公物と私物の区別
光と影 2週に一度の図書館詣でで返却を済ませ、次回に借りたい本のリストを手にPCで書架番号を照合し、ページを捲って読める本(文字の大きさ、色の濃淡など)だけチョイスして手に持ち、最後の1冊がある筈の書架に向かうと、そこには目的の本がありませんでした。
 通りかかった館員に所在を確認すると、その書架ですね、と一緒に探してくれたけれど結果は同じ。

 持ち去りか、返す書架を間違えたのか、館内で今まさに誰かが読んでいるのか、理由は判らないけれど、棚のあるべき場所にはその本が見当たらないのです。

 悪くは考えたくないけれど、何度も目にした書き込みやアンダーラインを見れば、手続きを億劫がって勝手に持ち出す人など居ないとは、決して否定出来ません。公の物は自分のモノではないのだ、自分のモノでは無いものに書き込みをしたり汚したりしてはいけないのだ、と誰からも教わらなかったのか?と毎度毎度呆れますが。

 縦しんば手に持っていた筆記具を、ついうっかりで紙面に滑らせてしまったとしても、消しゴムで落とすなり、館員に事情を話して謝るなりする気は全く無いのだろうか、と汚された本を見る度悲しくなります。本を次に借りた自分が疑われるのもイヤだしね。

 ついでに先日騒動になった本の破損について聞いてみると、隣の市では多数破られたそうですが、幸いこの図書館では被害が無かったとのこと。汚すにせよ破るにせよ館内で行われたのであれば防ぐ術は、管理を厳しくする以外無いのでは、と自分は思います。館内で読むにもカウンターで手続きが必要、とすれば被害は減ると思うけどなぁ。
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| ワタクシゴト::戯れ言三昧 | 10:50 PM | comments (2) | trackback (0) |
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