2008,06,29, Sunday
子どもかっ!と突っ込みたくなるトマト嫌いの同居人ですが、最近ようやく『リコピン』様のありがたみに目覚めたらしく、ここにきてトマトを日常的に食べる努力をする気になった模様です。
もともと形態が判り難い、トマトソースやミートソース、ピザ等に入ってるのは大丈夫なんですが、カロリーの観点からすると毎日食べるにはちょっと難あり。 どうにか素に近い状態で食べられる調理法は無いかと考えていた矢先、タイミング良くはなまるマーケットのとくまるコーナーで、ドライトマトを家で作る方法をやってくれました。 早速作ってオソルオソル味見させたら、特に苦痛なく食べられるとの事。毎日の食事に取り入れてせっせと喰わしてます。σ(^-^)は生の方が美味しいと思うけど。。。 ドライトマト、尚且つオリーブオイルに漬けたもの、と限定なので、食べられると言っても△なんですけどねー。何せ食べられない食材の大ボスだったので、嫌がりもせず口に運ぶ姿を見る度、おぉ目出度い、と感動してます。 オーブンでトータル1時間半弱は、どう考えてもエコじゃないので、作る時は2~3パックまとめて。塩分も少し控えめに。真夏になったら天日干しに挑戦してみようっと。 |
2008,09,07, Sunday
ミルクジャムです。
急にFAUCHONのを食べたくなったんだけど、ネット購入で配達される迄の時間を待つのも、売っているであろう店を探して遠くまで買い物に行く手間もイヤ。丁度それっぽい材料が手元にあったので、作りました。 FAUCHONの足元にも及ばないとは思うけど、ちょっと幸せになれる味に仕上がったので♪ 材料は、牛乳、生クリーム、砂糖を各1:1:0.5の割合。今回牛乳は濃脂肪(4.3)を1C、低脂肪の生クリームを1C、砂糖は上白糖を1/2C弱使いました。 他にシナモン粉末とバニラオイルを各少々。お鍋と木べらと保存容器も用意します。 厚手のマルチパンに(出来れば厚みのあるホーローかテフロンが焦げ難くて楽かと)牛乳、生クリーム、砂糖を入れて火に掛け、フツフツ沸いてきたら中火~弱火をこまめに加減しながら、ふきこぼれたり焦げ付いたりしないように木べらでひたすら混ぜる。 ゆっくり木べらを動かし、焦げ付きやすい底の部分を特に気にしながらしばらく(結構長め…30分程度が目安)混ぜていくと、色が濃くなってもったりした感じになるので、シナモン、バニラを少量加えて様子を見ながら更にトロッとするまで混ぜる。 FAUCHONのような濃い色は、家庭では出し難いかも。あの色になる前に焦げそうです。 丁度良い固さまで火を入れると冷蔵庫に保存した時に固くなってしまうので、ちょっと緩いかな?の段階で火から下ろし、出来たての熱いままを「熱湯消毒+アルコール拭き」を済ませた保存容器に移してしっかり密閉して自然に冷まします。 長く置くなら当然脱気が必要ですが、上の材料で出来上がりは200cc弱のジャム容器1個分ですから、食べ終わるのにそう時間は掛からないんじゃないかな。 |
2008,09,12, Friday
食品偽装があれやこれやわんさと表面化して、今更「まさか」などと安穏な言葉を口にする気にもなりません。安心して口に出来る食品などありゃしないと諦観した方が却って精神衛生に良いのかも。
外に「まさか」が無いとなると、最低口に入れる物だけでも出来る範囲で手作りしたくなります。まあ、使う原料に瑕疵があっては如何ともし難いが。。。 秋刀魚のお供に、と1個18円で売られていた酢橘の鮮やかな緑が嬉しくて、5個ばかり籠に入れました。秋刀魚の付け合わせじゃなくて果実酒用。 クルクルと薄くむいた酢橘の皮と果肉、ドライの杏と白無花果、材料の半量の氷砂糖と、シナモンとクローブ。ホワイトリカーを注いで密閉したら、あとは時間にお任せ。静かな所に置いて熟成を待ちます。 辛口が好みなので、滅多に果実酒って飲まないし、数年前に作った梅酒も未だ残っているんですが、酢橘を見たら急に作りたくなりました。香り良いリキュールに育ちますように。 |
2008,10,02, Thursday
先日仕込んだ果実酒の中に入っている果物たち、酢橘の実や皮、無花果等が随分しんなりしてきたので、そろそろエキスも出た頃合いだろうと見計らい、中身を取り出してペーパータオルでお酒を濾してみました。
後ろの琥珀色のがほぼ完成品。小さなグラスに受けて飲んでみたら、おぉ、なかなか美味しい♪甘い香りが口に広がり、その後ほんのりお腹が暖まる感じ。 薬用○命酒の効能には遠く及ばないでしょうけど、ちょっとだけ体に良さそうです。もう少し寝かせておいて、夜がぐっと寒くなったら紅茶に入れて飲もっ^-^ 手前にある果物のなれの果ても無駄にせず、細かく刻んでからお鍋に入れてお砂糖を少し加えて煮詰め、冷めてから保存袋に入れて冷凍しておきました。これからの季節、パウンドケーキやシュトーレンの具として重宝に使えるもんね♪ |
2008,10,04, Saturday
先日頂いた山盛りのブドウの中に、えらく酸味の強いのが一種類入ってました。
酸っぱいと言っても平気な人は気にならない程度なんだけど、甘いと渡された蜜柑でも梅干し婆ぁ>*<になっちゃう(普段からって言うな!)タイプで、こと果物の酸味に関しては大の苦手。 腐らせて後悔する前にジュレに変身させました。 ジュレとゼリーはフランス語と英語の違いでどちらも同じもの、と言うのをたまに聞くんですが、σ(^-^)的にはゼラチンを加えたプルプルの食感=ゼリー、ゼラチン無しで作ったそのものずばりジュレジュレっとした食感=ジュレ、と昔から認識しています。つまり家のジュレはヨーグルトソースにしたりパンに付けて食べる、ジャムの延長線上の食べ物。 ブドウを房から外して鍋に入れ、約倍量の水を加え、蓋をして気長に煮くずれるまで煮る。 厚手のペーパータオル等を敷いたレードルをボールの上に置いた中に煮汁ごと移し、ブドウ液を濾しとる。原則絞らないこと。 殆ど出尽くしたところで液を鍋に戻し、ブドウの重さの4割程度の砂糖と1割弱のレモン果汁を加えて、3/2~半量程度まで煮詰めたら、熱いうちに保存容器に移す。 濾しかすの実の方は、裏ごしにかけて皮と種を取り除き、砂糖を好みの量加えてピューレにしました。こちらは肉料理のソースを作る時の隠し味にも使えます。 |