2009,05,14, Thursday
洗濯物を干しているすぐ目の前を、何か茶色っぽい色が掠めました。あ。ムクドリ。
一旦塀に着地してから地面に降り立ち、猫額庭をひょこひょこと不器用に歩き回ってます。 いつか見ていろ俺だって!(違)と自家製卵に憧れているので、庭に鳥←コレ魅力!卵を産んでくれる鶏さんじゃないのは激しく惜しいけど。。。 上から乗り出すように見ていたら、いつの間にか小にゃんも一緒になって飛び出し防止の葦簀の細い隙から、ムクドリの動きに合わせて首を振り振り真剣に覗いてました。やだ、喰う気満々だね?まあ、猫にとっちゃ小判よりは数段嬉しい獲物なんでしょうから。 先日の遠出の帰りには、車にはねられて道路脇で儚くなった茶トラをカラスが突っついている、と言うホラー並みの衝撃シーンを目にして数日気分が沈みましたが、じき2歳になる小にゃんを拾った日も近くでカラスが騒いでましたっけ。向こうからすりゃご馳走だし。 小にゃんは幸いにも鳥の「ご飯」にならずに済んだけれど、捨てられる仔猫や道端の犠牲猫を思うと、猫を放し飼いにする飼い主はどういう了見かと腹立たしく思います。 飼い主の都合で外に出された猫>他猫と接触>望まれない繁殖>病に感染>果ては車に轢かれて道路に横たわる、の最悪の構図は想像すらしないんだろうか。不幸な猫の連鎖をどこまで続けさせるんだろう。猫は家の中で飼う<常識にならんかなぁ。 ※写真はカモかも。ムクドリじゃござんせん。 |
2009,05,19, Tuesday
青々と茂った八重桜の葉に小さな穴がポツポツ開き始めました。今年もケムっ子たちの季節到来です。
ぱっと見は保護色で見つけられないけれど、葉を裏返して注意深く探すと、居た居た。まだほんの数ミリの透けるような薄緑色をしたちびっこいのがしっかり葉っぱにしがみついて、自分の体長より大きな穴を今まさに勢い良く広げている最中。凄い食欲だね。 数匹払い落としかけたんですが、葉っぱ1枚に1匹かと思うほど大勢の幼虫たちは、最終的に鳥のごはんになったりして数匹しか残らないのだから、まあ良いこのまま好きにさせとこ、と今年も見逃す事にしました。宿主の桜の木にはご難だけど。 カエルが好きと言う友人がいるので同じ趣味かと思ったら、好きなのは描き物置き物飾り物の類で実物は大嫌いだったり、はらぺこあおむしを読んで貰って喜んだ幼稚園の子たちが本物の青虫に悲鳴を上げたり。ずっと前にどこかで耳にした、3DCGの女の子にしか好意を示せない、と言う男子の発言にちょいと似てるな、と苦笑してしまった。 天気の良い日に開け放った窓から、時折蝿が飛び込んできます。小にゃんが楽しそうに追い回すんだけど、部屋中の物を落としたり果ては尻尾絡みの惨劇が起きては拙いと、蝿が落ち着いた頃を見計らって捕まえ、窓からそっと放します。 大抵の奴は手を開くと助けて貰った礼もせずに慌てて飛び去っていくのに、中に数匹義理堅いのがいて、しっかと指にしがみつきます。ただただ掌の暖かさがこの時期まだ嬉しいのかもしれないけど、蝿は懐かんでよろしいよ。 |
2009,05,20, Wednesday
叔母の連れ合いである叔父の告別式が終わり、ここ数日の心の慌ただしさから解き放されてぐたぁと虚脱しています。何を手伝った訳じゃないので疲れるのも変ですが、残された叔母を思ってぐっすり眠れなかったり、精神的には結構来てたのかも。
昨年末から年明けにかけての入退院、半年経たずに再入院、ひと月足らずで他界という急ぎ足。 短気な叔父らしい幕引きかもしれませんが、71歳…少々急過ぎる気もします。 65歳を前にして未亡人となった叔母が、ハンカチを顔に当てて嗚咽を堪える姿、従弟の小さな息子たちが「おじいちゃんは?」と無邪気に尋ねる様、どちらも切なかったんですが、叔父がメロメロに可愛がっていたビーグルが、弔問客一人一人の匂いを嗅いでは叔父を捜しているらしい姿がひときわ胸を打ちました。 叔母は勿論、従甥たちも幼い乍ら『不帰』を理解出来ているけれど、彼女はこの先ずっと『お父さんはどこに行ったのか』と疑問を持ち続けるんだろうなぁ。痛ましいこと。猫ならその辺さっぱりと忘れてくれそうですけどね。 |
2009,05,21, Thursday
ベランダ越しにジュルジュルジュッジュッとやけに煩い声が聞こえるので窓の外を見ると、白黒模様が鮮やかなシジュウカラが八重桜レストランにご来店。
虫と鳥、どちらに荷担する訳じゃないけれど、今日のところはちょっとケムさんに同情してみる…南無。 にしてもシジュウカラってこんなに変な声だった?も少し可憐な声だったと記憶してるけど。風邪ですか? ベランダに猫が長~く伸びているのが見えたから、ひょっとしたら『こっち来んじゃねーぞ』の警戒音を発してるのかも。珍しく小にゃんも見て見ぬふりです。 八重桜の枝を忙しく飛び回り、時折横ざまに枝にとまってこちらを覗き込むような仕草も見せてくれるのに、手元のデジタルカメラのシャッター速度ではとても追い切れず。。。写っていたのは飛び立ったあとの葉っぱのみでした。残念><。 フィルムカメラの頃はよく、この辺りに来るだろうと狙いを付けたままじーーっと待って、鳥だの虫だのをファインダーに捉えましたが、デジタルだと待つうちにオートパワーオフになってしまうのでその手は無理みたい。ってか実はその機能をオフにする機能はあるのに例によって自分が知らないだけかも。。。取説読まねば。 ※BINGO! 30秒~30分まで、設定可能でした。。。やれやれ何年使って初めて気にするんだか。 思い込みが激しいためか、こういうポカ多いです。取説はもっと読み易くするべし。今回他にも幾つか、あら、こんな機能もあったんだ、と新しい発見をしました。いやホント。もう随分長い付き合いになるのに、端からそう言う物だと諦めてたなんて…勿体ないことをした。 |
2009,05,28, Thursday
週間天気予報見て軽~く凹んでます。良くて土曜日、悪くすると日曜日まで、連続して雨降りだそうな。そろそろ梅雨の走りでしょうか。最も嫌いな季節到来。
自分の雨嫌いは今に始まった事じゃないですが、見ていると小にゃんも雨の日はどうにも調子が出ていないようで、普段のやんちゃが影をひそめた別猫のようなおとなしさです。ちょっと気味ワルっ。 落ち着いた老猫ばかりを数年見慣れていたので、久々に見る若猫のエネルギッシュな動きには新鮮な驚きを感じます。何せ室内を歩く時でも馬?って感じのトロットだし、階段の上り下りは何故かいつも猛ダッシュで、時には足踏み外してけっ躓いてるし、洗面ボールに飛び乗って濡れた足がホーローで滑り、ひやっとするような危ない格好で落下したり。。。平気な顔して何ともない振りをしているけど、実は結構痛いんじゃないかと思うんですけどね。 時々巻き添えを喰って猫又までが階段を走らされているのを見ると、大丈夫か、じーさん…と同情を禁じ得ないんですが、運動不足で鈍った体には少々のトレーニングも必要か、と、なるべく見て見ぬふりをしています。 とは言え説によれば(人間に換算すると…換算する意味は判らんが)90歳はとっくに超えているらしい猫又。頑張っても小にゃんのペースではちと酷だねぇ。お労しや。 |
コメント一覧
Mint | EMAIL | URL | 2009/05/29 10:38 PM | xWAk0Ojg |
ポー | EMAIL | URL | 2009/05/29 12:36 PM | zn2w0wfs |
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