Airy*Mint

　桜描画用の資料を探すためにアルバムソフトのサムネイルを見ていた筈なのに、気が付いたらちょっと前の猫らの写真に目がとまり、同居Guyを傍に呼んで小一時間、ねずみだ～、小っちゃ～い、と嬌声を上げて楽しんでしまいました。
　まだ2年も経ってないのに、大きくなるスピードの速いこと。ヒトの子みたいにもう少し、「小さい」という愛らしさを楽しませて貰う時間があっても良いのにね。
　どこかで読んだ「生まれたての猫育ては一度やったら病み付き」の言葉を、大変だった当時は否定する気持ちが強かったけれど、今になってみるとつくづく同意。育てられる側が寄せる全面的な信頼に全力で応える経験って、育てる側にとっても大きな糧になったと感じます。体力が持たないのでそう何度も出来るものじゃないですけどね。

　　

　あんまり根を詰めすぎると取り上げちゃうよ、なんて同居人氏の言葉。今どき小学生の子どもでもそんな脅し通じないよ～だ、と憎たれ口を利きつつ目はDSに釘付け。確かに面白すぎ。立体ピクロス恐るべしです。
　一つずつは数分で終わる遊びですが、今解いている中級になると手がかりを見つけ損ねると時間切れになるし、慌てるとうっかり隣のマスを消しちゃったり。

　ブツブツ呟きながら下向いて一心にタッチペンを動かして、時々うゎっとか叫んで、その集中力たるやまるでらっきょう貰って剥き続ける猿!?そんな様子が可笑しいのか、気付くと猫のどちらかがじっと覗き込んでいたりします。ほっといてくれよ！
　
　昔から小さい細かい手元の作業が好きでした。箱根細工に時計の分解、小さなビーズで作る小物、毛糸やレース編み、パッチワークや刺繍、どれものめり込んで時間も忘れちゃう。
　料理にしてもごく細かい千切りやみじん切りが好きなのはその流れかも。
　この集中力が発動するのは、興味のある事、好きな事限定です。残念なことに仕事や勉強の際にはとんと発揮されません。ヒトとして実に惜しい。

　先月あたり迄の、気温が10度でも嬉しく感じた頃よりは随分暖かいんですが、数日身軽な服装で過ごせる日が続いたので今夜は余計に寒い気がします。
　気温の変化に戸惑うのは小にゃんも同じで、数日ぶりに点けた足元コタツの暖を求めて膝掛けの上で揉み手をしたり、ファンヒーターの上にひたっとお腹を付けて眠ったり。早く本格的に暖かくなると良いね。

　PC前を離れる時は、厚手クッションを置いた椅子の上に膝掛けを乗せ、そこに小にゃんを降ろして行くのですが、戻ってくるといつもモニタに覚えの無いウインドウが出ています。
　壁カレのスケジュールだったり、描画ソフトだったり、時には複数のブラウザだったり。
　体のどこかがたまたまホットキーにちょびっと触ってしまっただけの事なんですが、ヒトの居ぬ間にキーボード練習をしている小にゃんの姿を妄想してにんまり。
　見ていない隙に直接机に飛び上がって、闇雲にドスドスとキーボードの上を歩き回る猫又氏の犯行は、NumLockキーが押してあったり、奇妙な文字列が書き込まれていたり、戻って続きをやろうとすると一瞬えっ？となるようなのが多く、最近ではどちらが乗ったかを判別出来ます。判ったからってどうって事もないんですけどね^-^；

　早くから独立した別居Guyはこの時期花粉症の薬を手放せません。他の家族は今の所セーフだし、彼も家に居た頃は何ともなかったので、「外に出て偏食になったせいじゃないの？」と突っついてみたところ…。
　ココん家の人間の『抗体』は、ハウスダストや猫毛と闘うのに忙しくて、『花粉』なんかは敵とみなしていないから大丈夫なんだろ？と返ってきました。

　うー。その理論、多分当たっているだけに悔しいぞ。

　そうは言っても春先は、毎年目が赤くなってヒリヒリ感や痒みがあったり、鼻がぐずぐずする症状が出て、ちょっとだけ怪しいフシが無いことも無いんですが、自分的にはコレ、肥料や農薬をたっぷり含んで辺りを飛び回っている畑の土のせいでは？と疑ってます。
　せめてこの時期だけでも水撒き等の対策してくれないかなー？

　朝の嵐から始まった3連休は、雨混じりの暴風で〆。
　二日めの午前中だけは穏やかに腫れたので、用事を済ませて久々にせせらぎ公園まで歩こうと家を出ましたが、じき土埃をたっぷり持った突風が吹き荒れ、家の周囲2km弱歩いただけで敢えなく撤収しました。
　道中せめて不足している写真の補充だけでも、と花を見つけちゃ近寄ってカシャカシャ。

　結局のところどの花も揃ってフラワーロック状態で…。花の前にしゃがんで顔に砂粒受けながら風の止まる瞬間を待ってた時間の方が、歩いた時間より長かったかも^-^；

　風は兎も角気温だけは高いので、もうカタクリもチラホラ咲き出したそうです。来週は、あっちで桜のお花見、こっちでカタクリのお花見、と嬉しい忙しさになりそうだな～♪