2010,11,10, Wednesday
ベランダから庭を見る度、どよっと滅入る光景が目に入ってきます。元凶はジョロウグモ。
最初は控えめに小さな巣を張り、近くに小さな♂蜘蛛を従えて細々と暮らしていたのに、実入りに満足できなかったのかどんどん大きな巣に改築し、今では直径が1メートルほどの、何重にも複雑に入り組んだ構造の網を木から木へ張り巡らせています。 巣の中央には堂々と成長した大きな♀蜘蛛が、赤い腹を誇示して我が世の春を謳歌。随分治まったとは言えアラクノフォビアだった過去を思えば、目の前にこんなのが居ちゃ心中穏やかじゃないんだけど、箒で叩き落とす気にもなれません。 見当違いでなければこの蜘蛛、夏前にベランダに巣を掛けようとしていたヤツじゃないかと思っているんです。小さい蜘蛛には邪気も感じられず、それでもおっかなびっくり枝につかまらせて下に落とした、あの時の蜘蛛だったんじゃないかな?と。 数日後にブルーベリーの枝に巣を掛けたのを、収穫の邪魔とばかりに再度2~3本糸を切り、それからまた暫くして今の位置の、それもうんと高くに網を張ったのを見て、まあそこなら邪魔にならないし、目障りでもないし、と甘く考えたのが運の尽き。 今日辺り寒さに縮れた枯葉が数枚網に捕まっていたのを見る限りは、もうそろそろ店じまいだろうとは思うんですが。幸(虫にとって)か不幸(蜘蛛にとって)かあんまり条件の良い場所じゃなかったみたい。残念だったね。 |
2010,11,21, Sunday
昨夜の急な連絡で、一日だけ別居Guy経由のミニチュアダックス君を預かる事になりました。
朝連れて来られた時は、Guyに抱きついてプルプルと震えていたビビリ。家は猫家と承知で預けた先方は、リビングのケージに入れたままで結構です、の話でしたが、周囲から猫らの威嚇を受けて怯える姿が哀れで、急遽寝室に匿う事にしました。 たまに寂し気にク~ンと声を上げる以外まったく無駄吠えせず、持参したご飯を食べて水を飲み、ちゃんとシートでトイレを済ませたのを見て、随分躾が行き届いたお坊ちゃまだこと、なんて感心しつつ暫くその場を離れ、自分たちの用事を片付けるため外出しました。 で。戻ってみると出た時とは見違えるようにしっちゃかめっちゃかになった室内で、にっこり笑って「お帰り~、寂しかったよ~」なんて出迎える彼とご対面、となった次第。 棚の荷物は雪崩を起こし、使わない古毛布でカバーリングしておいた寝具を咥えて引きずり出し、先日買ったばかりの羽毛布団をシーツごと丸かじりして下さってました。 もー涙出ちゃう。幸い傷は小さかったので、布団本体は少々チクチク縫うだけで修復出来ましたが、先週買ったばかりの洗い晒しTシャツ風味のシーツは見るも無惨にボロボロ。これは買い換えるっきゃないなぁ。噛み跡はもれなくベチョベチョのヨダレ付きだし。。。 安請け合いは怪我のもと。よーく勉強になりました。ところでこの時間になってもまだお迎えが来ないんですけど。まさか愛犬遺棄では(笑)? |
2010,11,29, Monday
寒くなるにつれ猫の吸着度合いが上がっていくのは、猫好きなので喜ぶべき事ではあるんですが。。。
以前からキーボードと腹の間の隙間が定位置だった小にゃんより、最近は豆猫が居座る回数が増えているんですが、これがまた格別に寝相が悪い。 仰向き腹出し寝返りごろんごろん、そのうち足袋のように足先を開いてキーボードげしげし。 あまりにごにょごにょ動くのでもーまったくシゴトにならず、諦めて席を立ち戻ってみればいつの間に悪さしたのか、デスクトップに並ぶ見慣れないウインドウ、打ち込まれた意味不明の文字列だけならまだしも、キーボードの設定から変えられて、涙ぐみつつ修復するところからのシゴト再開。どっと疲れるぢゃないか! ベランダで一日落ち葉を追っかけ回し、くたびれればヒトの膝で爆睡。飽きたらそこらの物で好き勝手にイタズラ。その生き方羨ましすぎです。 写真は仲睦まじくワタクシのPC椅子でまったりされているお猫さまたち。夜は別の所で眠っていた筈なのに、朝になると大抵ここを占拠しています。爆睡の豆猫に猫パンチと猫キックで椅子の端まで追いやられ、なして?顔の小にゃんが愉快。 |
2010,12,17, Friday
先日、猫らの体重を量ったら、小にゃんより豆猫の方が200g多い事を知りました。
♂と♀の個体差なら概ね♂が大きい筈で、尚かつ一年の差があるのに。。。 確かに最近豆猫を見ると、顔が随分小さく見えるような気がしていました。それって体が大きくなったワリに頭が標準、ってコト?食べ過ぎだよ~。 去勢後に「これからは食べ過ぎに注意してください」と言われた小にゃんは、幼猫時代と変わらずゆっくり食べる小食タイプ。一方避妊後になんら注意を受けなかった豆猫は、急いでガツガツ食べる猫らしい子。その差が出たんでしょうか? そう言えば給餌後にふと気付くと、豆猫が気の弱い小にゃんを押し退けて「小にゃんの皿」で食事している光景を良く見かけます。自分のはちゃっかり残しておいてまず人の皿から平らげ、後でのんびり自分の分を食べる、って悪辣だなぁ。 生後数日後から乳母日傘で育てた小にゃんは何事にもビビリで、食事中も落ち着かず振り返ってはちまちま食べ、反対に豆猫は物怖じとか遠慮なんて知らない我関せずギャル。 なんだか昨今の、草食男子と肉食女子を見ているようですなぁ。 |
2010,12,20, Monday
土曜日辺りから体調が少々気になったので、開院間もない動物病院に小にゃんを連れて行きました。
一番最近キャリーに入ったのは豆猫で、避妊という相当キツイ目にあわされたのだから、持ち出したらさぞや怖がるかと思いきやまったく気にせず、ひゃーひゃーと大騒ぎの小にゃんが入るまで平然と中で寛いでいたのには呆れるやら可笑しいやら。サスガ大物。 当事者の小にゃんは、ネットインから車の中、診察室で先客(?患者か)の大型犬の姿を見るまでずっと哀れな声で鳴きっぱなし。犬の姿を見たらいっぺんで大人しくなったのはこれまた面白かったですが、本猫は生きた心地がしなかったかも。 診察結果はストレスによる突発性膀胱炎かも、だったんですが、おしっこを検査しない事には正確な診断は出せないので、とシリンジを渡されました。・猫砂を取り除いたトイレで・他の猫のと混同しないように、って複数飼いにはかなりハードルが高い採尿条件。 昼食後豆猫が眠った隙にトイレをすっぽりゴミ袋で覆い、見ていると嫌がる小にゃんが入ったのを影でこっそり確認して、運良く採尿完了。採取後30分が変質しないリミットだそうなので、急いで検査に持ち込みました。 検査の結果はストルバイトやシュウ酸カルシウムによる尿石は認められず、潜血や炎症も無し。元々飲水量が少ないところへもってきての暖房と、複数頭飼いのストレスが原因で、尿の濃度が高くなっているんだそうです。ひと安心だけど。。。もっと水飲めよぉ。 |