繰り返す愚行
曼珠沙華 天丼の器に残った海老の尻尾を見てほろり、棒々鶏を作るために割いたササミを見てほろり、マグロの柵を切りながらほろり。年のせいで涙腺が緩んでるのかも。
 何が辛いと言って一番は、調理中や食事中に「それくだせー」と見つめる上目遣いをもう見られないこと。
 元気な頃はその仕草が押しつけがましく、急かされてムッとする時もありましたが。

 尤もササミを割いている時に身軽に肩に飛び乗ってきた小にゃんが、グルグルと喉を鳴らし舌なめずりをしながら手元を見下ろしている状況では、ゆっくり泣く暇も無いですケド。

 何度も何度も悲しい思いをして、その都度真っ暗な淵に落ちる気持ちになりますが、それでも性懲り無く哀れな仔猫を見かけるとつい懐に抱えてしまう。。。難儀な性分です。
 ペットロスに苦しむ日々と、楽しく過ごした懐かしい日々。天秤にかける類のものでは無いけれど、比べれば圧倒的に幸せな時間の方が多いのだから、今は100回の思い出し泣きと1回の思い出し笑いだけれど、この回数が逆転するのはそう遠いことではない筈。
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| ワタクシゴト::戯れ言三昧 | 06:12 PM | comments (0) | trackback (0) |
 

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