Airy*Mint

　いつもカワイイ(？)虫の写真ばかりではうんざりでしょうから、今日の写真はonちゃんで。
　昼頃、別居Guyから2Mのファイルを添付したメールが携帯に届きました。イヤ、開けないから。事情を送ってPCに再送して貰ったのがこの写真です。
　ぐーんと縮小して周囲をカットしたために見えていませんが、後ろにはokちゃんとnoちゃんも居ます。

　折り返しかかってきた電話によると、池袋西武で開催中の「北海道物産展」に来ている、とのこと。お目当てはHTBのコーナーで、しっかりお土産も買ってきてくれました。
　超～高級品(笑)名台詞の湯飲み×2にonちゃんボールペン、藤やん犬のマグネットまで。コーナー大人気で1時間ほど並んだそうです。お疲れさま～。

　他にも美味しいお土産があったんですが、それはまた後ほど。

　開けた途端に勢い良くベランダに飛び出していった豆猫が、ベランダサンダルの辺りで何やらゴソゴソ。
　あーまた虫を探して遊んでから喰う気だね？とサンダルを取り除けてみると、居ました。モンクロシャチホコの毛虫。無抵抗で這うだけの毛虫まで襲うとは…。あんたどれだけタンパク質に飢えてるんだい？
　幸いまだ無傷だったので、木にそっと戻しました。

　とここまで読んで、ここの主は毛虫なんぞを助けてバカじゃなかろか？とお思いの方もいらっしゃることでしょうが、助けたのにはれっきとした理由があります。
　まずは虫好きであること。二つめはモンクロシャチホコの幼虫が、刺す毛虫では無いこと。そして重要な三つ目はこいつらが自分にとっての益虫であること。

　真夏は八重桜の茂った葉が涼しい木陰を作り、葉の間から吹き込む風の温度を少し下げてくれる、と言う利点があるのですが、秋の枯れ葉は憂鬱の種です。
　これからの季節、ベランダや庭にハラハラと降り敷く膨大な枚数の枯れ葉を掃除するのは結構な労力。さりとて掃除をしないで捨て置こうものなら、雨でベチョベチョに濡れるなどして最悪な状態になってしまうのは何度か経験済み。
　その悩みを一気に解消してくれるのがこの毛虫さんたちなんです。丁度良い頃にやって来て、枯れ葉の元をはむはむしてくれるんですから、逆にありがたいお客様。

　世間では食害とか不快害虫だとかを理由に駆除されているようです。南無。
　なんでも花芽まで綺麗サッパリ召し上がるそうですが、なあに大丈夫！家の八重ちゃんは毛虫なんて歯牙にもかけず、毎春負けずにわんさと花を咲かせていますから。

　Googleトップページに掲げられたanniversaryやholidaysのイラスト、以前は欧米かっ？と突っ込みたくなるような、余り日本では馴染みのない物が多くて、はて何の日だろうと調べた事が良くありました。
　しばらく前からしっかり日本向けに描いてくれるようになったみたいですね。絵も丁寧に描かれていて、今日は何かなと楽しみにしています。

　このところは宮沢賢治、Michael・Jackson、と誕生日があって、今日はドラえもんの誕生日だって。ドラえもんは未来のロボットだから、当然キャラクターが作られた日、なのかと思ったら、誕生日の設定が2112年9月3日なんですと。まだ生まれてないじゃん！

　そういえば先日の総選挙投票日には投票所のイラストが描かれていたんですが、その絵は個別の仕切りにカーテンが付いたもの。ん？カーテンありましたっけ？
　自分が行った、近所の小学校の体育館にある投票所は仕切りのみでカーテン無しなので、その気になれば後ろから覗けそうです。そう考えるとちょっとイヤかも。

　万葉集の山上憶良さんによると"秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種の花""萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花(おみなえし) また藤袴 朝貌(あさがお)の花"。
　これだと語呂がちょっと覚え難かったので、試験前に「萩 桔梗(朝貌) 葛 藤袴 女郎花 尾花 瞿麦 秋の七草」って唱えて(？)覚えました。

　結局ヤマが外れて、それが問題に出る事は無かったけれど、お経のように覚えた甲斐あって記憶の引き出しの奥に入っていたようです。
　「芹 薺 御形 繁縷 仏の座 菘 蘿蔔」とすらすら言える春の七草と違って思い出すのにちょいと時間がかかるのは、「食べない」七草だからに相違ない。
　春の七草は籠に並べられているのを目にしますが、藤袴や女郎花ってどんなだっけ？原っぱ全滅のこの辺りでは、女郎花や尾花も滅多に見かけなくなりました。

　入れ替わる好機が何度かあっても、長い間ほぼ一党独裁に近い形を良しとしていた人たちが、変わる時ってこんな風に劇的に変わるもんなんだー、とちょいと驚きました。
　歴史的転換、ってことなんで一応備忘カテゴリで。これで当分は囂しい選挙カーの声を聞かずに済むのが何より。三日天下で投げ出したりしないでしょうね？

　今日の写真はなーんも関係無く、色付き初めた小紫式部に遊ぶカメムシです。
　明るい緑が目に心地良い♪相当臭いらしいけどね。
　触った記憶はあるのに、悪臭の記憶が無いんです。嫌な事はすぐ忘れる体質なのかも。