Airy*Mint

　結婚記念日のハナシの続き。
　何月何日は狙い通りに忘れもしない日なのだけれど、想定した通り(ぇ？)何年のことだったかを、二人して見事に忘れていることが昨日発覚しました。
　それが元で今朝はちょっとしたツマラナイ言い争いをし、結局二人して1年勘違いしていた、らしい、と言うところでハナシが纏まりました。

　自分らの年やら子どもらの年やら、あれこれ持ち出してすったもんだしてようやく導かれる「結婚した年」、ってこの夫婦どうなの？ってか世間ではそーゆー事って忘れない？

　「その年」を思い出そうと振り返ったら、初めて同居するための新居を二人して探し歩いた、勤め帰りの夜の寒さなんかまでありありと思い出しました。ちょっと新鮮♪

　ここ数日、日足が少しずつ、ほんの数分ずつ伸びているのが嬉しくて今日のタイトル。たまたま何日か同じような夕刻の時間帯に外出し、まだほんのり明るさの残る空の向こう、薄赤い背景に浮かび上がる富士山の姿を続けて見ることが出来ました。

　やよいさんから別の所でご要望があったので恥ずかしながら書きますが、今年は本当にクリスマスらしい祝い膳は何も用意しませんでした。
　昨夜寝しなにちょっと話題が出て多少後ろめたい気もしたので、今日になって調達した出来合いのチキンフィレを温めたのと、在庫にあったモントンのケーキを焼いていつもの食卓にプラスしただけ(爆)。

　何年、は忘れても、何月何日だけは絶対忘れようがなく、よしんば自分たちが祝わずとも世界中のヒトたちが何かしら祝うだろう、というちゃっかりな理由から、婚姻届を提出したのは12月25日。つまり家にとって聖夜は結婚記念日でもあるので、自ずと毎年料理にも気合いが入ってたんですが｡｡｡たまにはこんな年があってもイイやね。

　自分の言葉が夫に伝わらない、と、数年前に友人から切々と訴えられた事がありました。「男は脳みそが半分しか無いらしいからしょうがないんじゃない？大体さー、夫婦だからって相手のことを全て理解出来るワケないんだし、半分判って貰えれば良しとしなきゃ」と慰めました。友人のご主人は大学教授だったんだけど、ね。

　盛り上がるテンションが欠けたまんま、家族を持って以来長年楽しんだ、ツリーもリースもケーキもチキンもシャンパンもクラッカーも、無しのイブ。
　喪中だから歌舞音曲は慎む、なんて神妙な感覚じゃなく、ここ数日体調ももう一つだし気も塞いでいるし、何となく飾り物とかお祭り騒ぎとかをする気になれなかったってだけの話なんですが。

　小さい子どもが居るとか、友だちと誘い合わせるとか、親戚の家に集まるとか、って要素も無いし。寒いのでいつも通りの缶チューハイと暖かいお鍋を突いての夕飯。
　大人になるってこーゆーこと？って、ちょっと鼻の奥しゅんとしてます。つまんないの！

　見回せばご近所のイルミネーションも一時期よりぐんと減りました。家の周囲で遊び回っていた子どもらは大人になり、新しい世代の小さな子は現在二人きり。
　クリスマスだけでなく、節分の豆撒きも子どもの日の鯉のぼりも夏休みの賑やかさもハロウィンの仮装もいつの間にか途絶え、静かな地区になっていたんでした。

　場所によってはホワイトクリスマスの所も多いらしいですね。素敵なクリスマスを♪

　Halloweenが終わる前から早々に売り場のレイアウトが変わり、気分が全くついて行けないままにすっかりクリスマスモードになっちゃってからふた月。
　ようやっと本番が近付いたと思えば、売り場は鏡餅とお飾りで埋め尽くされていて、クリスマスケーキの箱を手にお飾りを物色する人たちを見ていたら何だか不思議なキモチになりました。あー目まぐるしい。

　色々面倒かけたから、と義母が通販で買った蟹を手渡され、チキンでもケーキでもなく、量だけ山盛りてんこ盛りのモソモソした蟹が載った食卓。模様替えも片付けきっていないダイニングで口数少なく食べました。何かもーあるべき姿が不明＞＜。

　昼間は観測史上3番めとかの暖かさで、久し振りに休ファンヒーター日を楽しんだのに、夜になったらもんのすごい風が吹き荒れてます。なにこの高低差。
　冬至だけれど冷蔵庫の食材の都合で食卓はおでんなので、今年は南瓜お休み。
　昨日買った傷が多めの柚子の、綺麗な皮を食用に剥いた残りを袋に入れてゆず湯だけ楽しみました。

　友人との会話で、心傷の癒し方の話題が出た時に、息をつめて深い湖に潜り、底に手をついて浮き上がってくる事をイメージする、と答え、暗いオンナ呼ばわりされた事がありましたが、季節の中で冬至はまさしくそのイメージ。
　今日を過ぎればここから先は日毎に昼が伸びると思うと、なんだかウキウキしてきます♪寒さはこれからが厳しいんでしょうけど、春が来ない冬はないサ。