ほろ甘く懐かしむ
カリっホクっ 幼少児の節分に食べた炒り豆は、年の数だけと言われてしょんぼりするほど確か美味しい物でした。それだけ嗜好品が少ない時代だったとも言えるケド。
 祖母が炒ったのか、買ってきた物なのか、今となっては不明だけれど、アレルギーで駄菓子の買い食いを禁止されていた自分には、ヤメラレナイトマラナイ系の嬉しいおやつだったと記憶しています。

 最近売っている節分のお豆は美味しくないので自分で炒ったりしてたんですが、どーもあの昔の味とは程遠い。「坂の上の雲」で秋山弟さんが食べていたような美味しい(多分)、外はカリカリ、中はほろっとした感じのそれを食べたいんだけど。

 今までは乾燥したままの大豆をトロトロ炒っていたのでガリ感が強く、中まで火が入るのに時間がかかって少々焦げ臭い仕上がりでしたが、調べたらその他に水戻しをした大豆を炒る方法があるそうなので、2〜3時間水でふやかした大豆を半日ザルで水切りしてから大きなフライパンでじっくり炒ってみたら、これが記憶通りの味でした。外側はカリっ、噛むとほっくり甘い。あーこういうのが食べたかった。

 揺するフライパンの中でコロコロと転げ回る大豆は、鬼ごっこをして遊んでいるようで可愛いと見とれ、少々余計に炒りすぎたのか、皮がちょいと焦げました。
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| 美味しいもの::そのほか | 05:44 PM | comments (0) | trackback (0) |
 

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