Airy*Mint

　今月は何かと落ち着かない日を過ごしています。
　普段人も寄り付かない家に2度も工事の予定、それも明日は1階リビング、次回は2階の寝室に。
　掃除が人一倍苦手なくせに、さりとて汚バちゃんだからと開き直る度胸もない半端者なので、あっちもこっちも恥をかかない程度には掃除しておかねば、と這い回る日々です｡｡｡あーめんど。

　A型で(真偽の程はともかく)塵ひとつ落としておかないような祖母と叔母に育てられたのに、何でキチンとさんがしっかり身に付かなかったかが未だに疑問なんですが。

　さ、掃除用具のあと片付けしたら、カーテンのほつれも直しておくか。
　あ。ちなみに最近の、急に雨が降るとか風が強くて肌寒い、なんて天候不良はあっしのせいではありませんので。悪しからず。

　幼少時、アレルギーのせいもある徹底した偏食だった事に気付いてからは、日々自主的に克服せんと励んだことで、今では虫食やゲテモノ食を除いた凡そ日本人の食卓に上る物なら、好き嫌い、美味い不味いはあっても大抵の物は食べられます。
　食事の席で「えー、これは」と眉を顰めて突き返さずに済むのは、これも特技の一つかと。

　最後まで食べられない方に残っていたのがこの冷やし中華。タレの味もイヤなら具の取り合わせもイヤ、何より酸味でむせ返るので、自分から所望した事は一度も無かったんですが、何故か家族全員の好物ときては作らざるを得ず、作るとなれば自分の分だけ一品別の物を、と言うのも面倒なのでいつしかお相伴するようになり、最近では難なく食べられるようになりました - 今でも好きか嫌いかと言えば後者 - 。

　と言っても今期二度めの「冷やし中華始めました♪」では、頻度は多い方ではないと思いますけど｡｡｡ね。食育は親から子へ伝えるものと思っていたけれど、我が家のコレは、間違いなく子が親を食育した例。なおしてくれて、どうもありがとです。

　連日の雨が止み、すっきりと腫れ上がった今日、叔父の三回忌で多磨墓地に出向きました。
　あんなに悪かったお天気が嘘のように青空になったのは、困ったちゃんだとばかり思っていた叔父さんって、ひょっとしたら行いが良かった？
　抜けるような空とそよぐ風、緑濃い多磨墓地で過ごす子どもの頃から馴染んだ落ち着く時間。

　祖母の法事以来お願いしている僧侶は説話の名人で、読経の後は毎回心がほわっとするお話を聞かせて貰えます。今日は、お釈迦さまが説かれた仏法は、死後のためではない、生者のためのもの、というお話しとその他いろいろ。
　うんうん、と自分の心を重ねつつ、ついうるっとしながら聞き惚れました。世俗の法に染まらず、天上にあるがままのびやかに。か。そうありたいもの。

　写真は散歩の途中で見かけた庚申塚です。かな釘流の、かなり風化して見難くなった彫りをよくよく見ると、「元禄十四辛巳年」と！ホントかいな？西暦にすると1701年、あの有名な「松の廊下」事件が起きた年だそうです。

　何日か前の夜、同居人氏がリビングのシーリングライトを見上げて真剣な表情をしていました。
　ナニ？と問うと、ライトに付いた黒いモノを指差しながら「ゴキブリの赤ちゃんじゃない？」。え、あ、そうっすか？まあ、居ても不思議はないわねぇ。
　で。二人して間抜け顔で天井を見上げること暫し｡｡｡うーん、でも何か違うんじゃないかしら。

　確かに黒い。でもゴキブリの赤ちゃんなら飛ばないでしょ？まだ羽無いだろうし。それにさ、いくら小さいとは言っても、電気が煌々と光っている所は好きじゃないかも。何よりあのお尻からピンと長く飛び出た針のようなのは何さ？

　蜂の仲間だろうと当たりを付けて、ネットで検索したらヒメバチの仲間にソックリさんが見つかりました。あんまり種類が多いので、◯◯ヒメバチ、ってとこまでは特定出来ませんでしたが、Gの赤ちゃんじゃ無いことだけは確認できたのでまあ、良し。

　虫であれ動物であれ、ちっちゃいのには目がないんで、実際のところGの赤ちゃんだとしてもそれはそれで良いんだけど、さ。

　先日購入したエアコンが来週届くので、その前に壁を綺麗にしてお出迎えしようと思い立ち、強力壁用洗剤を作って壁にペタペタし始めてすぐ、跳ね返った洗剤が左目に飛び込みました。うひゃ〜、痛い。
　慌てて洗面所に走って流水でザブザブ洗ったあと、目の洗浄液を使って更にパチパチ瞬きをして応急処置を完了しました。ふぅ、危なかった！

　今まで跳ね返るなんて事態が無かったのは、ただただ運が良かっただけかも。このまま続けるのはマズいと遅まきながら認識し、急遽花粉防護用ゴーグルを装着、頭にはタオルをきつく姉さん被りにして作業を再開しました。

　いつも通りの手順を終え、エアコンを設置する面がすっかり綺麗な元の色を取り戻したのを確認してから、厳重装備を解いて後片付けを済ませ、目の前の鏡を見てびっくり！左目が見事に赤く充血しているでやんの。まあね、これは想定の範囲内。明日まで痛みが続くようなら、近所に出来たばかりの眼科で検査して貰うつもりです。

　肝心なのはもう一つのびっくり！なんと…きつく縛ったタオルの跡が、おでこにしっかり食い込んでるんですけど。昔、仮眠から覚めた職場の専務の頬っぺたにしっかり残った畳の跡を見て、笑いたいのに笑えなかった日の事を思い出しちゃいました。

　鏡の中ワタクシ、ちょいとホラーっぽいおばちゃんですゾ。