Airy*Mint

　三毛ママが家にやってきてから、今まで自分には見せることの無かった、豆猫の結構底意地の悪い面を度々目にするようになりました。
　甘ったれだけど男っぽくてやんちゃで、もの凄く可愛い面しか見て来なかったので、その変貌ぶりは正直びっくり。まぁ、彼女は彼女なりに、先住の猫としてやるべき事をやっているだけなんだろうけど。

　ベタベタと甘えついて「ねー、ねー」と話しかけてくるその隙に、こっそり後ろを通り抜けようとする三毛ママに気付いて急に怒って飛び掛かるとか。見境が無くなるのかいきなり膝を蹴って飛びかかったりもするので、あちこち生傷もたえません。怖いって！

　ボンヤリな写真は、縦長の箱に入って隠れている(？)豆猫。この中から外を通る者に襲いかかる算段です(笑)。まったくもー。危なくってそばを通れないゾ〜。

　一日前倒ししてくれれば良かったのに、と思うような暖かさの昨日とうって変わって、今日はまた真冬に逆戻りでした。三寒一温かいっ。
　期待したって来ないもんは仕方ない。寒い寒いと家の中に閉じ篭っている自分にちょっと腹を立て、冷たい雨の中気合を入れ、徒歩数分のコンビニまで、傘をさして歩くことにしました。

　外に出てみれば、思っていた程寒くない。冷たい風が強く吹いていたらまた一段と寒いのだろうけど、雨だけならどうってこと無さそうです。尤もコンビニに着く頃には指先が冷たくなって、液晶画面を押すのにちょっと難儀しましたが。

　霙でも混じってるんじゃないの？と時おり見上げるくらい雨は冷たいのだけど、ふと見たらご近所では生垣の沈丁花が咲き始めていました。春は近い？

　庭にいじめられっ猫がいる、何とか助けてやりたいと最初に主張したのはワタクシ。長い時間をかけて美味しい物で懐柔し、どうにか保護に成功したのもワタクシ。バッグにやっと詰めて獣医に抱いて行ったのもワタクシ(車を運転していったのは同居人氏)。なのに何故か、三毛ママの想い人はどうも同居人氏らしいと、最近ジワジワ認識させられています。

　同居人氏が家にいる時間は、どこに行くにも「兎尻尾」をピコピコ振りながら後追いしているし、帰宅時間に車の音がすれば、窓枠に飛び乗って懸命にメーメー(彼女にとってはお帰りなさい、らしい)とお声かけするし、彼の入浴中は浴室のドア前にぺったり張り付いて待機。もーこれは立派なストーカーの域だわ。

　今まで家に来た猫らは、揃いも揃って私に懐くコばかりで、どのコも私の後をついて歩くのが常。これはまあ食べ物をくれるオバさん好き、という猫らの単なる意思表示なんですが、同居人氏がちょっと羨むことも度々ありました。

　けれども今回ばかりは私の完敗。私が構うと鬱陶しそうにする三毛ママが、同居人氏にはデレデレなんですもん。良かったね〜。＜ややフテクサレて言ってみる。

　折り紙であれ縫ったもの、粘土細工など、何かしら飾っていた雛人形を今年は飾りませんでした。
　季節の伝承を大切にしたい気持ちは今でも持ち続けているけれど、なんか盛り上がりに欠けちゃって。
　そう言えば女の子のお節句、というのが小さい頃から引っかかっていたんだった、なんていうのは後付けの理屈かもしれないですけどね。

　(自分も含め)男所帯では、お雛様を飾る理由も特に無いしもう良いかな、って。世間では色々言われているけど、女は幾つになってもオンナ、なんてのは、自分の中にはとうに(元々か？)見当たらない理屈だしねー。って実は他が忙しくて手を抜いただけか。

　そんな家でも胃袋の欲求には忠実。心を込めていつもよりちょっとだけ贅沢なちらし寿司を用意しました。彩りも鮮やか、具もたっぷり。目もお腹も満足♪

　暖かいけれど生ぬるい雨が降った昨日は、気温だけを取り上げると4月並みだったのだそうです。引き続いて雨の今日は真冬並み(ココ良く判らない。どのみち真冬だし)の気温だったとのこと。
　気象情報によれば一日でなんと2か月分の気温の変動だったようで。いや、4月でもなく2月でもなく、今日から3月なんだけどね。

　二日続きでシトシト降ったり止んだりを繰り返した雨に、残った雪がすっかり溶けるの図、を激しく期待したんですが、思ったより量が少なかったので「完全に溶けて無くなる」とはいきませんでした。尤もあともう少ししか残ってないけど。

　来週の半ば頃にまたひと雨かひと雪かあるかも、な予報ですが、スキー場じゃあるまいし、要らんですよ。何だかんだ言って結局、ガチンガチンに固まった雪山ならぬ「こおり山」をスコップでかいては撒きかいては撒き、今週は足腰を酷使する機会が多くてちょっとお疲れ気味です。もー充分ですから。