Airy*Mint

　2週に一度の図書館では、大抵決め事のように8冊借りますが、以前ほど入眠に時間がかからなくなったために、読み残すかと焦る事が多くなりました。
　眠くなるまでに約2時間、目を閉じて明かりを消すと逆にくっきり目が冴えて、もう一度電気を点けて1時間追加、という馬鹿らしさからは解放されたけど、佳境で寝入っちゃうのもなんだかなー。

　上述の、入眠に到達するまでの時間が長くかかった頃と、読みかけの本に親指を挟んだまま電気も消さずに寝てしまう最近と、どちらも起床時間は同じだし、途中仮眠を取らないのも同じ。寧ろ当時の方が、お弁当作りやら朝の支度やらで今より1時間以上は早く起きていた筈なのに、一体いつ寝ていたんでしょう？

　もともと3日くらいの完徹も、通勤時間の仮眠でどうにか乗り切る体質だったので、当時狂った体内時計が悪影響を及ぼしていたのかもしれません。美容の敵なのに～。

　昨日、義母宅の買い物ついでに覗いた園芸店に、鮮やかな春の花がたくさん並んでいるのを見たらちょいとウキウキしました。先日まではどっちを見てもパンジーやビオラばかりだったのに、一気に色が増えて鮮やか♪散歩再開もそろそろです。

　3月の声を聞いても早春賦の歌詞かと紛う寒い風が吹き荒れたので、長く半引き籠もり - まあ、買い物程度は出ざるを得ないけど - 生活、でした。
　延ばし延ばしにしていた銀行に、今日こそ行くぞ！体のために歩いていくぞ！(ものの5分強だが)と決意も固く、覚悟を決めて同居人氏と家をでたら…あら、日向は結構暖かいではないか。

　尤も風はやはりそこそこヒンヤリだし、日陰となると肩を竦めたくなるのは相変わらずですが、日当たりの良い地面のあちらこちらには、なずなや仏の座、Veronica persica(オオイヌノフグリのこと)の花が咲き始めていました。よし、春、頑張れ！

　今日はここ数日に比べれば随分と暖かだったとはいえ、一気に咲いたとも思えないので、寒い中をじっと耐えていたのだろうと思うと、小さな小さな花がやけに健気に思えました。一面に咲き揃って辺りの景色が明るくなるのはもう少し先のオハナシだけどね。

　給湯器の交換以来、以前よりちょっと文化的になった生活にのほほんと浸っています。
　家人の洗顔中だろうと入浴中だろうと大手を振って食器洗いを片付けられるし｡｡｡いや、実際は家人にやって貰ったりもしてるけど。
　新築時以来そう言えばこの件ではずっと不便を感じていたんだと。今更のことですが。
　
　何より嬉しいのは、今まで18分近くかかっていた浴槽への湯張りの時間が、なんと驚きの10分で入れる状態になること。イチイチ話しかけてきたり音楽が鳴ったりと、余計な機能が多すぎるリモコンはやはり自分的には×だと思うけど。

　こんなに気持ち良く使えるなら早い機会に交換すれば良かったし、事実何度か検討した事もあったんですが、何せ丸15年近くも、途中1度だけ部品交換を要しただけで働き続けてくれた健気なヤツだったもので、ついついタイミングを失しました。

　何気なく話をした友人には「そんな不便を良く今まで我慢したねー」と半分呆れられましたけど、何かにつけてきっちり壊れてくれるまではなかなか断ち切りがたい。流行の断捨離の風潮には程遠いタチなのかも。

　前にも何度か書いていますが、1階ではパンタロンスリッパ(と呼ばれているヒールのあるサンダル型のもの)を履いています。ちなみに階段から上は素足。
　ペタンコ系のスリッパやモカシン風の室内履きでは、逆に不安定と言うか歩き難く疲れてしまう仕様で、本当はピンヒールのサンダルを室内で履きたいくらいなんですが、これは床が傷むので却下。

　で。普通のスリッパに比べると販売数が圧倒的に少ない中から良さげなのを見つけると、いつも数足買いだめしておくようにしているんですが｡｡｡この手のスリッパは前に荷重がかかるせいか、気が付くとオープントゥの部分から爪先がはみ出している…それも大抵右足だけ…という悲惨な状況に陥ります。カッコワル。

　先端の開口部が広い物には目もくれず、履き下ろす時は足指が痛く感じる程の、なるべく爪先部が狭い形状の物を選んでいるつもりなんだけど、余程足癖が悪いのかなぁ。

　何にも追われていないふっと途切れた時間に、ヒーターの前に居たにもかかわらず、すぅっと冷気が降りるように冷え込んで来たのが判る夕暮れでした。
　おいおい、ひと雨毎に、とか梅一輪ほどの、とかって暖かさは一体どこへ？冬将軍未だ健在らし。
　数日の暖かさで膝離れした猫らが、ちゃっかり戻ってきて争奪戦を繰り広げています。

　前のお宅に、外壁コーキングの打ち直しとかで職人が入り、足場が立って数日経ちますが、雨催いの不安定な天気のせいかいっかな外れる気配がありません。
　先週数人が来て大賑わいで足場を組み、何故かこちらの庭に十数センチも金属パイプを突きだし、暫く前の暴風で外れたラティスフェンスを押し退けている暴挙。
　事前にポストに投入されていた業者の説明ビラでは、匂いや音で迷惑を掛ける場合はご容赦をとあったけれど、コレは聞いてないぞ！

　何よりの被害者は庭に来る野良さんたちで、知らない人が出入りするのが怖いのか、ここ数日ぱたりと姿を見せなくなった子もいます。
　寒い夜が続き、どこか遠くから猫の騒ぎが聞こえてくると気が気じゃないんですが、当猫らにしてみればまぁ、ヒトの相手なんかしているより同族のお相手探しに忙しいシーズンだから足が遠退いているだけってオチかもしれませんけど。