2010,10,13, Wednesday
プラゴミを出して家に戻り、ドアを開けた足元をさっと茶色い影が過ぎりました。えっ?
この辺りで地域猫 - 少なくとも家を含めた4軒が承認 - している、見慣れたトラ猫です。いつの間にかすっかり懐いて、外に出ると足元にすりすりしてくるようになり、出来れば家に入れて欲しそうな様子もあるので、ドアを開ける時は注意していたんですが。 悠然と玄関からリビングに向かい、階段前でちょっと立ち止まって上を窺い、そのまま豆猫が少し残した朝ご飯の容器に顔を突っ込むまでほんの数秒の出来事でした。吃驚。 完璧な野良育ちの去勢もされていない♂、まさにかかりつけの獣医師が言うところの「ケモノ」に豹変されたら収拾がつかないので、後ろからそっと近付き、猫なで声で抱き上げて、そのまま掃き出し窓から外へお帰り願いました。 今では本当に懐っこい良い子なので、出来れば保護したい気持ちはヤマヤマですが、豆猫にさえ怯える家のビクビクさん(小にゃん)がノイローゼになってしまうのは必至。 一方既に数年間戸外で好き勝手に生きてきたトラ猫くんも、今更完全室内飼いの生活になれるとは到底期待できません。ここはポリシーをぽきっと折り曲げて、外飼い猫として扱うのが彼に出来る精一杯の事なんじゃないかと思っています。 こんな雨の降る晩は、殊更切なさが募るけど。 |
2010,10,15, Friday
朝方が少し冷え込むようになってくると、二度寝の誘惑を断ち切るためにも朝は布団から勢い良く起きあがり、後ろ髪引かれつつドアを開けて部屋を出ます。
当然まだ頭はぼんやりのまま、階段の壁に寄りかかるようにズリ降りて行くんですが、その際オソロシイのが豆猫の足元攻撃。 本猫は何ら悪意もなく、ただただ一晩のご無沙汰が「淋しかったよぉ」ってなお愛想のつもりなんだろうけど、一段毎に下ろした足にスリスリされて絡まれて。危険だ!。 まさか無邪気な顔で笑いながら攻撃を加えてるワケじゃないよね?そう言えばそんなストーリーがあったような、と、昔見たヒッチコック劇場を思い出しました。 随分長い年月が経つのに、まざまざと思い出せるシーンが幾つかあります。子どもが寝る前に見るもんじゃないな。 ※日付を1日間違えてたT-T |
2010,10,27, Wednesday
こんなに早く寒さが来ると思っていなかったので、亀の水槽を暖房仕様にするのがすっかり遅れていたんですが、今日になってやっと冬モード水槽に移してやる事が出来ました。ほっ。
水が冷たくなってくると途端に餌を食べなくなるし、うっかり経験したこともない冬眠をしようなんて気になられたら大変。間に合って良かったです。 確かに粗忽者ではあるけれど、亀の処遇はきっかり考えていたのです。水替えが楽なようにと夏の間使った衣装ケース改は、材質上ヒーターを入れるにはちと不安。 で、洗って外に出しておいた以前のガラスケース、これが旧式で重たい例によって義母からのお下がりなので、最近の軽い物を新調すべく店を見て回ること数度。 丁度良いサイズが無いので新調を諦めたところで、そう言えば蓋を捨ててしまったんだっけと思い出し、塩ビ板を買ってきて穴開け加工。 ピッタリの蓋が出来たと喜んでセッティングにかかったら濾過器のフィルターを切らしていたことに気付き、今日やっと全てが揃ったという次第。 うーん。紛れもない粗忽者だ。亀、寒い思いをさせてごめんよぉ。 |
2010,10,31, Sunday
あれも見たいこれも見ようと期待していた秋の花を見る機会を逃したままで、もう10月も末日。
11月ったらもう冬の入り口なので、秋が来なかったような慌ただしさだったという感覚です。 尤も稀に見る長い夏に最初の方を削られ、更に稀に見る早い寒さの訪れに最後の方を削られ、実際秋は短かったようですが。 いつもなら抱えただけで「いやーん」と冷たく身を引き離そうとする小にゃんが、寒くなったと思ったら急に吸着率大幅アップです。子猫の頃のようにキーボードと腹の狭い隙間に入り込み、グルグルと喉を鳴らしながら一頻り腿の辺りをモミモミ、気が済んだ所で腕に頭を寄せかけて眠るんですが。。。立派な大人猫に成長した今では重いこと岩の如し。 そうかと思えば背中と椅子の背の間、あるかなきかの狭い隙間に、電車の座席をこじ開けて無理矢理お尻を突っ込むおばさんよろしく入り込んでくるので、最近は自分の方がいつも椅子から半分はみ出して座っている状態。体に悪そう~><。 腰・背筋・腕が痛いのって、半分は君の責任だよね? |
2010,11,05, Friday
もう少しで危うくヒトの道を外れるところ(笑)。
昨夜、遅い買い物から帰って野菜の整理をしていると、買ってきた茄子の袋の中から黒い小さな虫がチョロチョロと走り出ました。 大きさは5~6ミリほど。真っ黒でつやつや、小さな触角をピンピンと動かしながらお尻をちょっと上げ気味にすばしっこく動くヤツ。 いやん♪可愛いぃ~。生まれたのが嬉しくって仕方ない、見る物全てが面白くって仕方ない、ってな懸命に前向きな仕草に、飼おうかしらと一瞬思い、咄嗟に「つやくろー」と名前まで付けてチョロチョロ動き回る姿を微笑み浮かべて見てたんですが、待てよ、どこかで見た虫だなぁ、と脳を総動員した末思い出しました。あ。Gブリの赤ちゃんだ。 親とは似ても似つかない愛くるしい姿だけどいずれはアレになると知ったら、ケースで飼育と言う妄想がぱふんと音立てて消えました。そっと指でつまみ上げ、ドアを開けて外に出したんですが、別れ際「寒いけど頑張って大きくなるんだよ」と思っちまった(爆)。 |