Airy*Mint

　全く予定外だった庭の手入れを昨日急遽始めた理由は、一つには同居人氏と同居Guyが、別居Guyに汚いと叱られた車の掃除を慌てて始めたので手持ち無沙汰になってしまったから、なんですが、もう一つ、寧ろコチラの方がメインの理由がありました。
　お隣りが大規模な伐採をした→家が遠くからもガラーンと見渡せるようになっちゃったから、です。

　間にある高めの塀の向こうにワサワサ茂っていたアオキや南天のお陰で、今まで家の庭はお隣りの広い庭を挟んだ道路からは見えずに済んでいたんですが、短時間の外出から戻ったらスカ〜ンと切られていて見晴らしの良いこと。何というハヤワザだ！

　伐採はそこのみにとどまらず、ザクロやカリン、柿までもが、今真っ盛りに実を付けたまま枝も幹も殆ど切られて庭の隅に積み上げられている。一番太い幹は残っているけれど、来年以降また伸びるのかと、他所事ながら気になる程の切られ様です。

　最近はお付き合いも無いので、何があった？どうした？とは聞きませんけど。
　いつも羽を休めに来ていた大勢の鳥たちも、休憩所を失って困ってるだろうなぁ。

　購入したぐるっとパスを握りしめ、美術館だ博物館だとあちこち出掛ける予定を立てていたこの連休、結局はストーブ目当てで電気店を回ったり、秋冬物の購入で洋服屋を回ったり、に費やされました。肌寒くなるのが急で、ついて行くのが精一杯。
　予想外の強行軍に早くもちいとバテ気味で、今日は食材の買い出し＆車や庭の掃除で連休オシマイ。

　いつもながら計画倒れが多すぎるヘタレっぷりに呆れます。予定を立てる時はワイワイ盛り上がるだけ盛り上がるのに、いざ実行に移す段になると何かしら横槍が入り、基本性能は外出嫌いときてるから無理にも予定をこなしちゃおうって気にもなれず。

　あー大丈夫かなぁ。ぐるっとパス、ちゃんと期限内に使いきれるかしらん？

　そういうお年頃は自覚しているので、日頃から注意はしていたんですが｡｡｡今日、家族の秋冬物を新調しようとショップを回ったうちの一軒で、試着の順番を待っている際、ふと見ると目の前の広い試着室が空いてるのに気付きました。普通の2〜3倍は広い。
　確認したら数人入れるそうなので、じゃあじゃあ、と同居人氏を呼んで二人で試着室に入りました。

　試着室の中は広々、奥はもう一人分のスペースをカーテンで仕切れるようになっている作りなので、自分は奥へ入り、同居人氏は入り口側で試着しました。
　お互い待つ事もなく、入り口をイチイチ開けてどう？なんてしないで済むし、コレって便利だね、なんて話しながら数点試着して確認しあって購入を決めて外へ。

　似合わなかった服を棚に戻している時、後ろから焦った声のお兄さんが「お客様、お客さまっ！」と追いかけて来ました。アレ？試着室で何か問題があったかしら？万引きと間違えられてるかな？と振り返ると、彼の手に見覚えのあるバッグが。

　あちゃぁ、試着室に入ってすぐ、奥の壁に付いているフックに自分のバッグを掛け、そのまましらっと忘れて来たんでした。「全財産です、助かりました〜。」と照れ笑いして受け取りましたけど、コレ、事実。店員さんがよく見ていてくれなかったら、レジで支払いの時まで気付かずに、大騒ぎになって笑い事じゃ済まなかったトコでした。

　複数人で試着室に入るなんて慣れない事はするもんじゃないナ。家人にはしっかりしてよね、と白い目で見られるし、ああ恥ずかしかった〜。

　聞いたところによれば、このところ張り切っていた季節外れの寒さは去って、この季節らしい爽やかな秋の気候になるってな話でしたが、朝晩の冷え込みのキツさったら｡｡｡あーもー自分的には冬、な気分です。
　今朝も早めに買い物ついでの散歩に出たら、風の冷たさに唇青くして歩く始末でした。こりゃあウインドブレーカーでも着なきゃ歩きたくないなぁ。

　猫らもすっかり冬モードで、寒さに敏感な彼らは早くもくっつき態勢。少し太めの豆猫は、夜以外あまりベタついては来ませんが、スレンダーな小にゃんの方はもう辛抱たまらんようで、例年どおり椅子の背と背中の間の狭い隙間に入れてくれ〜、と大騒ぎ。

　食卓の椅子に座ったのを見るや隣の椅子にスタンバイし、気を抜いた頃を狙って横から、お尻と腰の辺りをカリカリとかいて浮かせてスルッと潜り込む。うーむ、お見事。
　くっつかれればこちらもそこそこ暖かくなれるので、コレ、嫌ってワケじゃないんですけど、次第に背中にのしかかってくるのでちと重い。おまいは子泣き爺か？

　庭のラティスフェンス改築工事(いやムチャクチャ大袈裟だぞ、その表現。)が、思わぬアクシデント発生で停滞中です。うわ〜、冗談抜きに年越しそう。
　必要な材を買い集め、基礎になる部品を組み、ダンボールで作った型枠にモルタルを流しこんで、出来上がった基礎を養生中＜イマココ。養生中ったってすっかり固まって、もういつでも使える状態ですが。

　問題は庭にあり。間借りしていた毛虫芋虫の類が蛹になったか鳥のお食事になったかであらかた姿を消し、虫嫌いの同居人氏をようやく庭に動員出来ると思った矢先、ビックリグミの枝に数匹、茶色の毛虫がいることに先日気付いたんです。

　茶色のモコモコした小さな縫いぐるみのような愛らしいコイツ、たまに道路をセッセと歩いているクマケムシなら噛みも刺しもしないので何の問題も無いんだけれど、よく似た見た目のドクガも居るらしい。うーん、刺も毛束も無いから違うだろう？なんなら刺されるか否か一発触ってみようか？と提案したら盛大に却下されました。

　ちぇ。刺されたって噛まれたって痛いも痒いもワシが苦しむだけなのにさ。＜実は触りたくてウズウズしているらしい。まあとにかくコイツが成長してどこかへ去って行くまでは、フェンス作成責任者である(主に肉体労働担当)同居人氏を庭に引っ張り出すのはどだい無理だろうから、気長に待つしかないんですけど。