2012,02,28, Tuesday
幼少児の節分に食べた炒り豆は、年の数だけと言われてしょんぼりするほど確か美味しい物でした。それだけ嗜好品が少ない時代だったとも言えるケド。
祖母が炒ったのか、買ってきた物なのか、今となっては不明だけれど、アレルギーで駄菓子の買い食いを禁止されていた自分には、ヤメラレナイトマラナイ系の嬉しいおやつだったと記憶しています。 最近売っている節分のお豆は美味しくないので自分で炒ったりしてたんですが、どーもあの昔の味とは程遠い。「坂の上の雲」で秋山弟さんが食べていたような美味しい(多分)、外はカリカリ、中はほろっとした感じのそれを食べたいんだけど。 今までは乾燥したままの大豆をトロトロ炒っていたのでガリ感が強く、中まで火が入るのに時間がかかって少々焦げ臭い仕上がりでしたが、調べたらその他に水戻しをした大豆を炒る方法があるそうなので、2〜3時間水でふやかした大豆を半日ザルで水切りしてから大きなフライパンでじっくり炒ってみたら、これが記憶通りの味でした。外側はカリっ、噛むとほっくり甘い。あーこういうのが食べたかった。 揺するフライパンの中でコロコロと転げ回る大豆は、鬼ごっこをして遊んでいるようで可愛いと見とれ、少々余計に炒りすぎたのか、皮がちょいと焦げました。 |
2012,03,18, Sunday
暫く高騰しまくっていた野菜の価格が、今週になって少し落ち着いてきたように見受けます。
レタスやキャベツが250円だ300円だってちょっと手が出ない。出ないからと言ってじゃあ買わない!で済む物じゃないから余計始末が悪いんだけど。 昨日今日と若干値下がりしていた野菜たちを買い込んだので、暫くは不自由しないで済みそうです♪ にしても棚に並ぶ野菜の品の良いこと。わざわざパックに入れられてラップをかけられたトマトとか、綺麗に洗われて背丈も揃えて袋に詰められた青菜とか。 消費者のニーズだと言われているけれど、本当に消費者がそれを望んでいるのかしら?泥つき野菜や虫食い野菜でも自分はちっとも構わないけどなぁ。 フランスやイタリアの映像に映る、屋台の八百屋さんに雑然と並べられたむき出しの新鮮な野菜を見るたび、ちょっと羨ましく感じます。隣の芝生は青い。 |
2012,03,19, Monday
同居Guyが時々エラく素敵な紅茶の香りを纏って帰宅することがあります。その良い香り、どれだけ高級な紅茶をどれだけ上手な人が入れた?
聞けば時々お茶の時間に、普通のティーバッグで大人数分入れた紅茶が出ただけ、だそうです。マジ? 自分もそんな馥郁とした香りの紅茶が飲みたくて頑張っているんですが・・・どうにも納得行かない。 ティーバッグをポットに入れて熱湯を注ぎ、表示どおりの蒸らし時間を置いてもなんだか香りが物足りないので、今度はリーフティーを買ってきました。 日本紅茶協会というサイトで勉強すれば、ちっとは香り高い紅茶が飲めるか? その昔リーフティーの入れ方を教わった時、人数分の茶葉+ポットの分を1杯、と聞いたんですが、↑のサイトも紅茶のパッケージの入れ方も人数分と書かれてました。 えーっ?そうだったのか!と驚きながら読み進むうち、そもそもティーコゼーもマットも、口の大きく開いたティーカップすら家には無い事を思い出した〜(笑)。 美味しい紅茶への道は遠いな。 |
2012,04,24, Tuesday
昨日買った、この辺りでは売られていない産地のお米、というのは昨今話題のカリフォルニア産コシヒカリです。5kgで1500円弱でした。安い。
ずっと探していたけれど近所のスーパーには売られておらず、どこかで見かけたら買おうと思っていた矢先。袋の外から見る限り、粒も大きいし、割れも欠けも少ない綺麗なお米なので買ってみた次第です。 10年近く前の例の米騒動の際、買い占めにも走らずタイ米も買わなかった自分が、たまたま入手出来たのがカリフォルニア米でした。国産の米より2割り増し大きいかと見える立派な粒と、粘りもモチモチ感も無いさっぱりした食感がエラく気に入って、こんなに美味しいならずっと売って欲しいと思っていたのに、騒動が収まると全く見かけなくなり、カリフォルニアに行かないともう食べられないのか?とガッカリしていたのですが、最近売られるようになったと聞いて楽しみにしていたのです。 今回買えたのは、記憶の中の米ほど大粒ではなかったけれど、自分の、米に対する普通の基準とは違っているらしい米趣味から言えば国産米に決して引けをとるものではなく、とても美味しく感じられました。約10年ぶりの再会、嬉し。 |
2012,05,14, Monday
3月末〜4月頭まで咲いていたご近所の桜桃に、数日前から黄色い実がワサワサ見えると思っているうち、昨日今日で真っ赤に色付いてきました。さくらんぼがゴッソリ。良いなー、美味しそう〜。
陽に映えてキラキラ光ってそりゃーもう食欲をそそります。毎年たくさん実るさくらんぼを、採るでもなく鳥が食べるに任せているようですが。 ご近所と言っても窓から見えるだけで道路は繋がっていないし、殆ど行かない方面なので住まう方の顔も知らない。いきなり押しかけてクダサイとは言えないし、まさか木の下で口開けて待ってるワケにもいかないし。ただただ指咥えて見てるだけー。 さくらんぼが庭に鈴生り、ってなんて素敵!毎年この時期になると、何故八重桜を選んだのか、とちびっと後悔します。尤もあの木に出会うまではこの辺りの気候ではさくらんぼは無理だと思っていたし、現に二軒先のお隣さんが植えた桜桃はすぐ枯れてしまったそうですが。八重桜も毎年楽しませてくれるから、不平言っちゃ悪いか。 |