Airy*Mint

　今日のような気持ちの良いお天気の日は何をやっても楽しい♪いつもは嫌々片付ける家事一切もスイスイ捗って不平の出る間もありません。
　暖かいんだか肌寒いんだかどちらかはっきりさせてくれよっ！ってな日が続いたしばらく前までの数日は、生きてる事がやっとかっとの青息吐息。まったく見事なお天気屋ぶりだと我ながら呆れます。

　お天気がおかしかった時期、着心地良い服でも買って気分転換を図ろうと数軒の服屋を巡り歩いてみたんですが、驚くことに一着も、あ、これが着たいと思えるような服に出会う事は出来ませんでした。
　さらっとした薄手コットン、乃至はガーゼっぽい生地で、シンプルでゆったりと丈も袖も長めのブラウス、ボタンや装飾がうっとうしくなくて、あっても控えめなステッチまで、フリルは不可、出来れば無地の綺麗な色合いで光沢は×、ガキっぽくもババくさくもない物、と煩いリクエストをクリアしたと思ったら、サイズが大きすぎたり小さすぎたり。
　加えてどれも似たり寄ったりの色(売り場殆ど白・紺・黒)か、流行なのか知らんが虫の好かない柄物、更に申し合わせたようにガバリとだらしなく開いた胸元におぞましささえ感じて、結局購入を断念しました。もー良い！自分で作る。

　そう言えば結構な高齢の方までもが、もうちょっとでポロリしそうなギリギリ危うい大きな襟ぐりの洋服を着ているんですが、大抵は首筋が綺麗じゃないし、万が一の時に見たくない物を見る羽目になるオトコの気持ちを思うと、ご愁傷様なんですけど｡｡｡

　暫く前からお隣宅の様子が普段と違うので、何かあったかと案じていたのですが、奥様が16日に亡くなっていたのだと今日、息子さんから聞かされました。
　3月だったかゴミ出しの帰りに同道した際に、いつもの不調に輪をかけて具合が悪いので病院に行くと話され、最後に姿を拝見したのは4月頃。入院をされているのだろうと気付いてはいたけれど｡｡｡

　転居して来たすぐから、ご近所の様子や地域の決まり事を丁寧に教えて下さり、その後も何くれとなく細やかな気遣いをして下さる方でした。
　先方は70代前半。うんと年が離れているから、仲が良かったと言うのとはちょっと違うのだけれど、たまに立ち話をしたり、買い物を引き受けたり、付かず離れずの緩やかなお付き合いを長くしていたので、急に居なくなってしまったことが今はまだ得心できずにいます。

　自分が居なくては何も出来ないのよ、といつも仰っていたご主人を残しての旅立ちはさぞ心残りと思うけれど、後はしっかりしたご自慢の息子さんに任せて、どうぞ安らかに。

　エラく高額でC国からパンダ借りるそうですが｡｡｡
　一人抵抗運動中です。抵抗と言っても徒党を組むワケじゃなく、禁酒・禁煙をするとかってのとそう変わらない、自分の中だけ(家族には多少影響あるかも)の決め事で、動物園に行かない、というだけの話。
　大きいのから小さいのまで全般にわたる動物好きとしては、思いの外キツい禁則ではあるんですが。

　最後に行ったのは多摩動物公園。同居Guyがまだ小学校にあがる前だったと記憶しています。夏休みで、陽炎が立つ猛暑日。檻の中の動物たちがどれも、熱い床にベタリグタリと寝そべって、もの凄く不幸せに見えたのがこの抵抗のきっかけだったかも。

　そもそも動物園に行ったからといって、そこにいる動物たちと「なで回し」たり「抱きついたり」する - 勿論命は惜しいし - 交流は出来ないのだから、目的はwatchであるとして。
　大昔流通も技術も乏しい時代に、見たこともない動物たちを間近で見られる喜びを得る施設だった頃ならともかく、イマドキの技術を以てすれば、大自然の中で普段のままに暮らす生き物たちの、臨場感溢れる映像をお茶の間にダイレクトに届ける事は出来る筈。
　匂いフェチでどーしてもあの獣臭い匂いを嗅ぎたいんだ！って人や、命がけでも触りたいんだ！って人はお金貯めて現地に行けば良いのだし。

　凄く単純な論法だけど…罪も無い動物が捕らわれて一生を檻の中で過ごすのを見るのは忍びない＜動物園の客足が減れば、いずれ運営が出来なくなる日が来るかもしれない、と期待＜ならば、千里の道も一歩から。先ず隗より始めよ。いつの日か願いは届くか？

　もーね、人が人に生まれた事を特権に、人以外の生き物を好きなようにしちゃって良い、って風な、思い上がった考え方はいい加減やめたらどうなの？ってお話でしたマル

　昨日、夕食の支度をしている最中に、夕方のNHKのTV番組を背中で聞いていました。コーナーの内容は先日からちょくちょく話題になっている、雀の個体数減少についての話題。50年前の1割だって。
　餌(生ゴミ)を奪われた烏の餌食になったり、マンションの増加、瓦屋根の減少、原っぱが無くなった事など複合的な環境変化が原因の疑いあり、らしい。

　虫はおろか雀までもがコロリとなるような農薬使ってるんじゃねーだろうな？なんてTVに突っ込みつつまとめを聞いていたら、女性アナの無神経な言葉に驚かされた。
　『雀が居なくなると何か困るんでしょうか？』｡｡｡絶句。
　それって「困らなければ居なくなっても良い」ってコト？このおねーさん、朱鷺や白熊やRed Data Bookなんか、今まで一切気にした事が無いんだろうか？

　仮に。100歩譲って、番組前に無神経なDから渡された原稿に、「こーゆー無邪気な質問をしらっとするように！」なんて事が書いてあったとしても、だ。それに異を唱えることもせず、澄ました顔で言ってしまえる神経が判らない。

　雀、居なくなったら困るよ？将来の子どもたちが「舌切り雀」や「かわいいかくれんぼ」を聞いて、「ねーねー、スズメって何？」「チュンチュンって鳴く茶色い小鳥よ。お婆ちゃんが子どもだった頃はまだ少し残ってたけどね」って話になったら困るでしょうに？

　やるやるとかけ声だけだった裏側の草むしり、今日ようやく済ませました。去年入浴剤やお茶として活用したドクダミは、乱獲がたたって今年は大人しいんですが、ならば代わりにと生い茂るシダ類の凄まじさ。こんな狭い隙間によくもまあそんなに蔓延れたこと。
　針金のような細い茎と艶のある葉っぱ、和風のグラウンドカバーとしても良い味出してるんだけど。

　掃除が嫌い、とは別の意味で草むしりは大嫌い。園芸品種は良くて雑草と呼ばれる植物はダメ、の差別が気に食わないし、草を抜く度ワラワラと逃げ散る、ダンゴムシやミミズ、地蜘蛛や蟻や名も知らない虫たちの平安を取り上げてまで綺麗にする必要性はあるのか？と。野っ原にポツンと建つ一軒家に住んでいるワケじゃないから、やれ虫の発生だの見た目の悪さだの、ご近所への迷惑も考えないとならないので最終的には毟るけどさ。

　作業終了後、顔や手を洗いながら目の前の鏡を見ると、鼻の頭が真っ赤。上からの日差しと下からの照り返しでこんがり焼けちゃったみたいです。あーまたシミの素がぁ。