2012,07,13, Friday
![]() アケビコノハの季節が去って、出るならそろそろだろうと頭上の葉っぱは警戒していましたが、まさか手摺に巻き付けた、保護色である緑のホースにちんまりくっついているとは。忍者か?お前は。 傍にあった落ち葉に乗せて、下の地面に向けて落としました。そっとね。君とボクの住む場所が違ったら、こんな酷い仕打ちはしなくて済んだのに。落下のショックでダメージを受けずに、出来れば違う場所で生きていってくれると良いが。1匹いたなら最低数十匹はいるかもしれないので、暫くは警戒を怠れませんけどね。 敵は強い刺激のある毛虫、と言うかトゲ虫ながら、刺された所が肘だったので感覚が鈍いのと、3mm程度のおチビだったせいで、いつものガムテ→洗う→虫刺されの薬、の処置で痛みはすぐに引きました。患部が指なんかだと動悸がするほど痛むんだけど。うん、肘だけなら刺させてやっても良いかな(笑)。 いつもより細心の注意力駆使して洗濯物を取り込みながら、「イラガ」の繭を思い出していました。秋の原っぱ、細い枝のY型の部分にちょこんとくっついたマーブル模様の小さな卵。大好きで、良くもぎ取って遊んだりしてましたっけ。変な子。 |
2012,07,23, Monday
![]() あっちもこっちも掃除が足りないんじゃない?と言われると返す言葉が無いんだけど。 20年以上前にも一度そんな事があって、襲われた足を出せずに暮らした事がありました。何故か虫に好かれるタチで、自分ばかり噛まれる(泣)。 凄く久し振りに殺虫剤なるシロモノを買いました。猫らを追い出した室内にスプレーし、暫く時間を置いてからハーブエッセンスを入れた水で入念に拭き掃除。普段の倍以上掃除に時間がかかっています(再泣)が、拭き残った薬剤を舐められたら大変だし。 人用の防虫剤は匂いが強いので、猫用に、舐めても大丈夫と明記してある、ニーム(インド原産のハーブらしい)で作られた虫除け剤を買いました。成分は精製水・ニームオイル・ムクロジ。防腐剤も使っていないとのこと。効きますように。 |
2012,07,31, Tuesday
![]() 最初、ご飯と水とトイレの時間以外はリビングの隅に隠れ込む、から始まり、そのうち寝室の隅っこが隠れ家になり、今ではベランダと、休眠中のPC室の、人の手が届かない奥でコソコソ暮らしている状態。 何かに怯えているらしいのは確かなようで、無理に抱えようとすると世にも哀しげな声で泣く始末。余りの嫌われようにこっちが泣きたいくらいです。 1) 飼い主にシャンプーされた豆猫がオソロシイ声を出し、その後クサイ(猫にとっては)匂いを振りまいて気持ちが悪かった。 2) 今まで猫に遠慮して滅多に出番が無かった掃除機が毎日うなり声をあげている。 3) 蚤の大量発生を危惧した飼い主から、大嫌いなコーミングを毎日強要された。 考えられる原因はこんなところだけど・・・たまたま全部重なっちゃったからなぁ。 元々小にゃんは繊細で怖がりで、何かにつけてビクビクするタチだったけど。何があってもカエルの面、な豆猫の爪の垢、煎じて少し飲ませたい気分。 |
2012,08,13, Monday
![]() 転居以来はじめての蚤の発見にはじまり、深夜のベランダで驚くほどデカいナメクジに会ったり、どこから入ったのか室内にまで蟻の侵入があったり、女郎蜘蛛が異常に大量発生していたり。 胡瓜に群がる小さな甲虫やら葉桜の影で休んでいる大きなコガネムシやら。自他共に認める「蟲愛づる」をして、もうたくさん、と辟易する虫の多さです。 不快害虫、とどれもこれも殺虫剤で一掃する、なんていう暴挙に出るつもりは毛頭無いけれど、この分ではいずれスズメバチなども出没するのでは?猫らに害があっては大変、と庭やベランダに出る度戦々恐々としています。心臓に悪い。 ツマグロヒョウモンやカラスアゲハが庭に飛来する機会が増え、それもまた普段見ていたのよりひと回りサイズが大きく立派なのだけは唯一嬉しいけれど、限度を越して顔ほどもある蝶が飛び交う熱帯ジャングル的な環境になるのはイヤだなぁ。 |
2012,08,14, Tuesday
![]() 濃紫に熟したのはほんの2〜3粒で、他は小さな緑の実のまま成長が止まりました。寂し〜。 不作の原因は昨日の話の続きでこちらも虫の害。なんとチャドクガの幼虫の仕業です。 花から実に姿を変えて間もない頃、傍に植えてある山茶花にひと群れのチャドクガの幼虫を発見したのが発端でした。高い所のひと枝で楽しそうに体を揺する幼虫たち。哀れだけれど流石に見過ごせず、明日然るべき対処をしよう、と決めた翌日猛烈な豪雨が降って幼虫たちをすっかり綺麗に洗い流してしまったのでした。 自ら手を下さずに済んだと安堵したのも束の間、彼らにとっては上手いこと、ブルーベリーの葉に落ちたようなのです。数日後に気付いた時には、ブルーベリーの葉っぱは見事にまる裸。「茶」毒蛾と言うからにはそっち系の、ツルツルした固い葉っぱがお好みかと思っていたのに、こんなのも召し上がるんですかい? 葉っぱは無くなっても、既に出来ている実は無事だろう、なんて考えは甘かった。光合成をして栄養を送ってくれる葉が無いことには実も熟しようが無いワケで。 酷い目にあって枝だけになってしまったブルーベリーの木、来年は回復して実を付けてくれるだろうかと今から気がかりです。鬼が呵う? |