2009,09,11, Friday
アボガドの葉に絡みついた蜘蛛の巣の中に、光を受けて鮮やかに目立っている小さな黄色いモノが見えたので、あら、珍しい種類の蜘蛛かしら?と写真を撮ったら…蜘蛛の餌食になった小さな甲虫の死骸でした。。。近眼で見間違えたとは言え、ヤなもの撮っちゃったな。
早く気付いて外してやりゃ良かった。まぁ、蜘蛛は蜘蛛で喰っていかにゃならんのだけど。 昨今ヒトたちの生き方も浅ましくなってきて、子どもが小さいうちから弱肉強食、喰うか喰われるか、負けられない戦い、なんて叩き込んでるようなお家もあるようだけれど、もう少しヒトとしての優しさを育む方が将来明るいような気がするんですけどねー。 人の大勢居るスーパーの真ん中で「テメェ!何度言ったらわかんだよっ!ふざけんじゃねーよ!」と語気荒く、何ゴト?と見ると、若いママが子どもに喚き立てている言葉と判って愕然とした事が一度や二度じゃありません。彼女たち、一体何を育てたいんだろう? |
2009,09,20, Sunday
意識が飛ぶまで本に齧り付き、枕元の電気を消した記憶も無いまま一瞬で眠りに落ちた後は、連日の寝不足と緊張から解放された頭と体がストに突入したのか、夢の一つも見ないで朝を迎えました。
良かった。一晩中眠れずに悲しみに浸り続けるつもりなんじゃないかと自分自身を疑ってたんですが、まだ悲しみから立ち直る気力は残っていたようです。 せっせと家事に励んで、どんより考え込む時間を作らないのも前に進む一つのステップ。買い物に洗濯に掃除に料理、衣料の入れ替えに懸案の模様替え。ほら、溜めとかないで早くやれ!と背中を押してリハビリを手助けしてくれているのかも。 Time is best Counselor. 多分。 |
2009,09,22, Tuesday
天丼の器に残った海老の尻尾を見てほろり、棒々鶏を作るために割いたササミを見てほろり、マグロの柵を切りながらほろり。年のせいで涙腺が緩んでるのかも。
何が辛いと言って一番は、調理中や食事中に「それくだせー」と見つめる上目遣いをもう見られないこと。 元気な頃はその仕草が押しつけがましく、急かされてムッとする時もありましたが。 尤もササミを割いている時に身軽に肩に飛び乗ってきた小にゃんが、グルグルと喉を鳴らし舌なめずりをしながら手元を見下ろしている状況では、ゆっくり泣く暇も無いですケド。 何度も何度も悲しい思いをして、その都度真っ暗な淵に落ちる気持ちになりますが、それでも性懲り無く哀れな仔猫を見かけるとつい懐に抱えてしまう。。。難儀な性分です。 ペットロスに苦しむ日々と、楽しく過ごした懐かしい日々。天秤にかける類のものでは無いけれど、比べれば圧倒的に幸せな時間の方が多いのだから、今は100回の思い出し泣きと1回の思い出し笑いだけれど、この回数が逆転するのはそう遠いことではない筈。 |
2009,10,02, Friday
先日の夕方、急を要する病気でも無いのに混雑する時間帯の受診は拙いか?と案じながら豆猫の予防接種に動物病院へ出掛けた時のこと。
前の週末には余りの盛況ぶりを見て医院前を素通りしたのだけれど、この時は中に3組の来院者が待っているのみだったので、そう待つ事も無いだろうと受け付けで名前を書いてドアの外のベンチで待機。 それから随分時間が経っても一向に呼ばれる気配が無く、診療時間終了間際に後続の病ワン病ニャンが連れられて来るのを見るうち申し訳ない気がして受け付けに戻り、予防接種だけなので急がないから出直して来ると申し出たけれど、受け付けのお兄さん曰く「ワクチンだけなら早いですからお待ち下さい」とのこと。 ゴリ押ししても文句に聞こえそうなのでその場は引き下がったのだけど。。。以下長いので。 続き▽ |
2009,10,03, Saturday
昼食の支度をする時間帯に、幾つかの局で料理番組の放送があり、たまたまTVをかけていると一応はチェックするのだけれど、え?と思ってチャンネルを変えたら、別の局の内容もえ?だったオハナシから。
最初に映っていた「なから国営」の方では、えらく包丁使いの心許ない若いお姉さんが調理中で、二品目の浅漬けを作りましょう、と言うくだり。 やおら丸のままのキャベツを取り出してワシワシとむしって、更にちぎって皿の上に並べていくんだけど、洗わないのか?ソレ。勿論撮影前に洗いましたよ、って事かもしれんけど、表面の1枚はともかく2枚目は?3枚目は?そのまま袋に入れて揉んでましたけど…。 呆れたまま民放の長寿料理番組にチャンネルを回すと、今度はおばさまがきんぴら作ってらっしゃる最中。あら、しょう油の後に砂糖を入れるんですか?調味料は「さ・し・す・せ・そ」の順、のお約束は、きんぴらの場合は無視して良いんだっけ? 長年おさんどんを続けてきて自分流がしっかり出来ている人にとってはどうと言う問題でも無いけれど、これから料理を身に付けたいって人も見てるでしょうから、公共の放送はもちっと気配りしたら良いんじゃないかなー、と独白。 自分流と言えば、外で見かけるおでんと家のおでんの汁の色が余りに違うのが気になるんだけど(今頃かい!)、よそのお宅のおでんってしょう油味なんだろうか? 義母のおでんは確かにしょう油味の色黒さん、では実家のおでんはどうだったかと思い出してみても、日常的に酒を飲む人間の居ない女所帯ではおでん自体の出番が滅多に無かったようで、味が記憶に残っていない。初めて自分で作った時はお汁の味が判らずに「粉末おでんの素」を利用したから、以来しょう油を使わない出汁味になったのかも。 ちなみに結婚前におでんは好きじゃないと後の同居人氏(当時は別居人氏ね)に宣言され、それでも結婚後に自分が食べたくて恐る恐る食卓に載せたら、次から次と喜んで食べたところを見ると…やっぱり自分が作ってるのはおでんじゃないのか? |