2011,11,28, Monday
散歩コースにイシミカワが青く色付いていました。まだちょっと熟しきらない物足りない青だけど、花や草の元気が無くなるこの時期にはありがたい色。
初めて目にした時に心奪われて以来、この草を見かけると傍に寄ってシゲシゲ眺めたくなるのですが、蔓には薔薇の刺を小さくしたようなのがビッシリ生えていて、大抵どこかに引掻き傷をこさえます。 一つの塊に淡い緑、薄桃色、藤色、紫、青、濃紺、と色とりどりの綺麗な実(正しくは萼だそうな)が付き、柔らかい色あいの葉の上にちょんと乗っかったような愛らしい姿とは裏腹の反則めいた痛い刺は、服の上からでも肌に刺さるほど凶悪。 萼の中からは黒くてまぁるいこれまた可愛い種が顔を出すので、ポッケに入れて帰って猫額庭に蒔けば来年は冬枯れの庭で楽しめそう、なんて考えが思わずムクムク沸くけれど、痛さに外猫たちも通れなくなりそうです。思い止まれよ!>自分。 |