあるのでご飯が無い、ってワケじゃないんですが、朝カリカリ、夕方猫缶、深夜用にシーバ、ないつもの食餌を期待している猫らにしたら、アレ？って気分だろうなぁ。ごめんね。

　小にゃんはカリカリ好きなので、却って嬉しそうにしていましたが、野良だった赤ちゃん時代にどこぞの心優しい人がくれた猫缶を食べていたらしい豆猫は徹底した缶詰派。カリカリで誤魔化そうとしたけれど、いつまでもジト目で催促している風です。

　根負けして、そう言えばと出したヒト用の鯖の水煮缶を、今回だけ特例とパカンと開けて与えてみたんですが｡｡｡え？まったく食べないでやんの。所謂ネコマタギ。
　渋い目で2〜3口ペチャペチャとお愛想で舐めたっきりフイっと横向いちゃいました。なんかショック〜。ヒトってどれだけ不味いのを食べさせられてるんだか。

　缶詰だから鮮度は問題無いだろうに。合成の調味料がイヤなのかな？水煮と言っても味付けが濃いとか？猫も食わぬ缶詰を美味しいと食べるヒトの味覚に愕然＞＜。

　今日、義母の手術でした。昔からずっと調子が悪かった腰の具合が更に悪化し、痛み止めの投薬も効なく、手術をしたいと言い出したのが夏頃のこと。
　高齢のため、出来れば体に負担の少ない温存療法やブロック治療、譲歩しても内視鏡による手術を、と勧めるこちらサイドの意見を全て蹴って、骨を削って金属を挿入、おまけにボルトまで入れるとのこと。

　聞いただけで痛そうなそんな手術を、担当医師と勝手に決めてきた時には、もー勝手にしろ！と頑固さに匙を投げました。実際のところ、全身麻酔で4時間もかかる、そんな大それた手術だとは本人も昨夜まで良く理解していなかったみたいですが(唖然)。

　昨日早朝、病院に送り届け入院の手続き、今朝の手術前にまた病院へ行き手術前のバタバタにお付き合い。義母が手術室に入った後は待機室の固い椅子で待つこと4時間。無事終了したとドアが空いた時には、同居人氏と二人、ボロボロになってました。

　手術しても状態が完璧に良くなる保証は出来ない、と言うこの手術を選んだのは果たして吉か凶か。明日からリハビリで、上手く行けば2週間で退院出来るそうです。

　別件で過去記事を見返していたら、約ひと月前にうっかり大嘘を書いていた事に気付きました。
　過去記事に記録は無いとか、家では初めてじゃないかとか堂々と書いてしまったけれど、再度探したら2007年に木通の花が咲いた記録がありました。
　いやー恥ずかしい。この忘れっぷりは危険じゃないかしらん。先々気を付けないと〜＞＜。

　植えて以来実を付けたためしのない木通が、愛しい実への焦がれる思いを諦めきれずに、秋も花を咲かせたのか？と、植物の情念みたいなものを感じてしまいました。
　春には綺麗な花を咲かせ、夏は西日からベランダを守り、アケビコノハの赤ちゃんを育み、もう充分働いてくれていると感謝している。良いよ、無理しなくても。

　ひょっとしたら家の木通は、毎年秋にも花を咲かせていたのかもしれません。自分がただただ鈍くてさっぱり気付いてあげなかっただけ、とか。