2011,11,24, Thursday
まったく懐くとは思っていなかった外猫が実はとんだツンデレさんで、懐いたとみれば隣近所の人々にまで愛嬌を振りまき、今では数軒先のお宅の縁側がキャンプ地になっているトラ猫が、この頃毎日別の猫と大喧嘩を繰り広げていて気が気じゃありません。
耳にはザックリ裂けたような傷があるし、左頬の毛がそっくり毟られちゃってる状態。大丈夫なのか? 喧嘩の相手は黒豹のように精悍な若い雄。なまじの小型犬より大きな茶トラに果敢に立ち向かい、こちらは外傷が見当たらないのを見ると、相当のツワモノです。 ずっと前にどこからかふらっと現れ、前回は茶トラに追い払われたのか暫く姿を見せなかった子が、最近になって舞い戻ってきた、って経緯です。 喧嘩を吹っ掛けているのはどうやら分の悪い茶トラの方。黒猫の方はどちらかと言えば腰が引けていて、売られるので仕方なく反応している風です。あれだけこっ酷くやられているんだから、茶トラも依怙地な縄張り意識なんか捨てちゃえば良いのに。 近場で喧嘩が始まると、寒空の中出て行って必死で宥めるんですが、流石未去勢の(獣医曰く)ケダモノたち、声震わせてちっとも矛を収める気は無いようです。 毎回「やめなさい!」なんて怒鳴るもんだから、せっかく懐いてくれたトラ猫も近頃は擦り寄って来なくなりました。どちらかに肩入れする気はなく、とにかく喧嘩なんてしないで穏やかに過ごして欲しいんだけなんだけどなぁ。 |