2009,10,02, Friday
先日の夕方、急を要する病気でも無いのに混雑する時間帯の受診は拙いか?と案じながら豆猫の予防接種に動物病院へ出掛けた時のこと。
前の週末には余りの盛況ぶりを見て医院前を素通りしたのだけれど、この時は中に3組の来院者が待っているのみだったので、そう待つ事も無いだろうと受け付けで名前を書いてドアの外のベンチで待機。 それから随分時間が経っても一向に呼ばれる気配が無く、診療時間終了間際に後続の病ワン病ニャンが連れられて来るのを見るうち申し訳ない気がして受け付けに戻り、予防接種だけなので急がないから出直して来ると申し出たけれど、受け付けのお兄さん曰く「ワクチンだけなら早いですからお待ち下さい」とのこと。 ゴリ押ししても文句に聞こえそうなのでその場は引き下がったのだけど。。。以下長いので。 更に暫く待った後、年老いたワンコを抱えた老婦人と入れ替わりに招き入れられ、やはり帰れば良かった、とすぐに後悔。いや、待つのが嫌だったのではないんだが。 くろべーを看取ったばかりのこの時期、動物病院へ行くだけでもかなり努力を要したけれど、豆猫の避妊もそろそろしなければならないし、そうなると施術~接種(2)~接種(1)と期日を遡ったら急がなくては、と気合いを入れて出向いたところへ、見回せば病気や高齢で辛そうな犬や猫、と言う状況がキツかったワケで。 中でも、一つ前に診察を受けていた小さな飴色のトイプードルは、ブリーダーやペットショップを由来とする、とてもタチの悪い病気にかかっているとのこと。正確な病名は聞き取れなかったけれど、飼い主の落胆した様子に貰い泣きしそうになる。 耳ダニの治療をされながら小さな体をくねらせている姿が哀れで哀れで。金儲けのためなら、自分の所の管理不行き届きで苦しむ動物や、その子との楽しい生活を夢見た飼い主の哀しさなんぞ、ちっとも気にならないって事ですかね。 こうした悪質な業者を野放しにする一方、行政により殺処分される動物たちの数は月に約1000頭とか。(参考:犬と猫と人間と)今後数年で半数に減らす計画との事だが、処分をしない方法を模索する事はしないのだろうか。ヒトは一体何をしているんだろう。 |
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