Airy*Mint

　暖かい春の日の青空の下、駅に続く広～い道を真っ直ぐ歩いていくと、赤地に白で文字を抜いた飛行船がゆうらりと空に現れ、突き当たりのロータリーの奥、赤と白の花を咲かせた石楠花の大木越しに見え隠れしながら停車中の、青い貨物列車の上に降りていく。
　ああ、燃料が勿体ないから、目的地までは貨車に積んで行くんだ～、と独り合点。

　と。先は長く、脈絡もない話なので端折りますが、今朝の目覚め前に見ていた夢のオープニングです。周囲に聞くと夢は白黒、と答える人が多いですが、自分の夢は大抵カラー。
　最近は見た夢をここまで明確に覚えている事は滅多に無いですが、見たと認識できる夢には色が付いています。細部まで普段見ているカラーテレビと同じ。
　夢の色に関して調べると良し悪しいくつか説があるようですけど…いーや、別に。朝からちょっとした短編フィルムでも見たようで面白いもん。

　調べるうちにもう一つ『明晰夢』に関しての解説もいくつか目にしました。
　夢というのは気に入らなければ昔懐かしいTVのチャンネルを回すように内容を変えられるのが普通だとずっと思ってたんですが、これもやはり周囲の人に言わせるとそんな事は無い！という意見が圧倒的多数で、変なヒトを見る目をされた事もありました。
　でもでも変えられなかったら、怖い夢を見た時どうするの？ストーリーが怖い方に進展しそうになったら、少し前まで巻き戻して、怖くならないように話を持って行く、ってしないの？と他人事ながら心配した覚えがあります｡｡｡夢の中まで変人なのかな～？