Airy*Mint

　出掛けている途中のにわか雨、なんてのに泣かされたくないので好天だった連休を外し、今日からいよいよ梅干しの仕上げ作業を開始しました。
　洗濯物と陣取り合戦して狭いスペースを捻出し、首に巻いたタオルで容赦なく流れ落ちる汗を拭いつつ、一粒つまんでは梅酢をきって盆ザルへ。並べ終える頃には自分、絞ったスポンジ状態でした。あつぅ。

　昼間家に自分だけの時は滅多にエアコンを点けないんですが、ここ数日は余りの暑さに負け、避難場所としてリビングだけは高め設定で稼働させています。
　エアコンで冷えた部屋はどうにも苦手らしい猫らが、この暑さの中でも熱波の階段上でゴロゴロしている様子を見るにつけ、遠慮してエアコンは点けずに窓もドアも全解放し、2階で汗をかいたらリビングでひと休み、気合いを入れて2階へ戻る、ってな感じでここまで凌いでたんですが、今日は階段を登る辺りで既に気合い負けし、ついにスイッチをポチッ。

　頭頂部と首筋が冷えるのが不快なので、結局は点けたり消したりの繰り返しなんですが、振り返ってスイッチを押そうと構えたコントローラの先、吹き出し口の真下に、心地よさ気に鎮座する小にゃんの姿がありました。びっくり。
　流石の寒がりも、今日はそこが一番快適だと判断したようです。さもありなん。

　連休を避けた梅仕事スケジュールは、火・水・木と日中に干し、木曜の夜だけ月の光を浴びさせて金曜日に完成、の段取りでした。
　連休中が思ったよりずっと好天で、雨の心配などせずに干せば良かった、のが一つめのしくじり。
　それでも晴れが続いたので安心していたら、最終日の今夜になって雨が降り出しました。あちゃ～。

　さっきから遠雷が聞こえていたので、用心して取り込みはしたんですが、たった今ポツポツと落ちてきました。間一髪セーフです。しかしタイミング良く降るもんだね？

　梅干しの完成を阻止するかのような雨は迷惑だけど、自然相手じゃ太刀打ち出来ません。ひと雨降って少しは涼しくなってくれるならそれもまた佳きかな。

　すっきり晴れた空、快適な気温、乾燥した空気。ちょいと風が強いのはマイナス要因でしたが、妥当な陽気と判断して根生姜と林檎を干しました。
　夏の日差しと違って数時間でカリカリ、なんてのは期待できませんが、急ぐ物ではないのでOK。
　餌が減ってきている鳥が林檎に興味を示せば、それはそれ。一つくらいお裾分けしてやるぞ♪

　干し柿だの鯵の干物だのを本格的に大量に作るエネルギーは、何かと忙しないこの頃はちょっと枯渇しちゃってるんですが、少しだけ切って少しだけ干すこんな作業程度なら片手間で楽しめ、干し上がった色々を小さな瓶に溜め込むのがまた楽しい。

　夏以来、干し生姜入りのコーヒーを欠かさず飲んでいます。体調がどうかと聞かれれば何がどう良くなった、って実感は無いですけど、ひょっとしたら体のどこか奥の方で、免疫力が上がっているかも、と密かに期待中。

　例年この時期は梅干しの作業でヒーハーと余力もなく、ジュースを作りたいと思いつつ見ぬふりをしていた赤紫蘇。今年、梅干しを休んだ埋め合わせで(ちと違うけど)、久しぶりに作りました。
　作り方もうろ覚えなのでサイト内を引っ掻き回し、古い記事を参考に。この記事にある「ご近所の方」が、昨年亡くなったお隣りの奥様でした。

　氷砂糖をグラニュー糖(今年はコレが余ってたのだ)と上白糖に変え、お酢に加えて薬局で購入したクエン酸も入れたちょいと酸っぱめ仕様にしました。
　節電モードのこの夏には、この甘酸っぱさが丁度良いかも。うま〜、すっぱ〜♪

　2月の半ば頃から、生も乾燥もスッカーンと棚から姿を消した麹。当時は出来合いの袋入りや瓶詰めの塩麹も家の辺りのスーパーでは売り切れでした。
　その後各メーカーの出来合い塩麹は続々と店頭に並ぶようになったけれど、何軒かスーパーを回ってみても、目当ての乾燥麹は棚に書かれたお一人様一点限り、の紙だけ残して入手出来ないままでした。

　昨日、たまーに行く住宅街の小さなスーパーで久方ぶりの再会を果たし、点数制限も無かったので2袋だけ残っていたのを逡巡してから買いました。買い占めじゃないんだからねっ！＜誰にも咎められてないけど、ちょっと疚しい気がしたらしい。

　この辺は今まで、みやこ麹(発送は5月だって！)しか売ってなかったんですが、今回買ったのは初顔のマルコウ醸造という福島のメーカーの品物でした。
　素材自体に美味い不味いがあるとも思えないけど･･･どうかな？答えは10日後(笑)。