2010,04,24, Saturday
やっと晴れた空の下、連休を[連]休にするために立ち働くヒトの目を盗み、ここ数日テンション高めの豆猫が物陰を探してはマーキング。
その都度消臭スプレーとペーパータオルを両手に持って追いかけるのも疲れたので、変な声を出すと同時にベランダへ誘導し、お気に入りの植木鉢で用を足させました。=^ェ^=<こんな満足そうな顔で「し~」。 豆猫が母猫さんから「トイレはココでするのよ」と教わったのは多分神社の藪の中。普段はこの家の決まりだからとシリカゲルのトイレで仕方なく済ませていても、野性の気分が昂揚してくるこの季節は「トイレはやっぱ土!」になるのかな? 生後間もなくからヒトの手で育成された小にゃんと、生後ひと月近く母猫さんにみっちり教育された豆猫は、言ってみれば育った環境が全く違う者同士。小にゃんはおっとりした犬系でご飯もお座りして待つような猫だし、豆猫はまさに猫道まっしぐらで野良の性質も未だに濃い。こんなに性格が違う同士、よくも上手くやっていけるもんですなぁ。ヒト同士なら「性格の不一致」ととっくに家庭争議の元になってるトコだ。 余談だけど(このブログには余談以外の話が滅多に無いにもかかわらず敢えて書いとく。)数日前に書いた、ヒトたちが勝手にハチミツ君と呼んでいる猫は、小にゃんが赤ちゃん猫の時に隣家で産まれた子猫の片割れ。小さい時にちらとお姿を拝見した時はシャム猫っぽい色と見えた濃い部分が薄れ、今では頭頂部と鼻先と尻尾に濃い蜂蜜色が残ったクリーム色(断じて汚れた白じゃない)の猫に育ったようです。小にゃんと同じ年生まれなのに堂々とした風格。きっとあれから幾多の苦労を乗り越えてきたんだね。 |
2010,05,10, Monday
連休を挟んでこっち続いていた初夏の陽気が一段落し、一般的には過ごし易い(自分的には肌寒い)朝。
実地調査のために姿を見せはじめていた3~4羽のツバメの、巣作りがいよいよ本格化してきたようです。 何故か家の軒下はスルーして、西側のお隣と、そのまたお隣の軒下を器用に出たり入ったりしている多分2組のツガイ。猫が居る家はお嫌い? しきりに「カカカッ」と狩りの声をたてている豆猫が、西側の窓に顔くっつけて睨みを利かせている家では、そりゃぁ恐ろしくて寄りつく気にもならんですわね。 |
2010,05,11, Tuesday
見える所に誰かが居る場合は「うにゃんっ」と催促して洗面所の蛇口からの流水を所望する小にゃん。
喉が渇いた時が夜中やヒトらの外出中なら、渋々汲み置かれた容器の水を飲んでいるようなのに。立ってる者は飼い主でも使いたい、って魂胆か? 蛇口を調整して細く細く糸のように水を出す、ただそれだけの事なのに意外と神経を使う。 さっきまで足元に巻き付いて催促しておきながらいざ洗面台に向かうと、「そんなに喉が乾いているワケじゃないんだけどさー、まぁ、くれるって言うなら飲んであげてもイイよ」みたいな顔で勿体振ってゆるりと流し台に乗る小にゃんの、足や頭にかからないよう細心の注意を払い、日によって出方の違う(何でだ?!)水量を微調整。この際水道管から要らん音が出れば「じろっ」、水の量が多すぎても少なすぎても「ぎろっ」と睨まれる。 ゴロゴロ喉を鳴らすところをみると喜んではいるんだろうに。。。気難しいやっちゃなー。 萎縮しながらようやくベストな水量をお出しすると、左手(前足、か)を洗面台の奥縁においてちゃぴちゃぴ気の済むまで召し上がり、何回かに一度はエホエホと咽せちゃう。 こんなことで大丈夫なのか?と気になりながらも咽せている様子がなんだか可笑しくて、背中をトントンしてやりながら明後日の方を向いて忍び笑い。。。ごめんよぉ、小にゃん。 つい先日散歩した公園で、同じように水を飲んで、同じようにエホエホと咽せるボクサー(犬の方ね)さんと遭遇した。あー小にゃんと同じだ~。咽せて苦しそうな所を笑っちゃ悪いと思いつつも、同居人氏と二人でついつい笑い出してしまい、それに気付いた飼い主さんも一緒になってクスクス笑いながらすれ違った。。。ごめんよぉ、ボクサーさん。 |
2010,05,17, Monday
やるやるとかけ声だけだった裏側の草むしり、今日ようやく済ませました。去年入浴剤やお茶として活用したドクダミは、乱獲がたたって今年は大人しいんですが、ならば代わりにと生い茂るシダ類の凄まじさ。こんな狭い隙間によくもまあそんなに蔓延れたこと。
針金のような細い茎と艶のある葉っぱ、和風のグラウンドカバーとしても良い味出してるんだけど。 掃除が嫌い、とは別の意味で草むしりは大嫌い。園芸品種は良くて雑草と呼ばれる植物はダメ、の差別が気に食わないし、草を抜く度ワラワラと逃げ散る、ダンゴムシやミミズ、地蜘蛛や蟻や名も知らない虫たちの平安を取り上げてまで綺麗にする必要性はあるのか?と。野っ原にポツンと建つ一軒家に住んでいるワケじゃないから、やれ虫の発生だの見た目の悪さだの、ご近所への迷惑も考えないとならないので最終的には毟るけどさ。 作業終了後、顔や手を洗いながら目の前の鏡を見ると、鼻の頭が真っ赤。上からの日差しと下からの照り返しでこんがり焼けちゃったみたいです。あーまたシミの素がぁ。 |
2010,05,18, Tuesday
昨日、夕食の支度をしている最中に、夕方のNHKのTV番組を背中で聞いていました。コーナーの内容は先日からちょくちょく話題になっている、雀の個体数減少についての話題。50年前の1割だって。
餌(生ゴミ)を奪われた烏の餌食になったり、マンションの増加、瓦屋根の減少、原っぱが無くなった事など複合的な環境変化が原因の疑いあり、らしい。 虫はおろか雀までもがコロリとなるような農薬使ってるんじゃねーだろうな?なんてTVに突っ込みつつまとめを聞いていたら、女性アナの無神経な言葉に驚かされた。 『雀が居なくなると何か困るんでしょうか?』。。。絶句。 それって「困らなければ居なくなっても良い」ってコト?このおねーさん、朱鷺や白熊やRed Data Bookなんか、今まで一切気にした事が無いんだろうか? 仮に。100歩譲って、番組前に無神経なDから渡された原稿に、「こーゆー無邪気な質問をしらっとするように!」なんて事が書いてあったとしても、だ。それに異を唱えることもせず、澄ました顔で言ってしまえる神経が判らない。 雀、居なくなったら困るよ?将来の子どもたちが「舌切り雀」や「かわいいかくれんぼ」を聞いて、「ねーねー、スズメって何?」「チュンチュンって鳴く茶色い小鳥よ。お婆ちゃんが子どもだった頃はまだ少し残ってたけどね」って話になったら困るでしょうに? |